T&D Worldウェブサイトより
(送電網に関する重大な情報のサイト。電力会社による、
電力会社向け情報)
ザポリージャ原発、”相変わらず” 外部電力供給が途絶えて修復の
繰り返しのようです。
とにかく戦争が早く終わることを祈るとともに、原発がいかに
軍事的な脆弱性となってしまうのかを全世界に知ってほしい
ですね。
それと、IAEAの方々も大変だろうなと思います。
じゃ、いつもどおり
私の抜粋・日本語化
< > 内はわたしからの補足説明
で、該当記事を紹介しますね。

再掲 * 蒸気を発電用蒸気タービンに送り込み、またそこから水を原子炉へと引き入れるのに、ポンプが必要です。そのポンプは、外部からの (送電グリッドの) 電力で動きます。
このポンプが止まると、原子炉が「空焚き」 ⇒ メルトダウン、の可能性
** 下に説明するように、使用済み核燃料の崩壊熱を冷ますため、冷却プールの水につけて冷やします。この水も冷却しないと、蒸発して冷却できなくなってしまう可能性が。
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Transmission Line to Ukraine Nuclear Plant Fixed after Disruption
(ウクライナの原発への送電線、障害から復旧)
Jeff Postelwaitさん
2026年4月16日
ウクライナのザポリージャ原発の送電システムへの接続が
回復した。同原発の運用者が4月14日に発表した。<戦闘で
故障していた> 330 kV の送電線が復旧し、原発の安全な稼働
継続が可能になった。
原発の運営者たちがある発表で述べたところでは、ザポリージャ
原発の全機能は正常で、放射線レベルも正常な範囲内に
あるそうだ。
・・・・・・

再掲 別に原子炉を直接
攻撃しなくても・・・
ドローンで外部電源供給系統
(グリッド)を破壊
+
トロイの木馬などで非常用ディーゼル発電装置を稼働不能に
⇒ 原子炉の冷却不能 ⇒ メルトダウン ⇒ 巨大ダーティ ボム
外部電力供給が途絶えている間には、同原発はバックアップ用
ディーゼル発電装置に頼ることになる。だがそうした発電
ユニットは、無期限で発電できるようには出来ていない。
<つまり> 送電網との接続は原発の安全のために不可欠なの
だが、その接続の喪失によるブラックアウトが、ザポリージャ
原発では <現在の戦争中に> 12回ほど既に発生してきた。
IAEAは必要な送電線との接続復旧を支援すべく、再度の停戦を
仲介交渉しようと努めているそうだ。<以前にも、IAEAの
仲介でザポリージャ周辺の一時的停戦が成立、送電システムとの
接続の復旧工事が行われたことがあったのです>
またウクライナの主張によれば、ロシア側は同原発での必要な
修理やメインテナンス作業を実施しておらず、危険な状況を
作り出している。
ザポリージャ原発の本来の運用業者であったウクライナのEnergoatom社の役員たちによれば、同原発がロシアの制圧下に
ある限り、再稼働は危険だという。だがロシアのRosatom 社は
再稼働を望んでいるが、その時期を具体的に示してはいない。
アメリカのエネルギー省によると、戦争以前と比べ現在の
同原発にはスタッフの人数が1/3しかおらず、安全な稼働は
困難であるそうだ。
この原発は正常な状態に復旧したものの、ロシア軍による攻撃の
ため近隣のザポリージャ市では火災が発生しており、ドローンや
ミサイルのため住宅やその他建造物に損害が発生している。
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Kettle, 2023, Apr 7
もともと核兵器技術の産物である核発電。
核兵器開発の「隠れ蓑」になってきただけでなく、戦争による
外部電力供給の喪失でも巨大ダーティ ボムになりえるとは、
実に皮肉な事実です。















