新ページ「付録 w-26)」を作成中

ノルウェー政府が任命した評価委員会が、今まで原発が1つも
なかった同国に、将来ことによると原発を導入すべきか否か
という視点から調査を実施、今月(2026年4月)その結果となる
レポートを公表しました。

将来の原発導入の可能性を排除するわけではないとしながらも、
現時点では核発電には金銭コストがかかり過ぎ、SMRのような
モジュール式原子炉であってもモジュール式の利点を実際に
生かせる実例がまだ世界に存在していない、
といった結論のようです。

原発事故や軍事的リスク(proliferation、テロ標的など)は
計算に入れず、金銭的コストだけを対象にした評価のようです。
こうした冷静で客観的な金銭面だけの評価というのも、
もっとあって良いですよね。

では、アップロードしたら、ここでお知らせします。

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トランプ、核兵器用暗号から締め出し??

AOLのウェブサイトより
When can president activate nuclear codes after Trump denied access amid growing Iran tensions
(アメリカ大統領が核攻撃の暗号を使うときとは?イランとの
緊張が高まる中、トランプは暗号入手を拒否されたとの情報)

再掲 Worth the price??
やって、意味あるんか??
冷静な計算をできることが、前提

正直言って、トランプのような正気を疑う人物がアメリカ
大統領として核ミサイル発射の暗号を握るというのは、
同じ惑星に生きる一人として、実に困りものです。
そもそも「核抑止」とは、核攻撃を決定する人物たちが
「正気」であることを前提に成立します。(上の黒いメニュー
にある nd-6) 参照)
現在のロシアを見てもアメリカを見ても、世界は核抑止が
成立しえる前提が崩れてしまった時代にあるのでは??
思えてなりません。

で、どうも核ミサイル発射に必要な暗号をトランプが手に
入れることを拒否されたという情報が飛び交っています。
The Mirror USからの情報のようですが、AOLウェブサイト
にも掲載されています。
真偽のほどは、私には分かりかねます ・・・

では、いつもどおり
私の抜粋・日本語化
<  > 内はわたしからの補足説明
です

再掲 こないなった奴を、どないして抑止すんねん??
将来、世界のどこかでこんな指導者が登場しないという保証はありません。そうしたケースを考えても、核兵器は廃絶するしかありませんね。

 

***********************************************
Hannah Broughtonさん、 Reanna Smithさん
2026年4月22日

ドナルド トランプがイランとの戦争を続ける中、彼の
おかしな言動はおかしさを増大させており、<アメリカ
大統領の権限の1つである> 核兵器の発射プロセスについての
不安が募っている。ついに、あるアメリカ軍高官がアメリカの
核兵器発射用暗号をトランプに渡すことを拒否した、
との噂が流れている。

元CIAのアナリストであったLarry JohnsonがYouTubeのJudging Freedomというショーで述べたところでは、土曜日 <18日> に
開かれた緊急会議でトランプはその核兵器使用暗号を手に
入れようとしたのだが、統合参謀本部長のDan Caine大将が
「いけません」と断ったそうだ。

再掲 お前は出ていけ

Larry Johnsonによれば、「その会議はホワイト ハウスで
開かれたのだが、その会議の報告の1つによると、トランプは
核兵器用暗号を使いたがっていたのだが、・・・Dan Caine大将が
立ち上がり ”いけません” と断ったそうだ」  Johnsonはさらに
「これは軍部のトップとしての権限を使用したといえよう。
実に衝撃的な光景であったことは、明らかだ。
この情報はまだ未確認だが、トランプ大統領の予想不能な
言動が憂慮を高めている中で騒ぎを引き起こしており、
しかも今月 <4月> 先日イランからの人質奪還という重大な
作戦の間に軍の顧問たちがシチュエーション ルームという
状況分析室からトランプを締め出したとの噂もすでに出回って
いた中でのこととされている。
**********************************************

あっちも心配 ・・・
私のクロッキー(速写画)、Croquis Cafeベース

なお、話がずれるようですが~~

現時点で私としては、
・ パキスタンに本拠があったとされる「闇の核ネットワーク」
f-3) 参照)にイランが手を出さないか
・ タリバンがパキスタンの核施設(原発が2か所あります)
へのテロ攻撃をやらかさないか(原発へのテロの危険性に
ついては、g-5)  g-6) )
という2点が大変心配になっているのですが、タリバンが
報道管制を敷いているため、パキスタン vs アフガニスタンの
戦争についてはほとんど情報が入ってきません。
何か入手したら、本ウェブサイトで紹介しますね。

