(English post below)
1月21日、またクロッキー会がありました。いつもどおり、20分のポーズを6つ。
で、2017年12月に、クロッキー会の主催者に私が、何でモデルさんの多くが20代から30代の痩せた女性ばかりなのかと、尋ねたのですね。主催者は、誠実に応えてくれました。それには、お礼を申し上げます。1月21日のモデルさんは、40過ぎの方のようでした。
ご存じのように、多くの絵描きはできるだけ多様な身体を描いてみたいものなのです。スリムな若い人たちから、年上のぼってりした人たちまで。なのに、絵画用モデルのエージェンシーで登録しているモデルさんといえば、たいていは20代の女性です。いったい、なぜ??
そのため、たとえば私は今までに、50人以上の人体を描いてきました。しかも、多くの国籍のモデルさんたちです。ところが、それなのに、40歳以上のモデルさんを描いたことは、一度もなかったのです。この1月21日までは。(モデル エージェンシーは、この辺をもっと考慮すべきですね)
で、この日の40過ぎのモデルさん、私にはとても勉強になりました。モデルさんのお腹のたるみが、肥満によるものじゃなくて、明らかに出産によるものでした。それは、乳首からも明らかでした。乳首の変形から、赤ちゃんに授乳してこられたのだろうと分かりました。
そうした「母なる偉大さ」に敬意を払いながら、20分クロッキーを描いていました。アート用モデルのエージェンシー各社も、多くのアーティストが同感であることを学んでほしいものです。
20分クロッキー
紙にチョーク
非売品 ・・ 単なるクロッキーです