IAEA車両にドローン攻撃
オスロでノーベル平和賞受賞式が
行われていた真っ最中、ザポリージャ
では国連の核監視機関であるIAEAの
車両がドローン攻撃を受けた、という
報道です。
既に日本語メディアでも報じられて
いますが、授賞式最中にグロッシ
事務局長が急な連絡を受けて~~と
いう視点のものでして、詳細が日本語
では報じられていないように
見受けます。
そこで、IAEA自体のXページから
日本語化して紹介しますね。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
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(2024年12月11日)
<ウクライナの> ザポリージャ原発
に向かっていたIAEAの公用車に
ドローン攻撃があり、車両は深刻な
損害を受けた。この攻撃について
@RafaelMGrossiは、戦闘地帯にある
原発の安全を確保するために努力して
いるIAEAスタッフに対する攻撃など、
「容認できない」と非難した。
1:25のヴィデオ
本日、ザポリージャ原発ではIAEAに
よるサポート・支援ミッションで
あるIZAMSは、担当人員の26回目の
交代を完了したのだが、ミッション
のチームが乗る車両の1つに対し
ドローン攻撃があった。ウクライナ
領土内でのことだ。幸運にも死傷者
は出ておらず、IAEAのチームは
いずれも無事だ。人員の交代も完了
した。IAEAの事務局長として私は、
今回のIAEAスタッフに対する攻撃
を最大級の言葉で叱責する。
IAEAは今までもそうしてきているの
だが、今回、改めて <攻撃を行った
者たちや関係者すべてに対し>
あくまで自制を求める。以前から
申し上げているように、原発への
攻撃という行為は、あってはなら
ない。原発の安全性や安全保障に
かかわる人員を攻撃するなどと
いうのは、なおさらそうだ。
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原発の安全を確保する、また核物質の
盗難などを防ぎproliferationを防止
するためには、全問的なスタッフが
かなり必要となることは、言うを待ち
ません。
そうしたスタッフ自体に軍事攻撃が
なされると、事故防止も
proliferation対策もままならない、
という危険な事態に。
今回のようなテロ行為(たとえ仮に、
やらかしたのがどっかの国家の
正規軍であったとしても)が行われて
しまうと、結局は、原発とその
スタッフとは軍隊なり多国籍軍なりが
護衛しなければ~~なんてことになり
かねません。そうでなくても原発は
高価なのに、軍隊による護衛の費用
まで乗っけると ・・・ とんでも
なく高額の電力に。