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ザポリージャ原発、外部電力供給が途絶えて修復の繰り返し

T&D Worldウェブサイトより
(送電網に関する重大な情報のサイト。電力会社による、
電力会社向け情報)

ザポリージャ原発、”相変わらず” 外部電力供給が途絶えて修復の
繰り返しのようです。
とにかく戦争が早く終わることを祈るとともに、原発がいかに
軍事的な脆弱性となってしまうのかを全世界に知ってほしい
ですね。
それと、IAEAの方々も大変だろうなと思います。

じゃ、いつもどおり
私の抜粋・日本語化
<  > 内はわたしからの補足説明
で、該当記事を紹介しますね。

再掲 * 蒸気を発電用蒸気タービンに送り込み、またそこから水を原子炉へと引き入れるのに、ポンプが必要です。そのポンプは、外部からの (送電グリッドの) 電力で動きます。
このポンプが止まると、原子炉が「空焚き」 ⇒ メルトダウン、の可能性
** 下に説明するように、使用済み核燃料の崩壊熱を冷ますため、冷却プールの水につけて冷やします。この水も冷却しないと、蒸発して冷却できなくなってしまう可能性が。

*************************************
Transmission Line to Ukraine Nuclear Plant Fixed after Disruption
(ウクライナの原発への送電線、障害から復旧)

Jeff Postelwaitさん
2026年4月16日

ウクライナのザポリージャ原発の送電システムへの接続が
回復した。同原発の運用者が4月14日に発表した。<戦闘で
故障していた> 330 kV の送電線が復旧し、原発の安全な稼働
継続が可能になった。

原発の運営者たちがある発表で述べたところでは、ザポリージャ
原発の全機能は正常で、放射線レベルも正常な範囲内に
あるそうだ。

・・・・・・

再掲 別に原子炉を直接
攻撃しなくても・・・
ドローンで外部電源供給系統
(グリッド)を破壊

トロイの木馬などで非常用ディーゼル発電装置を稼働不能に
⇒ 原子炉の冷却不能 ⇒ メルトダウン ⇒ 巨大ダーティ ボム

外部電力供給が途絶えている間には、同原発はバックアップ用
ディーゼル発電装置に頼ることになる。だがそうした発電
ユニットは、無期限で発電できるようには出来ていない。
<つまり> 送電網との接続は原発の安全のために不可欠なの
だが、その接続の喪失によるブラックアウトが、ザポリージャ
原発では <現在の戦争中に> 12回ほど既に発生してきた。

IAEAは必要な送電線との接続復旧を支援すべく、再度の停戦を
仲介交渉しようと努めているそうだ。<以前にも、IAEAの
仲介でザポリージャ周辺の一時的停戦が成立、送電システムとの
接続の復旧工事が行われたことがあったのです>
またウクライナの主張によれば、ロシア側は同原発での必要な
修理やメインテナンス作業を実施しておらず、危険な状況を
作り出している。

ザポリージャ原発の本来の運用業者であったウクライナのEnergoatom社の役員たちによれば、同原発がロシアの制圧下に
ある限り、再稼働は危険だという。だがロシアのRosatom 社は
再稼働を望んでいるが、その時期を具体的に示してはいない。

アメリカのエネルギー省によると、戦争以前と比べ現在の
同原発にはスタッフの人数が1/3しかおらず、安全な稼働は
困難であるそうだ。

この原発は正常な状態に復旧したものの、ロシア軍による攻撃の
ため近隣のザポリージャ市では火災が発生しており、ドローンや
ミサイルのため住宅やその他建造物に損害が発生している。
****************************************

再掲 激しい戦闘 ・・・ 早く終わってほしい

Kettle, 2023, Apr 7

もともと核兵器技術の産物である核発電。
核兵器開発の「隠れ蓑」になってきただけでなく、戦争による
外部電力供給の喪失でも巨大ダーティ ボムになりえるとは、
実に皮肉な事実です。

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イランに核は不要: ホルムズ海峡こそ、 抑止 — Turkiye Today

トルコの英語ニュース サービスTurkiye Todayのウェブサイより
元記事は、ここをクリック

Iran no longer needs nukes: Strait of Hormuz is its ultimate
deterrent
(イランに核は不要: ホルムズ海峡こそ、(イランが他国による
攻撃を抑止できる最終手段)

