おわび
今まで私は、単純にCANDUと表記してきました。
たいていの技術論文などでも、単にCANDUとなっている
からですね。
ところが
Atomic Energy of Canada Limited社から出ている、proliferation
resistance関連の論文を読んでいると、CANDU(R) との表記が!
つまりCANDUって、PWRとかBWRと違って、登録商標だった
のです!
今までうっかりしており、お詫び申し上げます。
おわび
今まで私は、単純にCANDUと表記してきました。
たいていの技術論文などでも、単にCANDUとなっている
からですね。
ところが
Atomic Energy of Canada Limited社から出ている、proliferation
resistance関連の論文を読んでいると、CANDU(R) との表記が!
つまりCANDUって、PWRとかBWRと違って、登録商標だった
のです!
今までうっかりしており、お詫び申し上げます。
画像をアップロードしてみたら、できました!
CANDU関連のページを準備中なので、
完成次第、マンガも含めてアップロードしますね。
しばしお待ちを。
10月24日午前10:42 JST 現在、私が契約しているサーバーの調子が悪く、
画像を投稿できません。
ご覧の通り、「やかんをのせたら~~」では あほバカ漫画以外にも
説明図なども多数使っております。
そのため、サーバーが回復するまで投稿ができません。
しばらくお待ちくださいな。
NYSEでの話: SMR関連リスクが増大、Oklo社とNuScale社の
株価急落し、から売りが支配的
BENZINGAウェブサイトより
Shorts Prevail as Oklo and NuScale Stocks Dive as SMR Risks Rise – NuScale Power (NYSE:SMR), Oklo (NYSE:O – Benzinga
(2026年9月20日)
核発電に賛成する人たちの多くも、反対する人たちの多くも、核発電の
実態や歴史的な「正体」を知らないで賛成/反対していることが
多いです。
極端な実例を挙げると、すでに 付録 w-15) や 付録 w-23) などで
説明したように、原発は停止中でも冷却が不可欠です。その単純な
事実を知らない人が、どちらの陣営にもいらっしゃいまして~~
(; ◎O◎) え!? 原発って、停止中でも冷却しないといけないん
ですか?
と真顔でおっしゃる反対派 → 原発など核施設で事故があった場合だけ
危険が発生する、と「あま~~い誤解」に陥っていないか?
( – o-) 世界情勢に左右されにくい電源を確保し、CO2も減らすには、
原発は必須だ
と主張する賛成派 → 原発は廃炉が決まった後も何年も冷却が必須。
つまり、何年も電力をただ消費するという事実を知らずに
賛成している。
で、NYSEでのSMR関連株価でも、こうした「正体を知らずに」
行われてきた投資の悲惨な結果が、今年になって以降見られて
いるそうです。
では、それを述べているBENZINGAウェブサイトの記事を、
私の日本語化・要約で。
< > 内は、私からの補足説明です。
************************
★ 今年に入ってからSMR関連のトップ銘柄が急落しており、
空売り投資家がそれを利用して大儲けしている。<空売り投資家は
証券会社から株を借り、その株価が高いうちに売ります。株価が
下落したらその株を買い戻し、証券会社に返却します> Oklo社の
株価は今年になってから49%下落し、今までの最高値と比べ80%下で
取引されている。またNuScale Power Corporationの株価も同様で、
今年になって43%下げ、今までの最高値より86%安い。
★ この株価下落の進行をうまく利用しているのがshort sellersつまり
空売り投資家だ。Okloのshort interestは17%、NuScaleは16%で、
これは、向こう何か月かは両銘柄は下落を続けると多くの投資家が
見ているという兆しだ。<short interestとは、空売りされたが
まだ買い戻されていない株式の比率>
★ Financial Timesの推定では、こうした株価状況の中で今年
ここまでに空売り投資家たちが得た儲けは、20億ドルを超えている
そうだ。一方で両社の時価総額は300億ドル以上下落した。
★ 今年になってこうした銘柄が急落したのには、原因がいくつかある。
そのうち最大のものとして、OkloもNuScaleもまだ利益をあげて
いない。
現時点ではまだ技術の研究開発中であり、特にAIブームが広がる中で
自社技術が普及することを目論んでいるのだ。
★ その利益を上げるまでには、まだ道は遠い。これは1つには、
HALEUが今のところ不足しているせいで、HALEUが確実に供給される
のは2028年後半になると見込まれている。
**********************
つまり、
・ SMRは現在のところまだ開発中の技術であり、利益を上げられるに
至っていない
・ SMRの多くで燃料となるHALEUもまだ不足している
というわけですから、
そうした現実を知っている投資家なら、SMR関連株にいたずらに
投資などしなかったはずですよね。
おそらく、
AIの発展は確か ⇒ データ センター用電源が多数必要 + それには
SMRが有望 ⇒ SMR株が上昇するはず
といった単純な予想で動いてしまい、SMRの現状がどのような
ものかなど、調べもしなかったのでしょうね。
「実際には、どんなものなのか?」を調べてから、投資判断も
賛成/反対の意思決定も、すべきですよね。
この8回目の局地的停戦を最後に、今の戦争そのものが終わって
くれますことを!
