RBC Ukraineのウェブサイトより
Key Zaporizhzhia nuclear plant facility repaired, yet restart still impossible
ZNPPの主要施設の修理は完了したが、それでも
まだ再稼働はできない
上の黒いメニューにある 付録 w-1) , w-3) , w-8) , w-18) など
などでも言及したように、
・ 原発には外部からの電源供給が必要で、
・ その外部電源は火力発電所だったりすることも多い
・ また外部電源そのものに問題がなくても、送配電網に
問題が発生すれば、
原発がstation blackout ⇒ 冷却不能に陥る危険性が
(最悪、メルトダウンへ)
・ 原発が発電稼働中でなくても、station blackoutに陥ると、
放射性物質の発する崩壊熱のため、火災やメルトダウンの危険性は
ある
ということですね。
それを実証する実例が、目下、ザポリージャ原発(ZNPP)で
実際に発生していることが分かる記事です。
いつもどおり、私の抜粋・要約。日本語化
< > 内は、私からの補足説明
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Key Zaporizhzhia nuclear plant facility repaired,
yet restart still impossible
(ザポリージャ原発の主要施設の修理は完了、だが再稼働は
不可能)
Lilian Oleanikさん
2026年6月27日
復旧作業の遅延の原因とは?
ZNPPでは、メインの送電線やその他のエネルギー インフラ関連
施設の修理が完了した。だがReutersの報道によれば、変電所に
損傷が残っているため、発電稼働を再開するのはまだ不可能だ。
IAEA からの報告によると、今回の修復作業はウクライナと
ロシア間で成立した一時的・局地的な停戦の一環として行われた
もので、2つの施設を対象としていた。750-kV のDniprovska
送電線と、ザポリージャ火力発電所の送電用変電所である。
この変電所は330-kV のFerosplavna-1というバックアップ用
送電網経由でZNPPに外部電源を供給するために役立っていた。
だがDniprovska 送電網はそれを他の送電網と接続する変電所が
ひどく損傷しているため、今も稼働できずにいる。
「送電線の修理は終わっているのだが、稼働させるには
まだその他の作業が必要だ」と、IAEAのラファエル グロッシ
事務局長は説明している。
この変電所の修理作業が、現在進行中だ。だが、その完了には
時間がかかる見込みだ。
ZNPPのブラックアウト
この6月3日、<ロシア軍に> 一時的に占拠されているザポリージャ
原発はまたもや外部電源を喪失した。<今回の戦争が始まって以来>
17回目のことだ。ドニプロ川の対岸にある変電所がドローン攻撃を
受けたためだ。
非常用ディーゼル発電機が必要な電力を供給したものの、核安全性に
関する深刻な問題が解消したわけではなかった。
そして6月4日朝、ザポリージャ火力発電所がロシア軍による猛烈な
砲撃を受けた。そのため、ZNPPへの電力供給が深刻に危ぶまれた。
その時点ですでにIAEAの査察官たちがZNPPを訪れており、これは
同原発を仮に占拠しているロシア当局がZNPPの損害に関する声明を
発表したことを受けてのことだった。放射線レベルには、異常は
なかった。査察の間にもドローンや銃の音が施設近くで響き、
査察チームは安全のために身を隠さざるを得ない事態もあった。
6月5日朝には局地的停戦がZNPP近くの前線では効力を発揮、
送電線の修理が可能になり核事故は防止できた。
だが6月10日になると同原発では19回目のブラックアウトが
発生した。再度、ZNPPは非常用ディーゼルで冷却などを行う
こととなった。
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結局、ヨーロッパ最大の原発は近くの火力がまともに動き、
そこからの電力(外部電源)を受け取れないと、冷却などが
できなくなって危険だ、ってことですよね。
こうした現実の問題を弁えてから、核発電の是非などを
論じませんとね。

















