実は私が他の仕事に追われてしまい、
Beyond Nuclear Bulletinの記事の
日本語化紹介が、1週間ほど遅れて
しまっております。
ようやく、5月23日号からの記事、
Bulletinそのものにある本文だけを
まず紹介しますね。
Read More以降が長いのですが、
それはまた後日。
アメリカは最近まで輸入していたの
ですが、ロシアがウクライナに侵略して
いることを受け、ロシアからの核燃料
輸入をやめにしました。
ところが。
そうなると、アメリカ国内での
ウラニウム採掘も増やすことになり
・・・
そうした記事です。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
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Beyond Nuclear Bulletin
2024年5月23日
ロシアからの(精製・濃縮済み)
ウラニウム(燃料)輸入禁止
だが、その代償は誰の上に?
<アメリカ議会は> ロシアからの
ウラニウム輸入を禁止する法案を
通過、本来ならアメリカでの核発電の
恒久的な廃止に向けた段階的移行へと
つなげるべきであった。だが現実
には、この法案は新たなウラニウム
採掘と精錬を引き起こし、アメリカ
先住民たちのコミュニティを苦境に
陥れてしまっている。既に先住民
居住区には廃鉱となったウラニウム
鉱山が4,000以上もあり、しかも
適切な廃鉱処置は施されていない。
先住民の人たちは、こうした死を招く
遺産に今も苦しめられている。さらに
今回の法案には例外規定まであり、
アメリカ国内のウラニウム燃料製造
だけでは国内の原子炉からの需要に
対応できない場合には、ロシアから
の核燃料輸入を継続しても良いと
されている。ロシアがウクライナ
侵略を続けていることを受け、ロシア
に経済的制裁をさらにかけるのが
今回の法案の狙いではあるが、
アメリカのウラニウム輸入のうち
ロシアが占める比率はわずか12%に
過ぎない。<ロシアからの輸入を
禁じたことで、ウラニウムの不足が
発生するのであれば> その不足分は
カザフスタンから仕入れれば済む。
アメリカのウラニウム輸入のうち、
25%はカザフスタンからのもの
なのだ。
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Bulletin本文は以上ですが、
Read Moreをクリックすると、
さらに長い論考が登場します。
あほバカ漫画も添えて後日紹介し
ますね。
しばしお待ちくださいませ。