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b-6) (原子炉の正体) フランス III
という固定ページをアップロードしました。

上の黒いメニュー (項目は、基本的に
アルファベット順で配列)で b-6) を
見つけてクリック!

“Unfit for Purpose” という2020年発表の
論文から、私の抜粋・日本語化で紹介して
おります。

フランスの核兵器導入初期の様子を調べ
なおした研究論文で、同国での核導入が
いかに理不尽なものであったかが
わかります。

フランスに限らず、日本にも核兵器導入を
訴えている声がありますが、本当に国防
戦略をよく検討したうえでの主張なの
でしょうかねえ???

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日本国の大恥!! IAEA safeguardsをフォローできなかった!

日本国の大恥!!
共同通信の報道より

昨日ここでも紹介した東海第二原発での
非常用電源の喪失ですが、あまりメディア
での騒ぎにはなっていませんよね。でも
これって、おそらく多数メディアの認識の
甘さの表れだと、私は見ています。

東海第二も含めて軽水炉では、
1) 送電グリッドからの通常の外部電源で、
平常時には原子炉や使用済み核燃料
冷却プールなどを冷却。
2) 送電グリッドの故障や停電などの場合、
原発構内にある非常用発電機などで原子炉
に送電、原子炉や使用済み核燃料冷却
プールなどを冷却。
(U-238であれPu-239であれ、放射性
物質は 「勝手に」 放射線を出しながら崩壊
しますが、その際に 「崩壊熱」 というバカに
できない熱を発するので、使用済み核燃料も
何年かは常時冷却しないといけないのです)
という仕組みになっています。

3月21日には、このうち2) が使えなくなって
いた、ってことですね。
1) はあったのだから、騒ぐことはない ・・・
というのが、多くのメディアなどの判断だった
のでしょう。
でも。
21日にもし、地震や火力発電所の故障など
が発生して、送電グリッドからの電力供給が
停止した場合、どう対応できたのでしょうか??
もちろん、東海第二原発は稼働中では
なかったのですが、使用済み核燃料の冷却
は??

しかも、
東海第二原発 自動停止した非常用発電機冷却用ポンプが復旧 – NHK茨城県のニュース
にあるように、22日現在で今回の自動停止
の原因は未解明だそうです。


あの光が消えたら ??
私の昔の20分クロッキー

さらに22日には、もっと日本国の恥とも呼ぶ
べき事態がこの1月に発生していたとの
報道もありました。

再処理工場で核監視できず IAEAの保障
措置対象
再処理工場で核監視できず IAEAの保障措置対象(共同通信) – Yahoo!ニュース

**********************
2023年2月22日 JST

原子力規制委員会は22日、日本原燃の
使用済み核燃料再処理工場(青森県
六ケ所村)で1月、核物質を扱うため保障
措置上の監視対象になっている部屋の
照明が全て消え、国際原子力機関(IAEA)
が設置したカメラで一時的に監視できない
状態になっていたと明らかにした。

規制委によると、原燃は1月28日、原発の
使用済み核燃料を扱う部屋の保守管理で、
11カ所の照明のうち8カ所を消灯して作業
するとIAEAと規制委に報告。だが使用する
予定だった残り3カ所を含む6カ所の照明
は作業前から電球切れの状態で、全ての
照明が消えて真っ暗になり、作業した約
2時間は監視できない状態だった。
*********************

これ、諸外国からは相当な疑いの目で見られ
かねない事態です。
「照明が故障したくらいで、なんでそんな国
の恥になるんだ?」 とお考えの方々も
いらっしゃるかも。
その説明のため、ろくでもない例え話を
しますが、ご容赦ください。

(疑われて当然であることを説明するため
の例え話)
あなたに配偶者がいらっしゃって、その
配偶者がある日、見知らぬ異性と腕を
組んで歩いているところを、あなたは目撃
しちゃいました。その二人は、交尾収容所
(ラブホテル) に入っていったのです。
その収容所には監視カメラがあるのですが、
フロントに頼んでカメラの録画を見せてもらう
と、あなたの配偶者と見知らぬ異性とが部屋
にいた間、監視カメラは 「故障」 していた
ようで、何も映っていませんでした ・・・
さて、あなたは、その部屋でその二人が、
いったい何をしていたと推察なさいます
か??
当然、不倫を疑いますよね?

