下の21日の投稿で私は、どうもビキニの女性のモデルさんだと、広告ぽくなると申しました。
ただし、何も広告ぽい作品を作るアーティスト、特にポップアート系の人たちのことを非難しているわけじゃ、ありません。ポップアートにはポップアートの、存在理由がございます。
さらに他の絵描きさんたちの中には、高度な技術を追求する人たちもいらっしゃいます。
また他には、とにかくインパクトの強い作品を目指す人たち。
そして、少数ですが、見る人の想像力を刺激して、「ストーリーを呼び覚ます」タイプがいます。既存のストーリーを描写するのではなくて、個々の鑑賞者を刺激して各自のストーリーを思い浮かべてもらう、という人たちですね。
私自身も、最後のカテゴリーであろうとしてきました。下のクロッキーは大変ギコチナイもので、1980年代後半、私が描画を学び始めたころのものです。実に、ギコチナイですね。生まれて初めて描いた人体クロッキーの1つなので。
それでも、見る人の想像力の中に、何かストーリーを作り出さないでしょうか。そう願っています。絵を学び始めたころから一貫して、私は story inciter であろうと努めてきたのですね。”
1980年代の、ギコチナイ20分クロッキー(速写画) -- 紙に鉛筆
非売品 ― 描画を学び始めた頃のものですので
こちらと比べてみてくださいな →
どうもビキニだと、これだけ故意に
荒っぽく描いても、どこか
ビーチリゾートの広告ぽい