Reutersのウェブサイトより
IAEA says Ukraine’s Chornobyl nuclear plant lost all off-site power on Tuesday | Reuters
Atlantic Councilの宅上シミュレーションに戻りたいのですが、
チョルノービル(チェルノブイリ)原発がstation blackoutと
いうニュースが飛び込んできたので、そちらを優先しますね。
同原発は無論、とっくに廃炉が決まっており稼働などして
おりませんが、それでも使用済み核燃料などがある限り、
冷却は続けないといけません。それが軍事攻撃でstation
blackoutに陥った、という報道です。
ただ、報道内容が極めて短いので、詳細は不明ですね。
いつもどおり、私の抜粋・要約・日本語化で紹介しますね。
< > 内は、私からの補足説明
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IAEA says Ukraine’s Chornobyl nuclear plant lost all off-site
power on Tuesday
(ウクライナのチョルノービル原発が外部電力供給すべてを
喪失 ― IAEAが火曜日に発表)
2026年1月20日
1月20日 (Reuters) – ウクライナのチョルノービル原発は
<1986年4月に発生した> 民生用核エネルギー利用での
世界歴史上最悪のカタストロフが発生した施設であるが、
それがこの火曜日 <1月20日> 朝、外部からの電力供給を
すべて喪失した。<station blackoutと呼んでます>
大規模な軍事攻撃によるもので、国連の核査察機関
<であるIAEA> がX <旧Twitter> で発表した。
IAEAによると、原発の安全に欠かせない変電所数か所が
軍事攻撃による被害をこうむった。ウクライナにある
その他の原発に電力を供給している送電線も影響を
受けた模様だ。
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幸い、下の
IDR.comウェブサイト
Chernobyl loses external power amid attacks, nuclear safety under scrutiny
による報道を見ると、今回は無事修復が終わり大事には
至らなかったそうです。
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— though power to Chernobyl has since been restore
and no immediate danger to the public has been reported.
(・・・ 現在までにチョルノービル原発への外部電力
供給は回復し、公衆への差し迫った危険は報告されていない)
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核発電の基本的な問題の1つですが、
放射性物質は「自然に」放射線を出して、他の元素に
核種変換していきますよね。(崩壊)
その際、「崩壊熱」という熱を放出します。原発が停止中
であっても、使用済み核燃料などがある限り、その発する
崩壊熱を冷まさないと、火災やメルトダウンなどの事態が
発生しうるわけですね。
この冷却に外部からの電力供給が必要、というわけです。
さらに、その外部電力が例えば石炭火力発電所から来て
いたりしたら ・・・
「原発はCO2を出さない」とか言えるのでしょうか??


