The New Voice of Ukraineの報道より
ザポリージャ原発の状況について、ウクライナ
のThe New Voice of Ukraineによる報道記事
を紹介します。
いつもどおり、
私の抜粋・日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
入れないって、どういうこと??
“Urban Mirage II”
私のかなり昔の作品
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ザポリージャ原発への侵略者、
ロシアのパスポート発行を拒否
した作業員1,500人の入構を
拒否
2023年1月11日 (現地時間)
ウクライナの一般幕僚が1月11日朝の最新
情勢発表で述べたところによれば、ザポリー
ジャ原発 (ZNPP) の職員のうち約1,500名
がロシアによるパスポートの発行を拒否して
いたが、そのおよそ1,500名の同原発への
入構を、占拠ロシア軍部隊が拒否した。
同発表によると、「占拠ロシア軍が一時的に
占拠している地域で、精神的・身体的な圧力
をかけている」 そうだ。
(中略)
ロシア発行パスポートを拒否し、ロシアの
国営原子力企業Rosatomとの契約署名を
断った職員がZNPPには最大で1,500名
いるが、彼らが同原発に入構することを、
<占拠ロシア軍が> 拒否した。そうした職員
たちの通行証が取り上げられたと、
<ウクライナの> 一般幕僚は述べた。
侵略者当局はロシア国内で新規の職員を
募集しており、ザポリージャ地域から避難
した住民たちのいたアパートをロシアの言う
「国有化」 しているが、そうしたアパートを
新規職員の住居にしようとしている。
(中略)
2022年12月初めにウクライナの原子力
事業者Energoatomが報じたところによれば、
ロシア軍はZNPPの職員に対する抑圧を
強化している。
(中略)
たとえば、ロシア軍は <ウクライナ側の>
同原発職員2名に暴行を加えたうえで連れ
去った。行先は、まだ分かっていない。
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同じようでも、実は違う
“Truth Gone II”
かなり昔の、私の作品
発電所なんてものは施設ごとに特性がある
ので、たとえ同じ型の原子炉であっても
よその発電所の作業員たちを連れてきて、
「はい、今日からここの稼働をやってね」
なんてわけには、まいりません。
そうした 「現場の特性」 を無視して、
ロシアはザポリージャ原発を 「ロシアのもの」
にしたいようですね。しかしそこには当然、
「原発ドロボーが事故起こしやがった」
リスクが発生します。すでに、上の黒い
メニュー (項目は基本的に、アルファ
ベット順) にある d-6) でも指摘済み
ですね。
核発電に伴う軍事的リスクは、これ
ほど深刻なものです。