当たり前です。
交尾収容所という場所が場所です。
監視カメラで撮影ができなかったという
事実が、さらに嫌疑を深めます。

同じ理屈で、この 「核燃料再処理工場」 で、
作業中に2時間ほど 「監視カメラでの撮影
ができなかった」 というのは、「不倫」 ならぬ
「違法な作業」 の疑いを向けられてしまう
失態なのですね。
・ 交尾収容所 = 交尾をする施設 ~~
核燃料再処理施設 = 本来は、Puを抽出
してPu型原爆の爆薬とする施設 (だから、
IAEAは英仏や日本など一部諸国を除き、
核燃料再処理を禁じているわけです)
・ 監視カメラが撮影できなかった ⇒
何か、隠している?
というわけで、当然のように諸外国からは、
「日本って、隠れて原爆作ってるの??」 と
いう疑いの目を向けられかねない、そんな
お粗末なのですね。

何やってんだあ?? 私がかなり昔、あるウェブサイト用に描いたイラストより

何やってんだあ??
私がかなり昔、あるウェブサイト用に描いたイラストより

核燃料の再処理を行うということは、
とりもなおさず 「原爆用のPu-239を抽出
したいのか?」 という疑いの目を向けられる、
ってことなのです。「例外的にIAEAから
認められているから」 というのであれば、
疑われないように万全の注意を払うべき
ですね。たとえば、照明系統が故障しても
緊急用の照明が作動して、監視カメラに
よる撮影を確保するとか。
そうでないと、国家としての信用を失い
ます。

でも、そもそも嫌疑を招くような行為は
しないのが、最も賢明な選択なのですが。

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「昨日」(2023年2月22日JST現在)、東海第二原発で非常用電源喪失

「やかんをのせたら~~」 としては珍しく、
日本の原発での事故を紹介しますね。
2023年2月22日早朝 (JST) 時点での報道
ですので、東海第2原発での非常用電源喪失
のことだろうなあ、とお察しのことでしょう。

報道記事は、下記にございます。
スクープ!東海第二原発で「非常用電源喪失」!岸田政権の「原発推進政策」に赤信号 (msn.com)
この報道によれば、
非常用電源が突然『待機状態』になり
ました。ポンプモーターに異常はなく、
外部電源が確保されていることは確認
しましたが、非常用電源停止の原因は、
今もって不明です。原因がわからない
ので、対処も未定ですが、
・・・
だそうです。
2021年3月の水戸地裁による判決は、
確かに避難計画という今回の問題とは別の
理由によるものではありましたが、
結果的に賢明な判決でしたね!

関連するYouTubeヴィデオも、すでに
ご覧になれます。
速報・東海第二原発非常用電源喪失、一体何が?週刊誌だけが報じた「スクープ!東海第二原発で「非常用電源喪失」!岸田政権の「原発推進政策」に赤信号」安冨歩東大教授。一月万冊 – YouTube

一方、日本原子力発電(株)のウェブ
サイトには、23日の朝4:30 JST時点で、
この電源喪失に関しては何の情報も
見当たりません。
東海第二発電所 | 日本原子力発電株式会社 (japc.co.jp)

Actually, 5 minutes of sleepy hands' work / 眠る手による、5分の作業
しっかりしてくれ ・・・・
私の昔の20分クロッキー
男性のモデルさん

原発に限らず、複雑なシステムというもの
には “原因が少なくてもすぐには分からない”
問題が発生するものですね。
そんな問題が発生しても、大規模・深刻な
被害につながらないのなら、まあ、社会は
それを許容してよいのかも。
しかし核発電の場合には、次の2種類の
「巨大な被害」 がありますよね。
1) 事故 → 火災、放射性物質の漏出など
2) 軍事的危険 ・・ テロ攻撃、放射性物質の
盗難、敵軍による原発占拠(現時点での
ザポリージャが実例)、原発のダーティ
ボム化 (上の黒いメニューにあるページ
d-6)参照)など

特に、2) は核兵器という地球上の生命の
存続にかかわる巨大問題につながりかねない
ですよね。日本語圏では従来、注目が
どうしても 1) に集まりやすかったので、
2) にも警告を鳴らすため、「やかんを
のせたら~~」 を一人でやっているわけ
ですね。

では、しばらく東海第2原発に関する
報道もwatchしてまいりますね。

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ザポリージャ原発でのIAEA専門家たちのローテーションをロシアが妨害と、ウクライナ外務省

The New Voice of Ukraineより
ザポリージャ原発でのIAEA専門家たちの
ローテーションをロシアが妨害と、
ウクライナ外務省
Russia interfering with IAEA work at occupied Zaporizhzhya nuclear plant — Ukraine news / The New Voice of Ukraine (nv.ua)

アメリカのバイデン大統領がキーフを
訪問したことが話題ですが、一方
ザポリージャ原発では ・・・

いつもどおり、
私の抜粋・日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

"Get outa here!"

“Get outa here!”

