裏切りの再稼働と札束

Beyond Nuclear Bulletin、2025年1月
30日号より
Trump’s attack on Biden’s IRA spending could complicate Palisades restart effort – Beyond Nuclear

ご存じの通り、
・ バイデン政権下では「CO2排出の
削減」のための「原発ルネッサンス」が
進み、かなりの交付金などが支給されて
いました。
(⇔ 上の黒いメニューの終わり近くに
あるページ 付録 w-1) , 付録 w-3) ,
付録 w-8) , 付録 w-18) さらに
付録 w-16) , 付録 w-17) , 付録 w-19)
を参照)
その一例として、ミシガン州にある
Palisades(パリサデス)という老朽
原発は、いったんは廃炉が決定して
いたのですが、
旧所有者企業が、Palisadesを売却 ⇒
新所有者企業が再稼働を申請 ⇒
公的な補助金を給付 + 多くの周辺
市民からは反対の嵐
といった事態が発生しております。
上の黒いメニューでは、基本的に項目を
アルファベット順に配列しております。
そこにあるページ yards-1) , yards-2) ,
yards-3) , yards-4) も参照。

元カレ「裏切ったな~」
女と冷却塔「CO2削減のためヨ」

・ 上記の原発復活方針は、アメリカ
民主党の伝統的な方針とは矛盾するもの
なのですが。
上の黒いメニューの終わり近くにある
ページ 付録 w-4) 参照

・ で、トランプ政権に代わったことで
上記の方針にも変更がありそうです。

そうした背景を踏まえたうえで、次の
Beyond Nuclear Bulletinの記事をお読み
くださいな。

いつもどおり、
私の日本語化
<  > 内は、私からの補足説明
です。
********************************

Trumps attack on Bidens IRA
spending could complicate Palisades
restart effort
(バイデン政権によるIRA関連の支出を
トランプは非難。パリサデス原発の再稼働
の動きにも複雑な影響か)
* IRA: Inflation Reduction Act(インフレ
軽減法)のことで、2022年に制定された
アメリカ連邦法です。アメリカ国内での
クリーン エネルギー生産に関する規定
も含んでいます )

2025年1月24日

情報源は、Toledo Blade紙<オハイオ州
トレドに本拠を置く新聞> のTom
Henry氏による記事。
ただし、その記事は有料。

「クリーン」でございます~
CO2出しませんから
外部電力は石炭火力からきてたりして

2022年のインフレ軽減法に対する
大統領令、ならびに2021年のインフラ
投資・雇用法 <Infrastructure Invest-
ment and Jobs Act、IIJA、Bipartisan
Infrastructure Law [民主・共和両党の
合意によるインフラ法] とも呼ばれる。
やはりクリーン エネルギー推進のため
の政府支出を定めています> に関する
類似した姿勢のため、Palisadesという
ゾンビー原発を再稼働させたがって
いるHoltec International社が要請して
いる膨大な公金からの補助金支出も、
失くなってしまう可能性がある。
そもそも、こうした再稼働自体が、前例
のないものだ。Holtec社は上記の両法律
に基づく各種の補助金を求めており、
その合計はなんと80億ドルを上回って
いる。その大半は連邦政府からのもの
だが、一部はミシガン州からのものだ。

パリサデス原発はミシガン州 <五大湖
の南岸にあります> 南部のVan
Buren郡、South Haven市のすぐ南の
Covert Townshipという町にある。
パリサデスはミシガン湖のビーチに
面しており、この湖は水源として
シカゴ市も含む周辺住民1,600万人に
飲料水をもたらしている。

廃炉するために買い取ります ⇒ だから、
補助金ちょうだいな~ ⇒ 実は、再稼働させたいの~

パリサデス原発の以前の所有者企業で
あったEntergy社は、2022年5月
20日に同原発を廃炉とすることを決定
していた。だが <新たな所有者企業
が> パリサデス原発を買取り、表向き
は廃炉作業のための買収とされていた。
ところが実際には、連邦政府のエネル
ギー省ならびにミシガン州政府に
対して秘密裏に何十億ドルもの補助金
を申請していた。当然、税金から支出
される補助金だ。極度に故障続きで
建設から50年以上を経ている同原発を
再稼働しようというのが真の目論見
だったのだ。

