固定ページ
e-1) (運動のあり方) 闇を扱う場合には …
をアップロードしました。
巨大な魑魅魍魎を深く扱う場合の
心構えなどを論じております。
上の黒いメニューは、項目を基本的には
アルファベット順に配列しております。
e-1) を見つけて、クリック!
正直、既存の反原発団体の皆様などからは
かなり怒りを買う内容だと思います。
冷静な反論を歓迎しますので、
ページ末に私のEメールアドレスも
掲載しております。
固定ページ
e-1) (運動のあり方) 闇を扱う場合には …
をアップロードしました。
巨大な魑魅魍魎を深く扱う場合の
心構えなどを論じております。
上の黒いメニューは、項目を基本的には
アルファベット順に配列しております。
e-1) を見つけて、クリック!
正直、既存の反原発団体の皆様などからは
かなり怒りを買う内容だと思います。
冷静な反論を歓迎しますので、
ページ末に私のEメールアドレスも
掲載しております。
一体、こんなシールドを建設するくらいなら、
早く撤退しろよ! と言いたくなりますね。
ただ、とにかく、まずは現実を見ないといけ
ないので、REUTERSの報道記事を紹介
しましょう。
上の黒いメニュー (項目は、基本的にアルファ
ベット順) にあるページ d-6) で紹介している
核発電の軍事的リスクの
2) 敵の軍事基地にされてしまうリスク
が、いかに厄介な軍事的問題、さらには
リスク 3) に至ってしまえば広範な環境汚染を
招く様子が、現在進行で展開されております。
これだけのリスクを冒しての発電って ・・・・
Russia installs shield over Zaporizhzhia nuclear storage site | Reuters
にある
Russia installs shield over Zaporizhzhia
nuclear storage site
という記事です。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
私の作品“Empty Gain” (空虚な勝利)
*****************************
2022年12月17日
モスクワ発、12月17日 (ロイター) –
ウクライナ南部にあるザポリージャ原発の
使用済み核廃棄物保管庫にシールドが
建設中だ。砲撃やドローン攻撃から廃棄物を
守るためだと、土曜日 <12月17日> に
ロシアが任命した担当者が述べている。
ウクライナのザポリージャ州担当のロシアが
任命した役人ヴラディミール ロゴフが公開した
ヴィデオ記録によれば、何らかの透明なシート
のように見えるスクリーンを作業員たちが、
約5メーターの高さのコンクリート製シリンダー
数十本の上にあるワイヤーに設置している。
「今のところ、これでドローンからの榴散弾
<散弾が飛び散る砲弾> やIED (即席
爆発装置) からは、<核廃棄物を> 守れる。
だがいずれ、もっとしっかりした防御壁を
構築する」 とロゴフは言う。
このヨーロッパ最大の原発では、すでに
10か月も戦闘が続いており、チョルノービ
のような各災害が発生しかねないとの不安
が高まっている。
ウクライナとロシアの両国政府は、同原発
めがけての砲撃を行っていると、相互を非難
しあっている。現時点では、同原発の6基の
原子炉はすべてグリッドから絶縁されている。
交渉??
Argument IV — Conclusion”
(口論IV ・・ 結論)
クレムリンのスポークスパーソンドゥミトリー
ペスコフが火曜日に電話で述べたところでは、
ロシアは引き続きIAEAとの連絡を取っている
そうだが、IAEAは同原発周辺に非武装地帯
を設けようと交渉に努めている。
ウィーンに本部を置く国際機関に対するロシア
の常任代表であるミハイル ユリヤノフがTASS
通信に土曜日に語ったところでは、「<非武装
地帯設定の> 合意に近づいているとは、
まだ言えない。この交渉プロセスがいつ完了
するかは、私には予測できない」
************************
2) 敵の軍事基地にされてしまうリスク
がいったん現実化してしまうと、解消に
いかに時間も手間もかかるか。
そんな見たくない現実を、私たちは
見ているわけですね。
とにかく、ロシア軍は早く全面撤退してほしい
ものです!
ご存じの通り、とにかくロシア軍は「他人の
嫌がることをやらかす天才」ですね!