****************************
Russia blocking rotation of IAEA experts
at Zaporizhzhia NPP, says Foreign
Ministry

2023年2月20日

ロシア軍は占拠中のザポリージャ原発の
軍事化を続けており、
IAEAの専門家の
ローテーションを妨害していると、
ウクライナの外務省が
219日の声明で
発表した。

「ロシア連邦は国際法を踏みにじっており、
核と放射線の安全基準を無視、IAEAの
理事会決議を全く無視している。この
決議によれば、ロシア軍はザポリージャ
原発から直ちに人員も機器類も撤去
せねばならないはずなのだが」 と、
ウクライナ外務省は述べた。

「ロシアを止めなければ、ウクライナの
核施設でのその犯罪行為は大破局に
つながる恐れがある。そうした破局は、
ヨーロッパにとって未曽有のものと
なりえる」

同外務省は、ロシアによるウクライナの
民間施設に対する犯罪には、緊急の
国際的対応が必要だと告げている。
この犯罪行為としては、ザポリージャ
原発の占拠、IAEAの活動への妨害、
<IAEAの> 国際的専門家たちの生命
への脅威などが挙げられる。

「ウクライナは国際社会に対し、
ロシアの国営核エネルギー公社Rosatom
やその系列各社機関、その他ロシアの
核エネルギー部門の主要プレイヤーへの
制裁の拡大を求める」 とも外務省は
述べている。

「さらに、核技術分野でのロシアとの
協力を完全にやめるよう、そしてIAEA
でのロシアの特権や権利を制限するよう、
強く緊急に要請する」
*********************

北朝鮮といい (上の黒いメニュー
(項目は基本的にアルファベット順) に
あるページ c-5))、イスラエルといい
(ページ c-4))、IAEAという国際機関
が存在していても、主権国家による核開発
や侵略行為などを止めさせられない場合
が実際にあるわけですね。
核兵器と核発電とは、やはり廃絶するしか
ないことの証左でしょう。

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今度は南ウクライナ原発至近距離をロシア軍の巡航ミサイルが

固定ページ b-4), b-5) の制作に時間が
かかり、しばらくウクライナの原発関連の
ニュース紹介をしませんでした。
その間にグロッシ事務局長のモスクワ
訪問などの出来事がありましたので、
事態が少しは良い方に進むのを希望
してらっしゃったと思います。

で、私はもっと早く見つけるべきだったの
ですが
The New Voice of Ukraineという
ウクライナの英語ニュース ウェブサイトが、
あります。
Ukraine News Premier Independent English-language Source — The New Voice of Ukraine (nv.ua)
皆様も、英語ニュースが読める方々は、
ぜひこの英語ニュースのサイトをお読み
くださいませ。
日本語メディアではあまり報じられていない
ニュースも散見されます。
今回も、その1つ

そのサイトから、
Two Russian cruise missiles fly dangerously close to South Ukrainian NPP – Energoatom / The New Voice of Ukraine (nv.ua)
にある
Two Russian cruise missiles fly dangerously
close to South Ukrainian NPP – Energoatom
という記事を紹介しますね。

いつもどおり、
私による抜粋・日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

20-min croquis / 20分クロッキー
Under pressure —
私の20分クロッキー
男性のモデルさんです

*********************
Two Russian cruise missiles fly dangerously
close to South Ukrainian NPP – Energoatom

2023年2月18日

218日の朝、ロシアがウクライナに対する
ミサイル攻撃を行ったが、ロシアの巡航
ミサイル2発が南ウクライナ原発の極めて
近くを飛行し危険性があったと、ウクライナ
の国営核事業公社Energoatom2
18
日にTelegram <というソーシャル
メディア> で報じた。 

この飛行物体はピヴデニー ブーフ川に
沿ってミコライフ州のペルヴォマイスクという
町めがけて移動していたが、その際に南
ウクライナ原発に危険なほど接近した。
<地図は、次を参照
南ウクライナ原子力発電所 – Bing 地図
南ウクライナ原発から西北に40㎞程の
地点に、ペルヴォマイスクがあることが、
お分かりと思います。>

敵であるロシア軍の巡航ミサイルによる南
ウクライナ原発そばの飛行が記録されたのは、
<現地自国で> 午前8:25 と 8:27 の
ことだ。

「原子炉を標的にすれば、核災害が発生し
かねない。その危険が、また高まっている」
と、Energoatom は述べている。

「ロシア連邦による各テロリズムが繰り返され
たことになり、これは全世界の安全を脅かす」

Energoatom によれば同社はIAEAに対し、
ロシア連邦による核テロリズムをやめさせる
ためあらゆる手段を講じるよう、要求したとの
ことだ。特に、ウクライナのすべての核施設
の上空に飛行禁止区域を設けるよう求めた。
次の<211日付の>記事もお読み
ください:

