しばらく「ウクライナ原発情勢」に注目していたので、JCPOA
再建交渉のことは、しばらくお暇しておりました。4月3日JST、
イランの国営ニュース ネットワークPress TV によれば、
合意達成に近づいているそうです。ただ、あまり詳細を述べて
いない報道なのですが。
Iran foreign minister: We are close to agreement in Vienna talks, ball in US court (presstv.ir)
いつも通り、私が抜粋・日本語化して紹介しますね。< >内は、
私からの補足説明です。
イラン外相: ウィーン会談は合意に近づいており、あとはアメリカ
側次第
2022年4月3日(日)
イラン外相によれば、2015年締結のイランとの<JCPOA>合意再建の
ためのウィーン会談で、交渉に当たっている各当事者たちは最終的な
合意到達に近づいている。さらに同外相は、この後どうなるかは
アメリカ側の決定次第だとも述べた。
イランのHossein Amir-Abdollahian 外相が上記の発言をしたのは、
日曜日に行ったAntonio Guterres国連事務総長との電話会談でのことだ。
その会談で両者は正式には共同包括的行動計画 (Joint Comprehensive
Plan of Action、JCPOA) を再建するため現在進んでいる交渉と中東
ならびに世界での現在の状況について話し合った。
イラン外務省の公表した同会談の要約によれば、「この交渉で我々は
合意に近づいており、未解決の諸問題についてのイランからの提案を、
EUの交渉団トップ(Enrique Mora)を介してアメリカ側に提示した。
今、交渉の今後はアメリカ側次第だ」 とAmir-Abdollahian は述べた。
・・・・・(中略)・・・・・
この再建交渉に参加しているその他の当事者、つまりロシア、中国、
フランス、英国、ドイツも交渉官たちが最終合意の形成に近づいて
いると述べた。
・・・・・(以下略)・・・・・
(この後は、イエメン情勢に関する記載となっています)
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どうも、どのような合意内容になりつつあるのか、などの具体的詳細が
見当たらないのですね。
最終合意に至ったら、発表されるのでしょうか?
とにかく、最終合意の発表を待ちましょう。