福島第一からの放射線の健康被害などに関しては、
小出裕章さんは言い過ぎた点があるのかも
しれません。
もっとも、そもそも彼は原子炉工学の研究者
でして、放射線医学の専門ではありません。
その彼に放射線の健康影響を尋ねてきた
オーディエンスの問題も考えるべきですね。
イタリア料理店に入って、
「大トロ握ってくれ!」 という客はオカシイ
ですよね。
それ以上に、たとえば自分の子供の健康が
心配なら、放射線医学の専門医にでも
相談すべきです!
かなり昔の、私が描いたタンクトップ作品
しかし。日本政府がどうしても核発電を
やめようとしない、根底にある理由に
ついては、彼のおっしゃることは正しいと
私は考えます。
それは、とっくに上の黒いメニュー
(項目は基本的にアルファベット順) に
ある g-3)、g-4) などで私がとっくに記した
内容をお考えいただければ、明らかでしょう。
ついでながら、この 「日本政府がどうしても
核発電をやめようとしない真の理由」 は、
何も私が勝手に推察してるんじゃ、ござい
ません。
1980年代後半に私は、東京・新宿に当時あった
クリエイティブ エージェンシーでChief
Creative Officerを務めておりました。そのとき、
原発広報の仕事が入ってきたので、エネ庁や
その周辺に出入りすることが よくあったのです。
そこで耳にしたことをもとに、私はこの
「発電と兵器の不可分性」 を察したのですね。
通常なら、この種の 「職務上知りえた機密事項」 は
non-disclosure agreementの規定のため、公に
発表してはいけません。しかし、上述のg-3),
g-4) に記してある自民党の石破茂 元幹事長が
メディアにはっきりとおっしゃったので、
すでに 「公に流布された事実」 となっており、
私もこの事実に関しては non-disclosureの
制約を全く受けておりません。ですから、
本 「やかんをのせたら~~」 でこの事実を
明言しているわけですね。
隠してたけど、もう明らかになってんじゃん!
情報源がエネ庁と周辺であっても、私のような
無名の一市民がこうした問題で何を言った
ところで、相手にされないのが世の中ってもの
でしょう。
ですから、名誉も肩書も実績もある研究者で
いらっしゃる小出裕章さんの講演ヴィデオを
もう1つ、紹介しておきましょう。
「日本政府がどうしても核発電をやめようと
しない真の理由」 とは ・・・
「5.29 小出裕章後援会 「破綻している原子力
それでもしがみつく理由」」 というヴィデオ
です。
5.29 小出裕章講演会「破たんしている原子力 それでもしがみつく理由」 – YouTube
タイム スタンプでは、36:00 – 1:05:20 あたり
です。