ある視点で見るなら、イランは核開発に固執することで
イスラエルやアメリカからの攻撃を自ら招いてしまい
ましたよね。
しかも、
核開発という行為は自らのアヤトーラが定めたファトゥワに
反していますし、
そもそもイランへの「核」導入を始めたのはアメリカだった、
という両国にとって大変皮肉な事実もあります。
(上の黒いメニューで f-2) 参照)

再掲 U-235の濃度と用途

最初からイランは核開発などに手を染めず、ホルムズ海峡を
戦略的に活用すればいいじゃないか~~
そんな論考が、Turkiye Todayにありました。

いつもどおり、
私の要約・日本語化
<  > 内はわたしからの補足説明
です。
*********************************

再掲 U濃縮での遠心分離
遠心分離機を何百台も連結させたグループで、ウラニウム235から238を取り除き、235を濃縮します。

Iran no longer needs nukes: Strait of Hormuz is its
ultimate deterrent

Ahmad Hashemiさん
2026年4月11日

・・・・・(前略)・・・・・

アメリカ議会のホールから <イスラエルの議会である>
ネセットの廊下まで、話題といえばもっぱら遠心分離機や
<ウラニウムの> 濃縮レベル、そしてイランが核弾頭を
組み立てるまでの「ブレイクアウト タイム」であった。
<U濃縮の基本説明は、d-18) に>

だが、今回のイスラエル + アメリカ vs イランの戦争の、
ここまで40日間のなかで、そうした従来のパラダイムは
崩壊した。
・・・(中略)・・・

イランにはどのような原爆よりも強力な「大量攪乱兵器」
(weapon of mass disruption)があるという事実に、
イランは気づいたのだ。

ロシアの前大統領ドゥミトゥリー メドゥヴェージェフも
述べている:「イランはすでに ”核兵器 <程度以上の効果の
ある兵器>” の実験を行った。ホルムズ海峡の制圧という
兵器だ」

・・・(中略)・・・
今年2月28日に今回の戦争が始まって以降、
・・・(中略)・・・ <イランの> イスラム革命防衛隊
(IRGC)も焦点を陸上ベースの防衛から海上へと移している。

ペルシャ湾関連のロジスティクスを武器として利用することで、
イランの真の実力は経済やロジスティクス、エネルギーで戦う
ことにあるのだという事実を、イランは証明したのだ。

・・・(中略)・・・

再掲 あっちのほうがよさそう~~
私の点描練習

グローバル化した経済にあっては、エネルギー価格は単に
経済だけの問題ではない。政治的な安定度を測るための
脈拍でもあるのだ。

・・・(中略)・・・ ホルムズ海峡での「輸送戦争」は ・・・
従来型のどのような戦争よりも効果的な脅威となりえる。

・・・(中略)・・・

核開発プログラムやミサイルの射程については、イラン政府が
譲歩する可能性もあるが、ホルムズ海峡への影響力に関しては、
譲歩など考えにくい。

核合意などがあっても、それは紙の上のことにすぎずアメリカの
大統領がいつ何時破棄するか分かったものではない。<実際、
2015年にいったん成立したJCPOAから、2018年にトランプ
大統領が一方的に脱退しましたよね> だが世界のエネルギーの
チェックポイントを <イランが> 地理の利を活かして
制御しているのは、物理的な現実なのだ。

・・・(中略)・・・

今回の40日間の戦争から学ばないといけない教訓は、明らかだ。
イランの脅威を見るとき、核の拡散と核軍拡という20世紀の
レンズを通して見ていてはいけない、ということだ。

今の世界は「非対称の抑止」の時代なのだ。商品の流れが、
原子の分裂よりも貴重な時代である。

再掲 「爆弾を持ってるんだから、もう燃料は売らないよ」

<日本政府も、この変化を真剣に受け止めるべきですね。
上の黒いメニューにある g-3) で、 石破茂さんのインタビューも
参照。なお、「だからこそ、国内でのエネルギー供給に努めねば
⇒ 国内にもっと原発を」といった主張が巷で聞こえていますが、
そもそも今回の戦争の ”少なくても表向けの” 原因はイランの
U濃縮でしたよね。それと、日本はU鉱石に関しては100%
輸入依存だという事実も、お忘れなく>
*************************************

逆に言えば、イランの今までの核開発は無駄だったってこと
ですよね。
最初からホルムズ海峡の戦略的利用に集中していれば、誰も
あえてイランに攻撃などしなかったでしょう。

再掲 あれは「お花畑」じゃないの?
私の、昔のオイルパステル練習作

「国防」のために、本当に効果的な手段とは何なのか??
それを検討せずに「核さえ保有すれば~~」なんてのは、
まさしく「思考停止」、言ってみれば「核のお花畑」ですね。

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c-10) (その他の「前科」) Begin Doctrineをアップロード

新しいページ
c-10) (その他の「前科」) Begin Doctrine
をアップロードしました。

イスラエルの長年の基本方針であるBegin Doctrineを
説明するとともに、
それが現実にどのように作用してきたのか?
世界的にこのDoctrineが採用された場合、どんな事態を
招きかねないのか?
を説明しております。

上の黒いメニューで、c-10) をクリック!