国家情報リソース サービス (National
Information Resources Service、NIRS)
がIRA <に基づく支出> を分析した
ところ、IRAを根拠とする核発電への
補助金として3,800億ドル以上が承認
されていた。この分析ではIIJA法に
よる原発への補助金も取り上げており
それも何十億ドルにのぼっていた。

さらに連邦政府のファンドからローン
保証という形で74億ドルが、いわゆる
「小型モジュール原子炉」(Small
Modular Reactor、SMR)の設計認証、
建設、稼働のために支出されるが、
これは2005年のエネルギー政策法
(Energy Policy Act)と2007年12月
23日の同法の充当とに基づくものだ。
Holtecはパリサデス <の敷地> に
SMR-300という原子炉2基 (1基
あたり300MW) を新設する計画で、
わずか432エーカーの敷地でのMW数
がほぼ2倍になる。Holtecはさらに
パリサデスの兄弟原発の敷地にも眼を
とめている。つまり、すでに閉鎖され
廃炉となったビッグ ロック ポイント
(Big Rock Point)原発で、パリサデス
から北へ数百キロ離れたHayes
Township という町にある。Charlevoix
という町と Petoskeyという町の間で、
やはりミシガン湖岸に立地する。
こうしたファンドについてもトランプ
が凍結を命じるのか否かは、未定だ。

Holtecには <原発の稼働や安全に
ついての> 実績も能力もなく、それが
2年間この原子炉をほったらかしに
していた。そのため水蒸気管に自業自得
ともいうべき劣化が発生、それを
考えれば同社が2025年に同原発を
再稼働するという計画も実現が
疑われる。

ほるてく電工(株) 実は水道工事
「今年中にやりますから ・・・」

この元記事では、Beyond Nuclearの
放射性廃棄物のスペシャリストである
Kevin Kampsの発言を引用している:

メリーランドに本拠を置くBeyond
Nuclearの活動家Kevin Kampsは、
パリサデス原発の近くで子供時代を
過ごした。彼によればこの原発の安全
確保策は「極めて疑問の残るもので、
NRC <アメリカ原子力規制委員会>
は原子力業界を規制する機関である
はずなのに、その業界に振り回されて
いるのだ」

Beyond Nuclearならびに協力し合って
いる各団体では、パリサデス原発の
ゾンビ―のような再稼働に反対して
おり、それに関係する2002年以降の
インターネットでの各種投稿をすべて
まとめたものが、次のページにある。:

“Newest Nuke Nightmares at Palisades.”
Newest Nuke Nightmares at Palisades, 2022-Present – Beyond Nuclear

******************************


ちゃんと喧伝してよ~~
大きな空白になってんじゃん
私の20分クロッキー、紙に赤いペン

ページ 付録 w-4) で紹介している
Al Gore元副大統領の発言は、
核発電と不可分に絡み合ってしまう
proliferation risksを的確に指摘、
それゆえに核発電には期待できないと
しています。実に、現実的な結論です。

ところがその民主党がバイデン政権下
では方針を変更、「CO2削減のために
原発推進」という誤った路線で進んで
しまいました。
(しつこくも、ページ 付録 w-1) ,
付録 w-3) , 付録 w-8) , 付録 w-18)
さらに 付録 w-16) , 付録 w-17) ,
付録 w-19) を参照)

そしてトランプ政権になり、今度は
CO2削減など無視して化石燃料
バンザ~イ ⇒ 結果、パリサデス
への補助金は出なくなる??

という、何ともお粗末な流れですね。
そもそも、「原発はCO2を出さない」
という誤った認識が問題なのですが
・・・日本の反原発団体の皆様も、
これがご認識であることを、もっと
喧伝しませんか??

Posted in Uncategorized | 裏切りの再稼働と札束 はコメントを受け付けていません

ファトゥワだから、信用していいのね?

