ヨンビョン再稼働??問題に戻ります

では、北朝鮮がヨンビョンの原子炉を再稼働したのか??という話題に戻りますね。

38 Northという、北朝鮮問題に話題を絞ったウェブサイトがあります。
ヨンビョン再稼働か?という問題について、そこにある記事を紹介しますね。

38 North   August 30, 2021  BY: FRANK PABIANJENNY TOWN AND JACK LIU

North Korea’s Yongbyon Nuclear Complex: More Evidence the 5 MWe Reactor Appears to Have Restarted | 38 North: Informed Analysis of North Korea
(北朝鮮のヨンビョン核施設、5MWe原子炉が再稼働されているとみられる、さらなる根拠)
リンク先の英語ページに詳細な画像があるので、参照なさってくださいな。

(私による日本語化)
ヨンビョン核化学研究センターの商用衛星による画像を見ると、この5Mwe原子炉の稼働が再開したとみられる証拠が、さらに見つかる。国際原子力機構(IAEA)が最近発表した報告の内容と合致して、8月25日撮影の画像では、この原子炉そばを流れるクリョン川へと流れ込む新設の排水路に冷却水が排水されているのがはっきりと分かる。以前からこの排水の放出こそ、原子炉が稼働していることを示す主な兆候の1つとされてきた。だが、以前にこの原子炉が稼働していた頃とは異なり、発電装置のある建築からは、まだ上記のいずれも観察されていない。

Magnoxの概念図 ・・ 熱したものは、冷やさなきゃ

Magnoxの概念図 ・・ 熱したものは、冷やさなきゃ

こうした、最近観測されている活動は、2018年春以降では初めての、原子炉の稼働を示す兆候である。今回の兆候が見られるようになって以来、この原子炉の内部と周辺では絶えず車両が行き来しており、メインテナンスないしはその他の原子炉指導のための活動を示すものと見られる。クリョン川にあるダムでも、ここ数か月にわたって作業が進行しており、これはこの5MWe原子炉と実験用軽水炉(ELWR)のための貯水池を設けるためとされている。この作業は既に完了したようだ。ただし、今後数週間内に来ると思われる季節性の洪水が、この貯水池にとっての試練となるだろう。

このELWRがすでに稼働を始めたことを示す明確な兆候は、今のところ見つかっていない。

同時に、7月初旬から現在までの一連の画像を見ると、使用済み核燃料の再処理を行う放射化学実験施設に水蒸気を供給する工場の稼働が7月初旬から今までは停止しているように思われる。今回のIAEAの報告にあるように、この2月中旬から7月初旬までという期間は、「5Mwe原子炉で中性子線放射を受けた使用済み燃料の中核部を完全に再処理する」ために必要な期間と良く重なるのだ。
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1つ忘れて欲しくないことが。北朝鮮というと、すぐに「核兵器 → 世界を敵に回す、独裁者 → 早く滅んでしまえ!」といった反応がどこかから返ってくるのですが ・・・
ヨンビョンの5MWe原子炉については、「やかんをのせたら~~」のページ e) の下の方で短く説明しております。もとから、空冷式のMagnox炉(コルダーホール型原子炉)でした。同ページの「コルダホール型 (Magnox) 原子炉が本来、どういう用途のものであったのか?」という箇所にある通り、本来Magnoxとは、兵器用プルトニウム製造と発電という二重用途のための原子炉でした。
「ほらみろ、“将軍様”は初めから、核兵器を作るつもりだったんだぜ」とおっしゃる前に、このMagnox炉は、日本が最初に導入した商用原子炉でもあったのです。やはり、ページ e) をご覧ください。なぜ、国内の反核団体などから、強烈な全国的規模での反対運動が起こらなかったのか??今も私は、不思議でなりません。大半の日本市民が、「平和利用で~~す」と騙されていたのか??

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