インドの報道機関NDTV (New Delhi
Television Ltd.) のウェブサイトより。
Russian Kamikaze Drone Flies Over Nuclear Power Plant, Says Ukraine (ndtv.com)
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
********************
ロシアの侵略軍は目下、ウクライナの原発を
占拠している。ザポリージャ原発施設で、
ヨーロッパ最大の意原発でありウクライナ
南東部の戦闘の前線地帯にある。
2022年12月19日
キーフ発
月曜日 <19日>、ウクライナの原子力機関
は、深夜直後にミコライオ地域にある
南ウクライナ原発の上空に 「カミカゼ」
ドローンをロシアが飛行させ、核の安全を
脅かしていたと、ロシアを非難した。
<その機関つまり> エネルゴアトムに
よれば、月曜早朝00:46に 同原発上空に
イラン製シャヘド ドローンを発見、国際原子力
関係に戦闘リスクから核エネルギー施設を
防御するよう求めた。
「これは間違いなく、核と放射線の安全に
対する違反で、容認できない」 と、エネル
ゴアトムはTelegram <というソーシャル
メディア> に投稿している。
侵略ロシア軍は目下、南ウクライナ原発以外
にもザポリージャ原発を占拠しており、これは
ヨーロッパ最大の原発でウクライナ南東部の
戦闘前線近くにある。同原発周辺に安全地帯
を設けようという交渉が進んでいる。
ウクライナとロシアは、ザポリージャ原発への
砲撃でお互いに非難の応酬をしあっており、
ウクライナの主張によればロシア軍が
ウクライナの原発スタッフに、ロシアの核
エネルギー機関との契約に署名するよう圧力
を加えている。それには暴力的な手段も
含まれる。
こうした非難に関してロシア政府からの直接的
なコメントは聞こえてこない。10月、
ヴラディミール プーティン大統領は
ザポリージャ原発をエネルゴアトムから
<ロシアの> ローザトムの子会社の管轄へ
と移行する大統領令を発しており、これは
ウクライナ政府によれば窃盗行為だ。
(見出しを除き、本記事はNDTVのスタッフによる
編集を受けておらず、系列からの情報を公表して
おります)
**************************
まったくもう・・・
上の黒いメニューは、項目を基本的にアルファ
ベット順に配列しておりますが、そこでd-6) を
クリックしていただくと、各発電の軍事的な各種
リスクを5種類 (あるいは、6種類) 列挙して
おります。
その5番目、
5) 「原発ドロボーが事故起こしやがった」 リスク
も心配ですよね。(上記記事の最後の段落)
a-4) 技術面も少しは学ぼう をアップロードしました。
上の黒いメニュー (項目は基本的にアルファベット順)で、
a-4) をクリック!
「やかんをのせたら~~」の対象読者や方針との関連で、
技術的な面も必要に応じてある程度取り上げていますよ、
という説明です。
技術面を学ぶことを嫌がる反原発派の人たちも
いらっしゃるのですが、「やかんをのせたら~~」
はそういう方々を対象読者に含んでおりません、
という断り書きですね。
固定ページ s-4) をアップロードしました。
日本政府が提唱している 「新型原子炉」 の
1つとしてSMRがありますが、そのSMRの
初期コストが倍以上に増えてしまった実例の
紹介です。
Beyond NuclearのBulletinより。
上の黒いメニュー、項目は基本的にアルファ
ベット順です。s-4) を見つけて、クリック!
日本政府は現在、既存原発の「新型原子炉」
へのリプレースを推進しています。
その「新型炉」の多くは「革新軽水炉」です。
その新型軽水炉の代表格の1つ、Westinghouse社の
AP1000が2基、アメリカのジョージアにある
Vogtle原発で近く稼働を始める見込みなのですが、
工期はだらだら遅れ、建設コストは倍以上に
膨れ上がり ・・・
その惨状を、アトランタの地元紙が報じているので、
その記事を日本語化して紹介しております。
上の黒いメニュー (項目は、基本的に
アルファベット順)で al-1) をクリック
→ そのページの終わりに、Vogtle原発関連の
記事があります。
新しい固定ページ d-7) (発電原理)
「正体」を知れば、問題も予想できる
をアップロードしました。
新しい内容というよりも、(発電原理)の
ページ シリーズ d-x) のここまでの内容を
まとめたものです。
本来は原爆用Pu製造装置であった原子炉に
蒸気タービンという「やかん」をのっけて
発電するものが原発なのだ ・・・
その事実を認識すれば、原発に伴う
諸問題をきれいに・包括的に予想・把握
できます。
上の黒いメニュー内の項目は、基本的に
アルファベット順です。
d-7) を見つけて、クリック!