Newsweekのウェブサイトより
Iran’s Khamenei Halts Nuclear Weapons Program in Olive Branch to Trump – Newsweek

本件は既に日本語メディアでも取り上
げられており、実に重要な出来事です
よね。
実に世界規模で重要な問題なのですが、
例によって日本語メディアの紹介内容
は要約者が多いので、Newsweekの
英語版記事も見ておきましょうよ。

いつもどおり、
私の日本語化
<  > 内は私からの補足説明
です。

原文には olive branch というフレーズが登場しているのですが、和解や和平といった意味です

***************************************
Irans Khamenei Halts Nuclear
Weapons Program in Olive
Branch to Trump
(イランのハメネイ、核兵器開発プロ
グラムの停止を命令。トランプへの
和解の申し出か)

2025年1月22日

イランの最高指導者アヤトーラ アリ
ハメネイ師が核兵器の開発を禁じたと
報じられている。一部の見方によれば、
これは <アメリカからの> 経済制裁
の緩和について、トランプ政権との
交渉を始めようとする動きだという。

イランの「軍事法廷」(Armed Forces
Judiciary)の長が1月21日に本件の
報告を行ったと、Iran International
<という多言語デジタル ニュース報道
機関> は報じている。 これはトランプ
の大統領就任の翌日であるが、和解への
動きのように見えるからといって、
実際に核開発活動がストップするとは
限らない。

Newsweekではイランの対国連使節団
ならびにトランプの政権移行チームに
接触、コメントを求めた。通常の業務
時間帯以外の時刻に、Eメールで
求めたもの。

カネなら、やらんぞ


何処が重要なのか

核兵器開発をイランが止めたとすれば、
西側による経済制裁が引き起こした
経済問題が、<核開発に勝る> 優先
課題とされるようになった、という
ことになる。つまり、イラン政権は
財政再建を進めるため、アメリカを
はじめとする諸国との交渉に乗り出す
ことにした可能性もある。

それと同時に、イランのイスラム政権は
トランプ新政権に対処するにあたり
新たなアプローチを採用しようとして
いるという見方もできる。

覚えておくこと
イラン軍事法廷の長Ahmadreza
Pourkhaghanがテヘランで述べた
ところによれば、「他界された
イマーム <イスラム教シーア派の最高
指導者のこと> であったホメイニ師
は、敵軍に対してさえ、化学兵器や
特殊な兵器の使用を許可なさら
なかった」 そのため「<現在の>
最高指導者ハメネイ師も、その教えに
基づき、イラン イスラム共和国の
軍部が核兵器を開発することを許可
しないのだ」

<今回の核兵器開発禁止は> 経済制裁
を緩和してもらうべくアメリカとの
対話を開始するための努力の一環だ、
という見方もある。確かに、ある
イラン高官は火曜日 <21日>に対話を
開始する用意が出来ていると語って
いた。既に先日、イランはフランス・
英国・ドイツと核開発プログラムに
関する対話を開催している。

再掲、U-235濃度と用途
60%なんて、核兵器以外の何に使えるゆうねん?

 

ハメネイの発表に先立ち、2024年12月
上旬には国連のIAEAが、イランが
核開発プログラムを増強させており
ウラニウム濃縮を加速させているとの
懸念を募らせていた。 イランはウラニ
ウムを60%まで濃縮しており、これは
核兵器グレードに近い。だがイランは
その核関連活動については、<核兵器
開発という> 嫌疑を繰り返し
否定してきた。

アメリカはイランへの制裁を追加して
おり、その対象はイランの「影の艦隊」
<イラン原油を非合法市場へと密輸
するため暗躍していたとされています>
ならびに情報操作を行ったと非難を
受けているイラン政府の個々人である。
この情報操作は <アメリカの大統領>
選挙に先立ちアメリカの投票民を対象
としたものであった。前回トランプが
大統領であった時にはイランへの制裁
を強化、これは2018年にアメリカが
イランとの核合意から脱退した後での
ことであった。この核合意は、包括的
共同作業計画(Joint Comprehensive
Plan of Action)と呼ばれる。

トランプが大統領に再度就任したこと
で、さらなる制裁が追加される可能性
もある。トランプと政権メンバー
たちは <イランへの>「最大限の
プレッシャー」という対応を再開する
ことを討議しているのだ。これは、
イランが核兵器を製造する能力を
喪失させることが目的だ。

お前がそう来るのなら~~

 

関係者の見解
イランの国際法務問題担当の副大臣
Kazem Gharibabadiが火曜日 <1月
21日> に記者団に対して述べた
ところでは、 「イランはいつでも
交渉に応じられるよう準備を整えて
きた。交渉相手が準備を整えれば交渉
が始まり、何らかの結果を生み出す
はずだ。だが、相手が方針を変えた
場合、それに応じてイランも
アプローチを変えることになる」
「どの国であれ、制裁を受ければ市民
の生活にも影響が出る。それでも、
イランの方針を替えさせるという目標
は達成できなかった。論理的な必然と
して、適切な対話を再開し、制裁を
解除すべきだ」

