どうも現在の日本社会での核発電に関する論争というか
「口論」を聞いていると、proもconも基本的な技術的事実を
無視して相手を罵倒してしまっている、という現象が
イヤになります。
たとえば、
pro — 「電力需要の増大に応えつつCO2を減らすには、
原発しかない」
⇔ 実際には、事故がない状態での原発は冷却に
グリッドなどからの電力供給を必要とするのですが、
その外部電源の電力が例えば石炭火力だったら?
それと、外部電力の供給を少なからず必要とする以上、
原発を新設しても、その出力がそのまま「その原発が供給
する電力」になるわけじゃない。(特に、定期点検中は
原発は単に ”電気くい虫” になります)
con — 「事故があったら、どうするの?」
⇔ 原発事故は確かに大問題ですが、上のconからの主張とは
かみ合っていない。
ザポリージャなどで昨今、実際に発生している問題を見れば、
原発がグリッドからの電力供給を必要とするという事実を
情報発信する必要があるはずですが、そうした発信が
聞こえてこない。
基本的な事実を見ずに口論していても、結局は罵り合いに
終わってしまうでしょう。
やれやれ、というわけで大変基本的な問題ですが、
付録 w-15) と重複するのを承知で、原発の冷却に関する
基本説明をする固定ページを作成中です。
しばらくお待ちくださいな。