Ukrainska Pravda (2000年4月創設の、
ウクライナのオンライン新聞) の英語
ページより
Invaders take apartments in Enerhodar to house Russians | Ukrainska Pravda
侵略軍、エネルホダルでアパートを略奪、
ロシア人の居宅に
前回、ザポリージャ原発で多くのウクライナ
人職員がロシアのRosatomとの契約を
拒否しているとの記事を紹介しましたが、
そうなると当然予想される事態が発生中
だとウクライナのUkrainska Pravda が
報じています。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は、私からの補足説明
です。
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Invaders take apartments in Enerhodar
to house Russians
Iryna Balachuk記者
2023年1月12日
ザポリージャ州にある <ザポリージャ原発
の立地自治体である> エネルホダルは
一時的に <ロシア軍に> 占拠されているが
侵略ロシア軍が地元市民が居住している
アパートの横取りを始めた。ロシア連邦から
徴用される原発作業員たちの住居とする
ためだ。
情報源 National Resistance Center
(NRC) のウェブサイト
NRCによる報道からの引用 「 エネルホダル
は一時的に占拠されているが、侵略ロシア軍
が地元市民が居住しているアパートの横取り
を始めた。ロシア連邦から徴用される原発
作業員たちの住居とするためだ」
詳細 報道によれば、侵略者との契約締結を
拒否しているザポリージャ原発職員たちに
代わる新規職員たちを <ロシアから連れて
くるので、その住居にするため>占拠軍が
この横取りを始めたものだ。<ウクライナ側
の> 職員たちは今も、ウクライナの法規に
則り職務を引き続き行っている。
NRCによれば、原発職員たちによるロシア
領土からエネルホダルへの非合法な出張は、
体系的に行われている。ウクライナへの
「出張に行こう」 をロシア国民に勧めようと、
ロシア議会はウクライナ出張に同意した
従業員たちに手当てを給付する法案さえ
可決している。
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まったくもう~~
いかにも現在のロシア政府がやらかしそうな
事態ですね。
プーティンが1日も早く失脚し、ロシア政府
が勝機を取り戻すことを祈っております!
それにしても、原発が敵軍に占拠されて
しまうと、どれだけヤヤコシイ事態になるか、
その実例ですね。ウクライナの原発職員の
皆様が、早く本来の就労に戻れますことを。
日本にいる私たち反核勢力としては、引き
続きウクライナ市民の皆様への支援を
続けるとともに、核発電の軍事リスクに
関する情報発信などを展開していきたい
ものです。