シリアの旧政権が作っていた原子炉は~~
The Guardianウェブサイトより
Syrian reactor could have been used for nuclear weapons if completed, UN says | Syria | The Guardian
ZNPPの緊急事態は、”今回は”落ち着いたようです。でもまあ、
またいつ「station blackoutの一歩手前」が襲ってくるか、
分かったもんじゃ ありませんが。
そんなわけで、この夏に報道されたシリア旧政権が構築していた
原子炉という話題に移りたいと思います。
日本語メディアの多くは、どうも夏に報道したきり、それ以上の
詳細を報じてくれて いないようです。そこで、英語圏の報道から
The Guardianのものを。
いつもどおり、私が要約抜粋して日本語化しますね。
< > 内は、私からの補足説明。
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Syrian reactor could have been used for nuclear weapons if
completed, UN says
(シリアの原子炉、完成していれば核兵器製造に使用された
可能性と、国連)
このアサド政権時代に秘密裏に構築されていた施設は、完成して
いれば核分裂性物質を製造できていた恐れがあると、IAEAのチーフ
Guardianのウィーン駐在スタッフと代理人
2026年9月7日
★ バシャール アル・アサド前政権が密かに構築していた原子炉は、
完成目前であった。子の原子炉が完成していれば、核兵器に
使用可能な核分裂性物質を製造できていた危険性がある。国連の
核監視機関であるIAEAのチーフが、そう語った。
★ 先月<8月>、IAEAの査察官たちが問題の <シリア国内の>
2か所を訪れたが、1か所はDeir ez-Zor、もう1か所は現在のシリア
当局がIAEAに知らせた場所で、どこなのかは外部には公開されて
いない。<たとえばテロ組織などがその場所を知って盗みに来たり
すると、ヤバいことになる恐れがあるのでしょうね。それと、Deir
ez-Zor地区にはその昔、もう1つの建設中原子炉もあって、
イスラエル軍が2007年9月に空爆で破壊しました。上の黒い
メニューにある ページ c-2) 参照>
★ 月曜にIAEAのヘッドが述べたところでは、「前政権が秘密裏の
活動を進めていたことは、明らかだ」
★ 「この原子炉の構成や技術的特性を考えると、核兵器の製造に
直接的に使用できる核分裂性物質を大変効率的に製造できる
原子炉だ」
★ アサド政権時代のシリアは、<IAEAに> 申告せぬまま大規模の
核開発プログラムを展開していた模様で、その1つとしてシリア
東部のDeir ez-Zor地区にある北朝鮮製の原子炉も含まれていた。
<これについては、下記参照>
★ IAEAは先週火曜日に加盟諸国だけの機密報告書を配布、
それをAssociated Pressが閲覧したのだが、その報告書によれば
査察現場では「クラッディングされた核燃料棒になった天然
ウラニウム金属」をIAEAが確認している。
★ ワシントンに本拠を置くNuclear Threat Initiative(NTI)で
核物質安全を担当しているディレクターのLogan Mintzによれば、
天然ウラニウム金属はそのまま核兵器に使用できるわけでは
ないが、「隠れた核兵器プログラムでさらに処理を行えば、
核兵器用プルトニウムにできる」そうだ。
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・ 核分裂性物質を大変効率的に製造できる原子炉だ
・ 天然ウラニウム金属
・ 北朝鮮製の原子炉
この3つの情報からだけでは、このシリアの原子炉がどのタイプ
だったのか、断定はできません。
しかし、天然ウラニウムを使うということ、核分裂性物質を大変
効率的に製造できるということから、
重水減速炉 または
グラファイト減速ガス冷却原子炉
のいずれかだろうなあ、ってことは皆様もすでに推測して
らっしゃいますよね。
さらに、
北朝鮮製の原子炉
とありますので、
ヨンビョンにあるようなグラファイト減速ガス冷却原子炉の
においが強いですね。
そういえば、重水減速原子炉もグラファイト減速ガス冷却原子炉も、
本「やかんをのせたら~~」ではまだ取り上げていなかったですね。
そこで、次回は新しい固定ページでグラファイト減速ガス冷却
原子炉を短く説明しますね。
しばし、お待ちくださいませ。















