読者の皆様、
2022年も 「やかんをのせたら~~」 を
お読みくださり、ありがとうございます!
2023年も、軍事リスク特に proliferation risks
にフォーカスを保って post-nuclear world を
アピールしてまいります。
で、私は原発推進勢力の主張も読むのですが、
日本語のそうした主張では、軍事リスクが
あまり言及されていないのに驚きます。
つまり、日本語圏ではいまだに
原発反対派も推進派もともに、
電力供給 + CO2 ⇔ 事故危険性 + 核廃棄物
という二項対立の中に留まっている
ってことですね。
しかも、ある推進派の主張を見ていると、
太陽光発電の問題点の1つとして、
老朽化したパネルの廃棄をどうするのか?
を指摘していたりします。
なら、核廃棄物はどう廃棄するのでしょうねえ??
自分の大問題は棚上げして、相手の問題点だけ
指摘するって ・・・
そんな棚上げを、某有名大学の肩書のある論者が
平気でやらかしたりしています。
上の二項対立には、もっと深刻なリスクつまり
proliferationが抜けてますよね。
そうした最重要問題を見落としたフォーマットの中で
ディベートをしても、現実の建設性を持った
議論にはならない、という実例ですよね。
建設的な原発議論には、必ず proliferation risks を
強調して取り入れることが不可欠です。
「やかんをのせたら~~」 に同調してくださる
反核勢力が、日本語圏で増えていくことを
願っております!