隰帶シ比シ・ width= 譛ャ譁・∈繧ク繝」繝ウ繝・ width=
2013.3.29 「明日、安倍首相、モンゴルへ」  今岡良子さん

こんばんは 今岡良子です。
モンゴルの遊牧社会の研究をしています。

明日、安倍首相がモンゴルを訪問します。
タウントルゴイという石炭鉱山の資源開発やEPA交渉が主であることを3月24日付の日経が伝えています。

モンゴルのIAEA代表は、この3年間、核燃料サイクルのすべてのプロセスにおいて安全性を高め、核の平和利用のチャレンジを続けていきたいことを報告していますし、
タウントルゴイ炭田にはすでに火力発電所の建設が決まっているのですがいずれ、電力が不足するので、それに原発を加えて、電力不足に対応したいことも表明しています。
外務省・モンゴルで検索すると、これまでの要人往来時に何を話したか、ホームページに要点を公表しています。311 までは、石炭やウランなどの地下資源開発のためにもEPAを急ぐ、と必ずウランという言葉が書かれていましたが、311後はウランという言葉は消えました。しかし、EPA交渉は続いています。

モンゴルの反原発グループは、安倍首相の来日によって、ウラン鉱山開発、原発建設、核廃棄物処分場問題がいっきに進むのではないか、と警戒しています。
安倍首相の通る道路にプラカードを持って立ったり、デモをすることを準備してきました。
プラカードは、添付していますが、「ウランは掘らん」、「ウランは売らん」、「私たちは福島市民と連帯します」、「核エネルギー?私たちにはいらないよ」と書かれています。

モンゴルではデモは、一応警察に言っておけばいいので、許可制ではないのですが、311のデモの時は、申請を出すように言われたそうです。
今回も、緑の党党首ボウムが届けに行き、その後、呼び出され、警察の中で3人の警官に押さえ込まれる、ということが昨日伝えられました。
今日は、若手の反核のリーダー アリオンボルドが警察に呼び出され
30日にデモをすることは認めない。にもかかわらずデモをしたら、逮捕する、と言われたそうです。
それでも、反核グループはひるまず、デモをするそうです。
私は、大変心配しています。

反核グループが安倍首相に伝えたいことは、フクイチの事故が収束していないにもかかわらず再稼働を考える日本政府に対して、自分たちは福島市民と連帯し原発のない社会をめざしていること、福島の被災者のことを思えば、原発の原料であるウランを日本に売ることなど
してはいけないこと、
そんなことをしてまで豊かになりたくない、ということです。

この思いのどこが、逮捕の要件を満たしているでしょうか。

私は、嫌な予感がしています。
それが、あたらなければいいと思っています。
そのためには、日本の市民が注目して、その目で止めることが一番効果的だろうと思います。
随行する記者もたくさんいると思います。

安倍首相が、アメリカに行って、TPPを進め、今度はモンゴルに行って何をしようとしているのか。

どうか、みなさん、関心をもってください。

今岡良子