Russia’s plan to sabotage Zaporizhzhia nuclear plant has been “drafted and approved” — The New Statesman

The Kyiv Independent紙 <ウクライナ
の英語オンライン新聞> ウェブ
サイトより
New Statesman: Budanov says Russia’s plan to sabotage Zaporizhzhia nuclear plant has been ‘drafted and approved’ (kyivindependent.com)

2023年7月3日

New Statesman<ロンドンに本部を置く
新聞>: Budanov says Russia’s plan to
sabotage Zaporizhzhia nuclear plant has
been “drafted and approved”

Dinara Khalilova記者

これからどうなるの?? 私のかなり昔の15分クロッキー

これからどうなるの??
私のかなり昔の15分クロッキー

緊張が張り詰めたままのザポリージャ
原発、各種報道を見ると「やかんを
のせたら~~」のページ d-6) (上の
黒いメニュー内の項目は、基本的に
アルファベット順)で述べた
3) 巨大ダーティ ボム化リスク  の実現
か??というような見出しが躍って
ますよね。

ロシア側の報道が見当たらないので、
ウクライナ側の情報を紹介することに
なりますが、その一例としてThe Kyiv
Independent 紙のウェブサイトにある、
BudanovさんとNew Statesman紙の
インタビューを見てまいりましょう。
緊迫した事態においてこそ、冷静な
観察が必要です。ただ、ロシア側
メディアによる報道も欲しい ・・・
IAEAも、再度の査察を求めている
ようですし。

いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です
**************************

New Statesman紙とのインタビューで、
ウクライナ軍の諜報チーフKyrylo
Budanov はロシア軍がザポリージャ
原発に攻撃を加えるための用意を整えた
と述べた。

いざとなれば・・・

いざとなれば・・・

 

その原発に破壊活動を実施するという決定
は既に下されているのかとの質問に対し、
Budanovは破壊活動計画は既に 「作成
済みで承認されている」と答えている。
あとは、実行せよとの命令さえ出れば、
決行されてしまう。「そうなれば、ほんの
数分で破壊活動は実施されるのだ」

Budanov が以前に発していた警告に
よれば、さらにロシア軍はこの原発の
冷却水プールに機雷を仕掛けている。
諜報のヘッドであるBudanovがNew
Statesman紙で述べているところに
よれば、冷却不能に陥った場合、原発は
10時間から14日でメルトダウンして
しまう。しかもロシア軍はその破壊活動
を短期間化できるだけの「破局の技術的
手法」も使用できる。

だがIAEAによると、先日<IAEAの事務
局長>がザポリージャ原発を訪問した際
には、新たな機雷は発見されなかった
そうだ。.

さらにウクライナ軍の諜報部が発見した
ところでは、ザポリージャ原発の6基
ある原子炉のうち4基にロシア軍は爆薬
搭載の機器を移設済みだそうだと、
New Statesman は述べている。.

ザポリージャ原発のロシア軍による破壊
工作については、以前にも報道があった。
だがBudanovによれば、「今ほど状況
が悪化したことはない」
ヴォロディミール ゼレンスキー大統領
が6月20日に諜報からの報告も引用し
ながら発表したところによれば、ロシア
政府はその不法に占拠している
ザポリージャ原発で 意図的に放射性
物質漏れを引き起こすというテロ攻撃
を検討しているそうだ。ウクライナ
内務省によれば、既に同国全土に
特殊な調整担当のセンターを設置、
ロシアによる破壊活動への対応に備えて
いるようだ。

これは火事じゃないよ~~ 「アホか!」

これは火事じゃないよ~~
「アホか!」

 

The Institute for the Study of War
(<アメリカのシンク タンク戦争
研究所>、ISW) が6月22日付で発表
したところでは、ロシアがザポリージャ
原発の破壊活動を行うぞという合図を
出しているのは、ウクライナ軍による同
原発周辺地域での反撃攻勢をさせなく
するためだ、という。

ISWによればザポリージャ原発で意図的
に放射性物質漏出事故が起こる可能性は
低いのだが、ないと言い切ることは
できない。このシンク タンクによる説明
では、放射性物質の漏出が起きて
しまえば、その制御は困難で、その時点で
の状況によっては被害をこうむるのは
ウクライナ軍以上にロシア軍となる可能性
がある。.

ヨーロッパ最大の原発であるザポリージャ
原発は、2022年3月4日以降今まで
ロシア軍の占拠下にある。
*****************************

冷静に、しかも純軍事的に考えるなら、
他国に侵略しといて旗色が悪くなった ⇒
その国の原発を破壊して巨大ダーティ
ボムとして利用
というのは、その侵略軍にも多大な被害
をもたらしえるので、賢明な選択じゃ
ありませんよね。

崩壊 ・・・

崩壊 ・・・

でも、同様の巨大愚行をダムでやらかし
てきたロシア軍のこと、その種の
自己破壊活動をやらないという
保証はありません。
今のロシア軍にできる最も賢明な
行動は、サボタージュなどを一切
あきらめ、直ちにウクライナから撤退
することですよね。

それにしても、実は私、この「ロシア軍
による原発サボタージュ」問題を調べ
ながら、気候変動問題との関連で「冷却
塔」の解説ページを作成していたのです
・・・
そして実感したのですが、やっぱり
「冷却水と気候変動」とかいうのは、
軍事リスクに比べれば「のんきな」問題
だなあと感じざるを得ないですね。
「のんき」というのは、軽視して良いっ
て意味じゃ、まったくないですよ。
重要視してますけど、戦争や原発の
ダーティ ボム化、核兵器の使用などが
行われてしまえば、それによる環境破壊
は、我々が環境保護のためにコツコツと
積み上げてきた努力すべてを、一瞬で
ぶっ潰しかねないですからね。たとえば
ある大都市で市民たちの日々のコツコツ
努力の積み重ねでCO2排出を何10%か
削減できたとしても、1発の核ミサイル
が飛んできてその大都市を焼け野原に
してしまったら ・・・そこから出る
CO2排出量は、それまでのコツコツ
努力を簡単に凌駕してしまう
しょうよ。

一寸先は ・・・ 私の20分クロッキー

一寸先は ・・・
私の20分クロッキー

やはり、反原発運動は軍事関連問題を
中心に掲げ、それを情報戦略に則り
伝達し ていかないと

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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