Reutersの報道、日本語メディアでも広く
すでに取り上げられていますが
見出しやリードだけでなく、もう少し詳しく紹介
しておきましょう。
Only Russia’s nuclear arms preventing West from declaring war – Putin ally | Reuters
にございます。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
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2022年12月26日
プーティンの盟友、「西側の宣戦布告を防いで
いるものは、ロシアの核兵器だけだ」
David Ljunggren記者
12月25日 (Reuters) – 西側がロシアを
相手に戦争を始めていない要因は、ロシアの
核兵器とロシア政府がその使用についても
受けている規則だけだと、ヴラディミール
プーティンの最高の側近の一人が日曜日
<25日> に発表された記事で述べている。
ドミトリ メドヴェージェフ前大統領は、現在は
ロシアの安全保障評議会の副議長を務めて
いる。彼によれば、ロシア政府はキーフに
ある 「胸糞の悪くなるファシズムと呼んでよい
政権」 が排除されウクライナが全面的に非
武装化されるまで、ウクライナでの戦争を
やめないとも語っている。
同日曜日に放送された別のインタビューで
プーティンは、今回の戦争に関わっている
すべての関係者とロシアは交渉をする用意が
あると述べたが、ウクライナ政府とその西側の
支援諸国とが交渉を拒否しているとも主張した。
メドヴェージェフは大統領であった2008年
から2012年にかけては、リベラルな近代化
主義者を振舞っていたが、現在の戦争では
最もタカ派の推進論者の一人だ。絶えず
西側を非難しており、西側はウクライナの
利益のためにロシアを解体しようとしている
のだと主張している。
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核兵器の正当化主張では頻繁に、「抑止
能力」 が主張されてきましたよね。
はたして、「核抑止」 はどこまで現実なのか?
今後もそれに頼るべきなのか?
「やかんをのせたら~~」 では、今後、その
問題を考察していこうと思います。
本来、「やかんをのせたら~~」 の “本業”
とでもいうべき問題で、2021年秋にはそれ
に進みたかったのですが、
・ 2021年秋に自民党の甘利幹事長 (当時)
による 「メルトダウンしない小型炉を導入
・・・」 という主旨の発言が報じられ、
しかも日本語圏の既存の反原発団体など
からは、詳細な反応が聞こえてきません
でした。そこでそれ以後しばらく、
新型原子炉各種の事故危険性や
proliferation risksを紹介してまいりました。
・ 並行して2022年2月下旬にはロシア軍の
ウクライナ侵略が始まり、核発電の軍事的
リスク各種が現実化、あるいは浮上しており
ます。当然、「やかんをのせたら~~」 でも
取り上げてきております。
今後も必要に応じて、上記の2種類の話題は
取り上げていきますが、そろそろ 「本業」 に
戻りたいのも本音です。
そんなわけで、今後は 「核抑止」 を常に
考えつつ、何かあれば新型原子炉の問題や
ウクライナなどの核関連情勢も必要に応じて
取り上げてまいりますね。
( ? o?) じゃあ、原発問題よりも核兵器を主に
取り上げるわけ??
とか、認識されては困ります!
核兵器と核発電の不可分性を、今までずっと
訴えてきたじゃないですか。その不可分性の
故に、これら両者を廃絶した “post-nuclear
world” を呼びかけるのが、「やかんを
のせたら~~」 の仕事だと考えている
わけですね。