 Reactor at Khmelnytskyi NPP shut down after Russian missile attack

(クメルニツキー原発の原子炉、ロシア軍の
ミサイル攻撃があり停止)
************************

"Urban Mirage II
歪んだ赤い空 ・・・
“Urban Mirage II”
私の仮昔の作品

1回爆発すると終わりの核弾頭も甚大な被害
をもたらしますが、何十年か稼働した原子炉
の内部にはもっと大量の放射性物質が
たまっているので、核物質漏出に関する
限りは、原子炉の損壊は核弾頭爆発よりも
ひどい汚染を招きかねません。
確かに、「全世界の安全を脅かす」 の
ですね。

ロシア政府が勝機を取り戻してくれることを、
引き続き祈っております!

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b-5) (原子炉の正体) をアップロード

固定ページ b-5) をアップロードしました。
フランスでの各導入の歴史を説明する文書
French Nuclear Programの後半を、
私の抜粋・日本語化で紹介しています。

本来、キュリー博士などが「平和利用」に
とことんこだわって導入した核エネルギー
技術が、結果的には核兵器の開発・保有
になってしまった、悲惨な歴史です。

しかも、核実験で多数の人たちを巻き添えに ・・・

上の黒いメニューでは、項目を基本的には
アルファベット順に配列しております。
b-4) をお読みになった方は、b-5) をクリック!

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固定ページ b-4) (原子炉の招待) フランス I をアップロード

ページ シリーズ b-x) に追加するのは、
久しぶりです。今回は、フランスでの
核導入の歴史を。

Atomic Heritage Foundationのウェブ
サイトにある
French Nuclear Programという
文書から、私が抜粋・日本語化して紹介
しております。

長い文書なので、今回はその前半を。
後半は、後日アップロード予定の
b-5) で。

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順で配列しております。
b-4) を見つけて、クリック!

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フランスでの核の事始め、まだ作成中です

新しい固定ページ、 b-4) をまだ作成中
です。
フランスでの核導入の歴史に関する
文書を日本語化して紹介しようとして
いるのですが、フランスで核エネルギー
利用を担当していた当の科学者たちが
平和利用にこだわっていたのに、
結局はフランスは核兵器を保有する
結果になってしまいましたよね。

これは重要な過去の事実の紹介なので、
ぜひとも日本語化して紹介したいの
ですね。
ただ、元の英語文章が長い~~
そのため、2つに分けて今回は前半を
紹介します。

今しばし、お待ちくださいませ。

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IAEAヘッドのロシア訪問の前に、ロシア軍が 「従来よりも大型の」 ミサイルでザポリージャを攻撃

インドの右派メディア、REPUBLICWORLD.COM
のウェブサイト報道記事より
Russia’s forces hit Zaporizhzhia by ‘largest’ missile strike ahead of IAEA chief’s visit | Russia Ukraine Crisis (republicworld.com)

下の1月29日の投稿でもお断りしたように、
このREPUBLICWORLDの報道には幾度か
問題点が指摘されているのですが、
やはり多様な視点からの報道を見てみよう、
ってことで私の抜粋・日本語化で紹介
しますね。
いつもどおり、< > 内は私からの補足
説明です。

それにしても、ロシア政府には早く正気を
取り戻してもらいたいものです!

20-min de Kooningesque / 20分、デ クーニング風
血まみれの暴挙は、もうたくさん!
私の20分クロッキー

***********************
Russia’s Forces Hit Zaporizhzhia By
“largest” Missile Strike Ahead of IAEA
Chief’s Visit

ザポリージャ市評議会のAnatolii Kurtiev
事務官がTelegram <というソーシャル
メディア> への投稿で述べたところによると、
2月10日の午後4時ごろ <現地時刻で
しょう。JSTでは午後11時ごろ> にロシア軍
がザポリージャ地域に対して攻撃を加えた。

Zaini Majeed 記者
2023年2月10日
****************************

侵略ロシア軍はウクライナ東部にあるドンバス
地区のクレミンナという町周辺で攻勢をかけ、
バクムートの先頭に猛烈な圧力を加えている
が、ウクライナ当局は金曜日 <2月10日>、
ザポリージャのエネルギー インフラストラク
チャーに対し17回の攻撃があったと発表した。
ニコラエフ地域のオチャコフ <西南部の海岸
地域> にある標的にも、数回の砲撃が加え
られた。