Beyond NuclearのBulletin
2022年12月1日号より
アメリカの反核団体の1つにBeyond Nuclear
という組織があり、私も登録してこの団体
のBulletinを毎週送っていただいております。
核発電と核兵器の両方の廃絶を目指して
いる団体なので、「やかんをのせたら~~」
と方向がよく一致してるんですね。
そのBeyond Nuclearの2022年12月1日付
Bulletinでは、NuScale社が開発中のSMR
がコスト過剰になりそうだ、という報道が
あります。
全部紹介すると長いので、本日はとりあえず
最初の段落だけ私が日本語化して紹介し
ますね。全体は後日、固定ページ s-4) と
してアップロードする予定です。
例によって、< > 内は私からの補足説明
です。
「SMRって、なあに!?」 とおっしゃる
方々は、まず上の黒いメニュー (項目は、
基本的にアルファベット順) で
ページ s-0) – s-3) をお読みくださいな。
ご存じのとおり、日本政府は新型原子炉を
推進中で、その中にはSMRも含まれて
いますが、SMR開発の代表格の1社で
あるNuScale社 (上の黒いメニューで、
ページ s-0) 参照) のSMRが当初の見積もり
より大幅にコスト過剰に陥りそうなのです。
**********************
NuScale社のSMR、コストが 「大型」 に
なりそう
2022年12月1日
「やっぱり」 と言うべきだろう、商業用
新世代核発電開発のプロジェクトは今まで
のところ、いずれも、完成までの建設
コストの管理や推定工期を守るのに
まったく失敗してきている。<EPRなど
でもそうで、たとえばページ al-4) の中ほど
にあるフラマンヴィユとヒンクレー
ポイントCの実例をご覧ください>
アメリカでは、このコスト超過は間違い
なく 「第3世代」 設計の原子炉と2005年
に米国議会が定めた 「ニュークリア
ルネッサンス」 の終焉を告げる知らせ
である。<同年、アメリカ南部で
ハリケーン カトリーナによる大被害があり、
気候変動に伴いハリケーンが激化している
ことが問題になり、“CO2を出さないと
考えられていた” (実際は、付録 w-1),
付録 w-3), 付録 w-8) をご覧ください)
核発電が一時的に脚光を浴びた> その
「ルネッサンス」 から17年経った今、
アメリカの原子力規制委員会 (Nuclear
Regulatory Commission、NRC) に
「新型原子炉」 の建設と稼働承認申請が
提出されている原子炉は34基あるが、
そのうち完成に近づき商業稼働に備えている
ものは、2件しかない。ジョージア州の
Vogtle 原発3号機と4号機は、当初の推定
コストの倍の経費を要し工事もスケジュール
より数年遅れた。この2期以外の試験は
一時停止中、または工事途中で撤回ないし
破棄されており、そのため電力消費者たち
が100億ドルもの負担を強いられること
になる。
******************************
やれやれ~~~
なお、関連した新聞記事
As Vogtle’s nuclear units move toward completion, rate hikes lie ahead (ajc.com)
もご覧ください。・・・ といっても、
英語記事なので、上述の固定ページ s-4)
としてアップロードするときに、日本語化
しますね。しばしお待ちくださいな。目下、
別の話題で固定ページ d-7) を作成中なので。
福島第一からの放射線の健康被害などに関しては、
小出裕章さんは言い過ぎた点があるのかも
しれません。
もっとも、そもそも彼は原子炉工学の研究者
でして、放射線医学の専門ではありません。
その彼に放射線の健康影響を尋ねてきた
オーディエンスの問題も考えるべきですね。
イタリア料理店に入って、
「大トロ握ってくれ!」 という客はオカシイ
ですよね。
それ以上に、たとえば自分の子供の健康が
心配なら、放射線医学の専門医にでも
相談すべきです!