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新たなページ d-19) (発電原理) 重水炉って? をアップロード

新しいページ d-19) (発電原理) 重水炉って? をアップロード
しました。
「重水炉」とはどんなもので、どんなproliferation riskがあるのか、
それを短く説明しております。

現在(2026年4月)、イスラエル + アメリカ VS イランの戦争で
重水製造施設や重水炉のそばに着弾した件が報道されましたが、
そもそも重水とは何か?何のために重水を使うのか?
そうした基礎的事項を説明しております。

「そんなこと、とっくに知ってるよ!」と仰る方々は、
このページ d-19) を無視なさってくださいな。

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d-19)(発電原理)重水炉って? を作成中

d-19)(発電原理)重水施設って? を作成中です。

3月27日 JST時点での報道によれば、イランのホンダブ(アラーク)
核施設にアメリカとイスラエルが攻撃を加えた模様です。

で、そこにはIR-40という重水炉があるとのことですが、
「重水炉」には軽水炉にはない特性があって、proliferation risksにも影響します。

そこで、重水炉を短く解説するページを作成中です。
アップロードまで、しばしお待ちくださいね。

なお、
重水炉の問題点を取り上げるからと言って、私(ひで)は決して
イスラエルとアメリカによるイラン攻撃を是認も賛成も
しません。

そもそも、
・ アメリカもイスラエルも、とっくに核兵器を保有しています。
その両国が「これから持とうとしている様子」のイランを叩いて
いるわけですね。
・ 最初にイランに核発電や核技術を導入したのは、アメリカでした。
(パーレヴィ時代のこと、上の黒いメニューにある f-2) を参照)

かといって、イランが60%濃縮Uの用途などを明らかにして
いないことにも、納得できません。
両陣営とも、核の放棄へと向かうことを祈っております!

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石油価格高騰 ⇒ 「もっと原発を!」という発作的な主張

石油価格が高騰する中、私の周囲でも
「もっと原発を再稼働して、電気代を下げろ!」といった
主張を耳にするのですが~~

現在のエネルギー危機がイランと周辺での戦争に起因している
のは、疑いないですよね。
で、そもそも現在のイラン vs イスラエル+アメリカ戦争は、
何が起因で始まったのか?

少なくても「表向きの理由」としては、
イランがウラニウムを60%まで濃縮しており、IAEAによる
査察も完全には許可しないなど、核兵器開発か?という
嫌疑を持たれたことが、そもそもの問題でした。

再掲 U-235の濃度と用途

核発電が核兵器開発の「隠れ蓑」になるケースは、
本「やかんをのせたら~~」で幾度も紹介して
まいりました。
それが今回の戦争の「そもそもの原因」でもありました。
まあ、それ以外にも「石油利権」や「大統領のクレイジー化」
といった要因も絡んでいるかも、ですが。

そういった長期的な経緯を無視して、ただ現時点の
状況だけを見て「もっと原発を再稼働して、電気代を下げろ!」
と主張するのは、あまりにも短期視点です。”発作的” とさえ
思えてきます。

やはり、エネルギー料金も食品価格も、安定化を願うならまずは
戦争を予防しませんと。

電気料金についても長期的に見るなら、原発の資本コストは
現実にはとんでもない予算超過を繰り返していますので、
原発依存体質を社会が身に着けてしまうと、いずれ
とんでもない高額電気料金に苦しめられる羽目に ・・・
本ウェブサイトではすでに、付録 w-25)s-0)  、s-4)al-4)
などで、この原発の資本コスト問題や電気料金への影響に
ついても取り上げてきました。

先のことも考えましょ

 

 

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イランの核施設への攻撃、IAEAも認める

すでに一部の日本語メディアでも報じられていますが、
国外メディアの記事も見ておきましょう。
イランのアラーク原子炉とアルダカンのイエローケーキ工場とが
攻撃を受けた件です。
Times Now (インドのニューズ報道局) のウェブサイトより

