ハンドペイントにこだわる理由 II

では、私(わしお ひでき)が初めから絵画を学んだのかというと~~ 実は、そうではありません。
当初、18歳から20歳くらいは、ライト(光) インスタレーションを学んでいました。絵画も好きでしたが。 東京の現代アートの工房やギャラリーなどで、光源からの光をスリットなどに通す、乱反射させる、もちろん色の付いたビニールをかぶせる~~などやっていました。
ただ、私の特徴としては ・・・ 他のライト アーティストたちがレーザーだのホログラフィーだの、最先端テクノロジーを使いたがっていたのに対し、私はろうそくやランプの光を併用したのですね。光の質が、レーザーなどとまったく違うので~~

そして数年後に、結局は絵画を学び始めることになりました。この意味では、私は現代アートを学んだものの、「古い」アーティストなのでしょう。
人の手で描いたり作ったりしたものの独自性を認めるので。
もちろん、ミニマルアートの一部のように、人の手の介在をまったく感じさせない、「単なるアクリル板」による作品の意味も、それはそれで認めるのですけどね。

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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