かなり昔の、私が描いたタンクトップ作品
しかし。日本政府がどうしても核発電を
やめようとしない、根底にある理由に
ついては、彼のおっしゃることは正しいと
私は考えます。
それは、とっくに上の黒いメニュー
(項目は基本的にアルファベット順) に
ある g-3)、g-4) などで私がとっくに記した
内容をお考えいただければ、明らかでしょう。
ついでながら、この 「日本政府がどうしても
核発電をやめようとしない真の理由」 は、
何も私が勝手に推察してるんじゃ、ござい
ません。
1980年代後半に私は、東京・新宿に当時あった
クリエイティブ エージェンシーでChief
Creative Officerを務めておりました。そのとき、
原発広報の仕事が入ってきたので、エネ庁や
その周辺に出入りすることが よくあったのです。
そこで耳にしたことをもとに、私はこの
「発電と兵器の不可分性」 を察したのですね。
通常なら、この種の 「職務上知りえた機密事項」 は
non-disclosure agreementの規定のため、公に
発表してはいけません。しかし、上述のg-3),
g-4) に記してある自民党の石破茂 元幹事長が
メディアにはっきりとおっしゃったので、
すでに 「公に流布された事実」 となっており、
私もこの事実に関しては non-disclosureの
制約を全く受けておりません。ですから、
本 「やかんをのせたら~~」 でこの事実を
明言しているわけですね。
隠してたけど、もう明らかになってんじゃん!
情報源がエネ庁と周辺であっても、私のような
無名の一市民がこうした問題で何を言った
ところで、相手にされないのが世の中ってもの
でしょう。
ですから、名誉も肩書も実績もある研究者で
いらっしゃる小出裕章さんの講演ヴィデオを
もう1つ、紹介しておきましょう。
「日本政府がどうしても核発電をやめようと
しない真の理由」 とは ・・・
「5.29 小出裕章後援会 「破綻している原子力
それでもしがみつく理由」」 というヴィデオ
です。
5.29 小出裕章講演会「破たんしている原子力 それでもしがみつく理由」 – YouTube
タイム スタンプでは、36:00 – 1:05:20 あたり
です。
上の黒いメニュー(項目は基本的にアルファ
ベット順に配列)にある tw-3) で私は、
・・・・ FBRなどの「ブランケット」には、兵器
グレード (上の黒いメニューにある固定ページ
c-1) の「その「オペラ」のあらまし」という箇所で
説明しました) のPuができてしまうわけ
ですね。これは大変危ない。(ついでながら、
「もんじゅ」も例外ではありません。)
でも、ブランケットを使わないと、核燃料の
増殖はできない。
要するに、FBRなどの高速炉が、いかに
深刻なproliferation riskを抱えているのか、
上記だけでもお分かりと ・・・・
と記しました。
これをお読みいただければ、日本政府が
なぜ今まで、全然実現性のないFBRと再処理
サイクルとにここまで固執してきたのか、
「ほんとの理由」も推察できますよね?
でも、「そんなバカな ~~ 日本は、世界で
唯一の戦時被爆国だし ・・・・」という (正直に
言ってしまうなら) 社会的マインド コントロール
による 「条件反射的な」 反応があるだろうと
思います。
(1950年代から60年代にかけて、原発の
日本への導入に先立ち、どれだけのプロパ
ガンダが “平和利用” とやらのために展開
されたことか。いずれ、本ウェブサイトでも
取り上げたく思っています)
特に、私のような学者でも原子炉技術者でも
ない人間が記している場合には、事実を言って
もなかなか信じてもらえないのは ・・・ まあ、
人間の社会なんて、そんなもんでしょう。
でも、京都大学の原子炉研究所で長年に
わたり助教を務められた方が、公に同じような
ことをおっしゃっていたら?
それを、このヴィデオ 「核燃料サイクルのうそ」
でご覧ください!
「核燃料サイクルのうそ」(小出裕章) – YouTube
タイムスタンプは、48:55 – 52:20 あたりです。