イランのマスード ポゼシュキアン
(Masoud Pezeshkian)大統領が
先日、在テヘランの英国の新大使に
述べたところでは、「イラン
イスラム共和国には、その核関連能力
を軍事用途に使用する意図は、全く
ない。その理由はイスラム信仰であり、
最高指導者アリ ハメネイ師による
ファトゥワ <資格あるイスラム法学者
が下す、イスラム法に基づく裁断>
である」

今後の動き
制裁緩和に向けた交渉をイラン政府と
トランプ政権とが開始するのか否か
は、予断を許さない。
*******************************

待機中です 私の20分クロッキー

暫く待ってみよ~~
私の20分クロッキー

どうも英語でインターネットを
サーフィンする限り、上記以外には
今回のファトゥワに関する記事が
あまり見当たりません。そのため、
1月30日の朝(JST) 現在、真偽の
ほどを確認できずにおります。上記
にもあるように、以前にホメイニ師
も核兵器を禁じてらっしゃったのです
が、では例の濃度60% のU-235は何に
使うんだ???って疑問が生じます
よね。この問題が解明されないと、
制裁も緩和されはしないでしょう。
個人的な願望としては、西側による
制裁が効果を発揮 ⇒ イラン政府が
核兵器に手を出さないことを世界に
宣言しないとヤバいと判断、という
流れであって欲しいのですが ~~
もしそうなら、軍事的手段によらずに
核兵器を諦めさせた実例となるの
ですからね。
まあ、それを確認できるような報道が
登場するのを、しばらく待機して
おります。

Posted in Uncategorized | ファトゥワだから、信用していいのね? はコメントを受け付けていません

ロシア崩壊は既に ~~ 元米軍指揮官

英国のタブロイド紙Expressのウェブ
サイトより
Russia’s collapse ‘happening right now’ amid fears of nuclear chaos | World | News | Express.co.uk

以前にアメリカ陸軍で大将を務めた
人物が、ロシア連邦共和国の崩壊は
既に始まっていると主張している、
との記事です。
正直、私自身はロシア連邦が周辺国に
とっての軍事的脅威とならないため
には、ロシア連邦の解体しか選択肢が
ないと見ております。ただ、その場合、
既存の核兵器や核物質などを誰が
「相続」して管理するのか??
そうした問題に関する記事を紹介
します。

いつもどおり、
私の日本語化
<  > 内は、私からの補足説明
です。

一人一人はええ奴やけど、集まると~~

******************************
Putin on the brink as
Russian collapse happen-
ing right now amid fears
of nuclear chaos
(ロシアの崩壊が「すでに始まって
いる」中、崖っぷちのプーティン。
それを取り巻く核の混沌)

ロシア崩壊の結果、ロシア国内では
核の混沌、さらに亡命者の洪水が
発生する恐れ

John Varga 記者
2025年1月21日

ロシアは「崩壊」の途上にあり、
同国内で核をめぐる混沌が生じる
可能性がある。世界はそれに備えねば
ならない。そう語るのは、アメリカ軍の
上級司令官を以前に務めた人物だ。

解体 ⇒ 核兵器の取り合い + こんなとこ、おられへん

そのBen Hodges退役大将は現役時代、
在ヨーロッパのアメリカ軍司令官で
あった。

この退役大将はロシアのウクライナ侵略
について多くのコメントを残しており、
この3年近く続いている戦争でヴラディ
ミール プーティンの軍隊は破局を招き
かねない戦死者を出している。

ウクライナ軍によれば、ロシア軍の
死傷者数は80万人に上るという。
ただし、この数値は推計によって
異なる。

ウクライナ戦争のため、ロシアの
人材だけではなく経済にも大きな
圧力がのしかかっている。

Ukrainian Review紙とのインタビュー
でHodges氏は、統一国家としての
ロシアの寿命は残り少なく、ロシアは
現在より小型の数か国に分裂する
危険性があるという。

そうした国家分裂が起きた場合、
新たな亡命者のうねりが生じると
ともに、核兵器に関する混とん状態
が発生してしまう恐れがあると、
Hodges氏は警告を発している。