ザポリージャ市評議会のAnatolii Kurtiev
事務官がTelegramへの投稿で述べたところ
によると、2月10日の午後4時ごろにロシア
軍がザポリージャ地域に対して熾烈な攻撃を
加えたこれは、ロシアがウクライナへの全面
戦争を開始して以来、最大規模の攻撃で
あったという。また <東部のロシアとの国境
地帯にある> カーキフにある重要なインフラ
数か所も砲撃で破壊されたと、カーキフの
Ihor Terekhov市長が述べている。


いいかげんにして!
私の20分クロッキー

グロッシのロシア訪問に先立って
の攻撃

ヨーロッパ最大の原発であるザポリージャ
原発に対してもまた攻撃があり、これは
IAEAのラファエル マリアーノ グロッシ事務
局長が今週予定しているロシア訪問に先立っ
て行われた。この訪問では、原子炉が6基
あるザポリージャ原発周囲に非武装安全
地帯を設けるための交渉を行う計画で、同
原発は2022年3月以来今までロシア軍が
制圧している。先頭の前線に配備されている
各部隊間では止むことなき砲撃が交わされて
おり、同原発の一部は損害を被っており、
緊急用のディーゼル発電機を使用して
<原子炉冷却などのための外部からの>
電源としている。

一方、タス通信の報道によればクレムリンの
スポークスマンDmitry Peskovは、グロッシ
事務局長とヴラディミール ぷーティン大統領が
会見する予定はないが、「Rosatom <という
ロシアの核エネルギー公社> やロシア外務省
の同僚たちは、グロッシの訪問を待っている」
と述べた。Peskovがブリーフィングで語った
ところでは、グロッシが到着すればロシアは
所定のレベルでの 「中身のある交渉」 を
行えることを期待しているそうだ。


本気で話し合ってくれるの??
私の20分クロッキー

Rosatomの発表によれば、「国際市場での
活動も含め、当社は活動にあたり、核
エネルギーは政治と無関係であるべきだとの
原則を絶えず順守している。Rosatomは
世界のどこででも、顧客やパートナーたちの
利器のため、透明性の高い業務を行っている。
ロシアと国際的な規則を厳密に順守している」

ウクライナ側のルハンスク地区の軍部並びに
民間行政長Serhiy Haidaiは、ウクライナ
TVでの発表で、ロシア軍による攻撃が大きく
エスカレートしており、ロシア軍は西に前進
して凍った森林地帯へと向かっていると
述べた。さらにHaidaiは、ウクライナ軍は
反撃を加えて持ち場を守っており、「ロシア軍
の攻撃が功を制していない」 と強調している。
「今までのところ、何らロシア軍は成功を
収めていない。ウクライナ軍はロシア軍を
全面的に押しとどめている」

(以下略)
******************************


私のモノクロ イラストより

広く報道されているとおり、ロシア軍は
「無駄な執念による」 大攻勢をかけて
いるようですね。しかし、その結果
「原発のダーティ ボム化」 が起きて
しまった場合、放射性物質による汚染は
ウクライナの本来の領土内にとどまらず、
ロシア領土にまで広がる恐れがあるの
ですが。それとも、自国領土の汚染を
覚悟で、ウクライナの原発を 「一種の
核兵器」 として利用したいのでしょう
か??

核兵器と核発電を単純に二分して
考えるのが現実的でないことを実証
する実例ですね。
やはり、この両者は廃絶するしか ・・・

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ページ b-4) フランスを作成中

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順で配列しております。
そのb-3) の最後で私は、
「フランスや中国での核兵器開発と原子炉
の不可分な関係を調べて取り上げることも
できますが、この「不可分性」の実例と
しては、これまでの3国で充分じゃないで
しょうか??」
と記し、しばらくb-4) を作成しませんでした。
フランスや中国での原子炉の導入歴史を
単純に続けてもよかったのですが、どの国
でも結論は同じ、つまり 「核兵器と核発電
は不可分」 ということになるので、
それを繰り返すのもどうかと思った
ですね。

もういいかしら・・・ 私の昔の点描練習

もういいかしら・・・
私の昔の点描練習

さて、それから29か月ほど経過したので、
フランスの核導入の歴史へと進んでも、
マンネリとは思われないでしょう。

加えて、ここ半年ほどフランスでは
核発電関係で
・ 2022年夏の危険な熱波のなか、
原発からの温排水による河川水温の上昇が
問題になり、原発の稼働が危ぶまれた。
・ 原発作業員のストライキで、原発稼働が
やはり危ぶまれた。
といった問題が発生しましたよね。

そこで、フランスでの核兵器と核発電の
導入の歴史について、ページ b-4) を
作成しておこうと思います。

現在、作成中です。しばしお待ちくださいませ

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