インドのニュース報道局Times Nowによる、2026年3月27日付の
記事です。
いつもどおり、
私の要約・抜粋・日本語化
<  > 内は、わたしからの補足説明
***********************************

爆撃の後も、核は残る ・・・

イランの核施設、攻撃される: アラークの原子炉、そして
アルダカンのイエローケーキ製造工場、新たな攻撃の出標的と
される


エディター: Megha Rawat
更新日: 2026年3月27日

イランの国営メディアによれば、コンダブの重水複合施設と
アルダカンのイエローケーキ製造工場とを含む重要な核施設が
空爆を受けた。

イラン国営メディアが確認済みとして報じたところでは、
アラークにあるコンダブ重水複合施設とヤズド州のアルダカン
にあるイエローケーキ製造工場とを含む核関連の主要施設が、
激化を続ける戦争の中で先日の空爆の標的にされた。この発表を
裏打ちすべく、イランの原子エネルギー機構(Atomic Energy Organisation)はその攻撃は「アメリカとシオニストの軍隊
という敵」によるものだと主張した。

<アラークは、テヘランから南西に250㎞くらいの位置にある都市。
重水は原子炉の減速材として利用する場合があり、中性子を減速する
効果が高いので、Uを濃縮せずとも天然に近い状態のものでも
原子炉の燃料として利用できます。ただ、軽水と比べて価格が
バカ高いです。
イエローケーキはU鉱石を生成して得られる粉末で、これをさらに
転換・濃縮・還元などして、核燃料にします。
ヤズドは、イラン中央部にある古都。>

イエローケーキから核燃料まで(きわめて簡略化してますよ)


標的にされた施設:

コンダブ (アラーク) 重水複合施設
– イラン当局によると、2段階での攻撃を受けた。
– この施設はイランの核インフラストラックチャーの一環で、
重水は原子炉の減速材として利用される。

アルダカン イエローケーキ製造工場 (ヤズドにある)
– ウラニウムを精製・加工したイエローケーキという物質を製造。
これは、核燃料サイクルで使用される。

イランの原子エネルギー機構によれば、・・・・ 今回の空爆による
死亡者はおらず、放射性物質の汚染のリスクもない。イスラエルは
昨年6月の攻撃の際にも、アラークの施設を攻撃した。
<以上は、抜粋・要約です>
***********************************************

インドの老舗日刊紙Deccan Chronicleの3月30日付の記事によれば、
IAEAもコンダブ核施設の被害を確認したそうです。その記事は、
イスラエルによる攻撃であったとしています。

ああ、やだ~~
私のクロッキー(速写画)、Croquis Cafeベース

 

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「平和利用」を広めた ⇒ 核武装への動き ⇒ 戦争沙汰

「平和利用」を広めた ⇒ 核武装への動き ⇒ 戦争沙汰

Newsweek日本版のウェブサイト
トランプの戦争でイランが核武装する皮肉|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

Newsweek誌のトム・オコナ―さんによる考察です。
日本語化されているので、ぜひ上のリンク先をお読み
くださいな。
2026年3月27日付です。

特に、以下のくだりにご注目ください:
「・・・ そもそもイランの核開発は1979年のイスラム
革命より20年以上も前に始まっている。1953年に
CIAの画策したクーデターで親米派のパーレビ国王が
復権すると、アメリカ政府は「原子力平和利用」
プログラムを通じ、同盟国たるイランに原子力発電の
技術を供与した。

このプログラムで原子炉をもらったイスラエルと
パキスタンは今、どちらも核兵器を保有している ・・・」

とっくに、上の黒いメニューにあるページ f-2)でも
指摘した事実です。

オコナ―さんはアブドル・カディル・カーン博士の関与も
言及してらっしゃいますが、これについても私はすでに、
ページ f-3) で説明済みです。

再掲 核は闇の中で美しいのだ

要するに現在までの経緯として:
「平和利用」のはずの核発電技術をある国に導入

何十年か後、それを悪用した核兵器開発の疑惑が発生

それをやめさせるための戦争

そんな戦争が、現在、イランで実際に行われており、
ホルムズ海峡が実質的に封鎖され、
世界的な大騒ぎになっている、というわけです。

私が核発電にこれほど反対してきている理由と、
反対することの正当性・必要性とが、この「実例」だけ
でも充分にお分かりいただけますよね?

本ウェブサイトでの説明は、2020年11月 ・・・
私のクロッキー(速写画)、Crosuis Cafeベース

 

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