次の固定ページ制作、難航しております

次にアップロードする固定ページ、制作を進めているのですが、
難航しております。

何を取り上げたいのか??
端的に言えば、GEHによるS-PRISM(あるいは、単にPRISMとも
呼ばれています)という新型原子炉を紹介し、例によって
そのproliferation risksを指摘したいのですが ・・・
実はその一種の前身として Integral Fast Reactor (IFR) なる
「原子炉というよりも、使用済み核燃料の処理施設」が
あり、S-PRISMも「使用済み核燃料の処理装置」と見るべき
でして、「副業として発電も行う」ということなのですね。

要するに、使用済み核燃料というものが、どれだけ処分に困る
難物かが如実に表れている実例と呼べます。

「ずっと向こうまで続くのね ・・・」 私の人体デッサンより

「ずっと向こうまで続くのね ・・・」
私の人体デッサンより

しかも、IFRにもさらに「前身」があって、Experimental
Breeder Reactor II (EBR II) と呼ばれています。EBR II
では1986年に「意図的にメルトダウンを起こさせようとする」
実験が実施されたのですが、LOCA (Loss Of Coolant Accident、
冷却剤喪失)になっても原子炉内の核分裂が「勝手に」
シャットダウンしてメルトダウンしなかったことで知られています。
つまり、「原発 ⇒ メルトダウンが怖い! ⇒ 反対!」という
論理だけでは、反対する根拠が見つからない原子炉なのですね。

でも、放射性廃棄物やproliferation riskを考えるなら、反対すべき
なのですね。
やはり原子炉とは本来、「Pu という ”核ゴミ” を製造
⇒ 原爆に使う」という「核兵器製造のための装置」として
作られた装置です。ですから「核ゴミとproliferation」という
視点を踏まえて見ていかないと、本質をとらえた反対活動が
できなくなるわけです。

その視点からIFR –> S-PRISMを説明したい~~そんな固定ページを
制作中なのですが、上記だけでもお分かりのように、S-PRISMという
1つの技術を説明するのに、IFRもEBR II も説明しないといけない
わけでして。
難航しております!

もうしばらく、お待ちください!

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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