相続をめぐる紛争 ~ よくありますよね

「すでにロシア連邦は崩壊しつつある
と、私は見ている。その崩壊は単純な
プロセスで進んでいるわけではないが、
確かに進んでいる」と、この退役大将
は述べた。

「どんな事態になるのか、考えておく
必要がある。亡命者が大量に発生する。
核兵器をどう管理するのかも、心配だ」

「石油や天然ガス、その他すべての
資源の管理についても、心配する人たち
がいるはずだ」

「さらにロシア連邦の各地域のうち、
一部は独立を求めるだろう。その他は、
モスクワとの関係を保持したがる
だろう」

「この崩壊の結果をどのようなものに
すべきか、検討する必要がある」

この退役大将の主張では、ヨーロッパに
とってもロシアにとっても、ウクライナ
を支援しロシア軍を退散させるのは
戦略的に大切なことだ。それにより、
中国が台湾に侵略するのを抑止する
効果もある。

Hodges氏はウクライナ軍がクルスク州
を攻撃したことを「実に賢明な行為」と
称賛しており、これによりロシア軍が
明らかに揺らいだとしている。

「<クルスク攻撃により> ロシア側が
主導権を失い、今やロシアは戦略と作戦
の両面で新たな課題に対処せねばなら
なくなった」と、Hodges氏は語って
いる。

「この <クルスク攻撃は> どう
見ても、実に適切な行為だ。作戦レベル
では、優れた防衛能力の一部を必要なら
攻撃に充当できる」
*****************************

あいつらに恨みはないけど~~
解散してもらうしか・・・

私には、ロシアの人々や文化に対しては
嫌悪も恨みもありません。ただ、ロシア
による軍事的脅威とその具体化(ウク
ライナへの侵略など)という現実を見る
限り、現在の連邦共和国が存続するなら
周辺諸国は軍事的脅威に晒されましょう。
ですから、ロシア連邦の解体を私は望ん
でいるのですね。ただ、その場合、
核兵器の管理をだれがするのか??
それが問題ですね。
核兵器は一部諸国の問題ではなく、
全人類ならびに多くの他生物の生死に
関する問題です。当然、核を廃絶する
過程において、国家の在り方や編成など
も替えざるを得ない場合があると覚悟
しておくべきでしょう。
人類がいなくなったら、国家も存在
しえないのです。

Posted in Uncategorized | ロシア崩壊は既に ~~ 元米軍指揮官 はコメントを受け付けていません

「異常検出されず」⇒ つまり、問題が

福島第一からの排水、中国側は「異常検出されず」

朝日新聞社の報道
福島第一原発付近の処理水サンプル「異常検出されず」 中国紙報道

北京発、畑宗太郎 記者
2,025年1月22日

まずは、上のリンクから
記事本文をお読みくださいな

こんなゴミ、どこに捨てるんや??

「やかんをのせたら~~」では以前にも指摘しましたが ・・・
(上の黒いメニューにある固定ページ d-11) の終わりの方を参照)
”海だけを見ていると”、「じゃあ、ALPSはきちんと機能しているわけだ。トリティウム以外の放射性物質については、心配いらないんじゃないの?」となりやすいのでしょうね。
実際には「吸着」した放射性物質が大量にALPS内部に蓄積しているハズですよね。
その放射性物質をいずれ、どこかに運んで処分せねばなりませんが、どこで・どのように処分するのでしょうかねえ???

さらに、これもページ d-11) で指摘済みですが ・・・
「処分先」が見付からず、福島第一構内のALPSの中に大量の放射性物質が「滞在」を続ける場合、ロシア軍などにより「軍事標的」の1つにされてしまう可能性は、否定できないのじゃ??なにせ、そんな状態のALPSを爆破しちゃえば、格好のダーティ ボムになりかねないですからね。(上の黒いメニューにある d-6) も参照)

特にALPSが軍事標的にされた場合に危険なのは、原子炉と比べ堅牢性に劣るはずだってことですね。
原子炉は分厚い鋼鉄や鉄筋コンクリートに覆われているので、小型ミサイルが命中してもすぐに穴が開いたりはしないようです。
ところが
福島第一原子力発電所多核種除去設備(ALPS)の概要等
の画像などで明らかなように
原子炉程には頑丈ではないように見受けます。
つまり、ミサイルが命中などすれば、
ALPS内部の放射性物質は天高く巻き上げられ ~~

それにしても、上述の問題について、日本の反原発団体などから問題指摘が聞こえてこないのは、なぜなのでしょうか??

