ウクライナ軍の一般幕僚、ベラルーシ市民にアピール

アストラヴェッツ原発でのテロ攻撃をロシアが
準備と、ウクライナのオンライン新聞LB.uaが報道
General Staff appeals to Belarusians: Russia prepares terrorist attack on Astravets Nuclear Power Plant – LB.ua news portal

このところ、ベラルーシの原発などを標的に
ロシアがテロ攻撃を画策 ⇒ ベラルーシ軍を
ウクライナ侵略に引き入れる
という策略を取り上げておりますが、今回は
ウクライナのオンライン報道メディアLB.uaの
記事を紹介しましょう。

いつもどおり、
私による日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。


ああ、自分の都合のためなら、人をだまして巻き込むなんて ・・・・
Croquis Café 360をベースにした、私の点描練習

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General Staff appeals to Belarusians: Russia
prepares terrorist attack on Astravets
Nuclear Power Plant
(ウクライナの一般幕僚がベラルーシ市民に
アピール: ロシアがアストラヴェッツ原発に
テロ攻撃を画策)

ロシア、ウクライナでの侵略戦争にベラルーシを
引き入れようとする

2022年11月24日

ロシア軍の特殊部隊が、ベラルーシの領土内
で挑発行動を画策している。このテロ攻撃の
標的としては必要不可欠なインフラストラク
チャー施設が考えられ、特にアストラヴェッツ
原発が問題だと、ウクライナ軍一般幕僚は
ベラルーシ市民に宛てたメッセージで述べて
いる。ウクライナ軍は、1986年のチョルノービ
原発事故でどれだけひどい惨事が起きたかを
ウクライナは忘れておらず、現在ロシアは核
施設や核技術を悪用して全世界を脅迫して
いるのだ、と強調している。

ミサイルで破壊せずとも、外部電源供給を 絶ってしまえば、原子炉をメルトダウンさせることは可能です。上の黒いメニューで d-5), d-6) を参照

ミサイルで破壊せずとも、外部電源供給を絶ってしまえば、原子炉をメルトダウンさせることは可能です。上の黒いメニューで d-5),
d-6) を参照

「ロシア指導層は自国市民の生命すら気に
しておらず、ましてやベラルーシやウクライナ
市民の生命など、どうでもよいのだ。ロシア
指導層のやり方は、何も新しいものではない。
テロ、脅し、偽装軍事工作なのだ。それだけの
悪事各種をやらかす、その目的はただ1つ。
ベラルーシをウクライナ侵略に引き入れようと
しているのだ。流血と憎悪で両国を分裂させたい
のだ。だがベラルーシは、ロシアによる侵略戦争
など必要としているのだろうか?正解は、
明らかだ。そんな必要は、どこにもない」 と、
このメッセージは告げる。

この一般幕僚が強調して訴えている点として、
ベラルーシ市民の生命と安全を決めるのは、
同市民しだいだ。一方、ベラルーシ軍の一般
幕僚は同国市民に対して、ベラルーシ憲法の
第18条を同国指導層が順守することを求めて
ほしいと、強く要請している。この第18条に
よれば、ベラルーシは自国領土から他国への
軍事攻撃をしてはならない。<今回の戦争
では> 実際にはこの憲法の規定はすでに
ある程度破られているのだが、うかうかして
いるとベラルーシはさらにこの戦争に深入り
させられることになってしまう。

はやくとまれ!! ウクライナに平和が回復されることを、祈っております!

はやくとまれ!!
ウクライナに平和が回復されることを、祈っております!

ベラルーシ市民は、嫌疑が持たれる人物の
動きを監視するよう奨励されている。ことに、
インフラストラクチャー施設近辺に注意する
ように、とのことだ。不審な動きがあれば、
法執行機関に通報するよう求められる。もし
法執行機関が対応しなければ、あらゆる手段を
尽くして国際社会に知らせてほしい、と。

一般幕僚によれば、ロシア占領軍はベラルーシ
領土からも砲撃やその他攻撃を加えてきて
いるのだが、ウクライナはベラルーシとその
市民を敵国とは見なしていない。ウクライナから
は、ベラルーシ領土に対しいかなる攻撃的
行為も行わない。それが、ウクライナの公式
立場だ。

11月20日、ウクライナの防衛省は、ロシアの
特殊部隊がベラルーシの必要不可欠なインフラ
ストラクチャー施設に一連のテロ攻撃を仕掛け
ようと画策しているとの警告を発した。さらに、
EU加盟国ならびにウクライナとの国境で
「事故」 を偽造する策略もあるようだ。
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同じニュースのようで、少し違う ・・・ やはり、軍事という問題系では、複数言語を使う必要が。

同じニュースのようで、少し違う ・・・
やはり、軍事という問題系では、複数言語を使う必要が。

日本語メディアばかり見ていると、なんやら
ベラルーシが 「巨悪に追随する小物悪役」
のような印象を受けますが、やはり指導層
と一般市民とは異なる、という広く見られる
現象を覚えておくべきですね。

ただ、これは日本でもどこでもいえること
ですが、選挙が行われている国の場合、
「投票民多数派は、なんでまたこんな
ヒドイ指導者を選出してしまったのだ?」
っていう投票民の責任を、私たちは
強く自覚しておくべきですね。

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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