Posted in Uncategorized | 「異常検出されず」⇒ つまり、問題が はコメントを受け付けていません

付録 w-19) をアップロード

新しい固定ページ 付録 w-19) をアップロードしました。
Beyond Nuclear Bulletinの2025年1月16日号にある
記事を紹介しております。

現在、LA近郊で山火事が燃え続けていることは
ご存じのとおりですが、
山火事 ⇒ 送電グリッドに損害 ⇒ 原発への外部電力供給の
喪失 ⇒ 最悪、メルトダウン
という危険性を日本の反原発団体などは あまり指摘して
いないようですね。少なくても、私には聞こえてきません。

さすがは Beyond Nuclearさんで、この危険性を的確に
指摘してくれています。

上の黒いメニューでは、項目を基本的にはアルファ
ベット順で配列しております。
付録 w-19) をクリック!

Posted in Uncategorized | 付録 w-19) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ f-11) をアップロード

新たな固定ページ f-11) をアップロードしました。
”エビサワ闇の核ネットワーク” の件を
ページ g-9) で紹介しましたが、
そこでエビサワが密売対象の核物質を
ミャンマー産と主張していたようですが、
ほんと??
2025年1月現在、ミャンマーには核兵器も
核発電所(原発)もないハズなのですが??

それとも、ミャンマーに秘密の地下原子炉と
再処理工場でもあるの??もしそうなら、
エビサワの件を超えて大変な問題!

そこで、ミャンマーの核事情に関する
歴史や概略を、ごく短く要約しました。

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順で配列しています。
f-11) を見つけて、クリック!

Posted in Uncategorized | 固定ページ f-11) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ g-9) をアップロード

新たな固定ページ g-9) をアップロードしました。

893屋さんの組長?? が高レベル照射性物質を
密売しようとしていた、という件です。
日本語メディアでも短く取り上げられていますが、
元のUPIの記事を要約したようなものが多いです。

軍などで然るべき任務を担う人物ならともかく、
「組長??」が兵器グレードの放射性物質を
動かしていたという事実は、世界の安全保障という
点で実に重大な問題です。ですから、元のUPI記事を
しっかり読んでみましょう。

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順に配列しています。
g-9) を見つけてクリック!

Posted in Uncategorized | 固定ページ g-9) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ d-11) をアップロード

新たな固定ページ d-11) をアップロードしました。
The Financial Timesが報じている、ロシアが韓国と
日本の軍事標的を選定、将校たちの訓練も行っていた、
という機密文書を紹介しています。

茨城県の東海村にある核施設もそうした軍事標的に
なっていたということで、日本語メディアでも
取り上げられていますが、要約記事が多いですよね。
重大な問題なので、もっと詳しく元記事を読んでおく
必要がありましょう。

上の黒いメニューでは、項目を基本的には
アルファベット順で並べています。
d-11) を見つけて、クリック!

Posted in Uncategorized | 固定ページ d-11) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ f-10) (他にも) サウディ アラビア をアップロード

新たな固定ページ f-10) をアップロードしました。

上の黒いメニューでは、項目を基本的にはアルファベット順で
並べています。f-10) を見つけてクリック!

イランとイスラエルの対立が続き、イスラエルは既におそらく
核兵器を保有、イランのU濃縮が世界の憂慮を集めている最中、
当然サウディ アラビアの動きも心配ですよね。

そのサウディの核関連の動きに関する考察を、
Georgetown Security Studies Review
から私の日本語化で紹介しております。

Posted in Uncategorized | 固定ページ f-10) (他にも) サウディ アラビア をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ u-6) をアップロード

新たな固定ページ u-6) をアップロードしました。
上の黒いメニューでは、項目を基本的には
アルファベット順で配列しています。
u-6) を見つけて、クリック!

日本語メディアでも報道されたとおり、
ウクライナでは一部に「1994年に核兵器を放棄したが、
しなければよかった」という声があります。
その問題についての考察を、The Bulletin of Atomic Scientists
に見つけました。
いつもどおり、私の日本語化で紹介しております。

Posted in Uncategorized | 固定ページ u-6) をアップロード はコメントを受け付けていません