Ukrainian National Newsのウェブサイトより
A local ceasefire has taken effect near the Zaporizhzhia Nuclear Power Plant — IAEA | УНН
いつもどおり、私が日本語で要約しますね。
< > 内は、私からの補足説明です。
*****************************
A local ceasefire has taken effect near the Zaporizhzhia Nuclear Power Plant — IAEA
(ザポリージャ原発周辺で局地的停戦が発効)
2026年10月17日
IAEAの仲介による第8回目の局地的停戦が、ZNPP周辺で発効。
★ 10月15日にZNPP周辺での局地的停戦が発効、配電用変電所の
修復作業が可能になった。IAEAの発表による。
★ IAEAの調停によるZNPP周辺での局地的停戦はこれで8回目で、
<ZNPPに外部電力を供給している> 330kVの配電用変電所の
修理作業を進められる。この変電所には、軍事行動による損傷が
発生している。
★ ZNPPに外部電力を供給している送電網として残っているのはこの330kVの送電網だけであり、 修復作業によってそれとZNPPの間の
接続を強化できる。
★ ウクライナのSybiha外相によると、ウクライナの
<チョルノービルを除くと4か所ある> 原発の安全な稼働に
欠かせない19か所の変電所に、IAEAは使節団を派遣するそうだ。
*******************************
原発がいかに深刻で厄介な軍事的脆弱性になりえるか、その
実例ですね。
今回のような「大っぴらな」軍事活動でなくても、
テロリストによる外部電源への攻撃もあり得ますしね。
(上の黒いメニューにあるページ g-5) や g-6) も参照)
株主向け法律事務所SBSのウェブサイトより
FISN Investors Have Opportunity to Join Deep Fission, Inc. Fraud Investigation with SBS Law
Deep Fission社については、たとえば原子力産業新聞の昨年10月
10日付の記事などをお読みください:
米新興企業 地下設置型SMRのサイトを選定 | 原子力産業新聞
要するに、地下1.6km程度という大変深いところにSMRを設置しよう
というビジネスですね。NASDAQに上場しており、略称はFISNです。
そのDeep Fission社が今年6月にIPOを実施したのですが、それに伴い
詐欺行為があったのではという嫌疑が生じており、株主向け法律
事務所のSBS(Schall, Brown & Schwartz LLP)がDeep Fission社の
株主を代表して調査に乗り出している、という事態になっております。
何がイケナイのか?今年9月26日付でIceberg Researchという
調査会社が報告書を公表しているのですが、それによればDeep
Fission社の主張する技術は誇張が過ぎ、実際に商業的に採算が
採れるものにはなりそうにない、とのことです。この報告を受け、
FISNの株価は急落したそうです。
SMRそのものがまだ現時点では開発中の技術だってことを、一部の
投資家が忘れてしまっているようですね。
それにしても、日本語で反原発派の人たちと話していると、NYSEやNASDAQといった言葉をほとんど耳にしません。原発の事故危険性や
放射線の健康影響についての話は、しょっちゅう出てくるのですが。
原発事故や放射線被害をなくそうという願いそのものは、もちろん
正解です。
ただ、どうやってなくしていくのか?それも考えないと、いつまで
たっても「夢の彼方の正解」を語っているだけです。
我々は金融資本主義の世界に、否応なく生れ落ちました。なら、
核発電ビジネスの資金源を枯らす、という方策も考えるべきでしょう。
別に、巨額資金を集めてそうした企業を買収、原発事業をやめさせろ
とか言ってるんじゃありません。SMRならSMRの真実を社会に
発信することなら、できるはずです。投資家の多くとはそうした情報に
踊らされる存在であることは、上述のFISNのIPOがあったという事実
そのものにも表れていますよね。
それなのに、反原発団体の一部の人たちと話していて、「SMRって、
なんですか?」といった反応がいまだにあるのは ・・・・
その聖公会さんの原発問題プロジェクト用原稿ですが、
現在の世界ではどうしてもSMRなどにも言及することになります。
今年3月のトランプ・高市会談で、アメリカのSMR建設に日本が公金で
「投資」する、という合意があったりしましたもんね。
でも、その関連の報道を見ると、
現在開発中のSMR各種のうち、およそ2/3では核燃料として
HALEUを使う ⇒ proliferation risksを悪化させてしまう
という深刻な問題について、ほとんど言及がありません!
そこで、件の原稿で私はこの会談合意に言及、SMRのproliferation risksに
ついて短く取り上げているのですが、問題は ・・・
< (;; ?o?) SMRって、なんですか??
という反応が、当然のようにあるわけですね。
いずれ、SMRの特集を聖公会さんの原稿でもやらないと~~
なお、本「やかんをのせたら~~」では、とっくの昔にSMR関連
ページ シリーズとして s-0) — s-12) をアップロード済みです。
反原発団体の皆さん、SMRのリスクについても、しっかり
情報発信をしましょうよ!
すぐ下で言及した原発問題プロジェクトのための原稿ですが、現在作成中の Episode 4 の内容は、こんな感じ:
・ パキスタンが核兵器を保有するに至った経緯の概略
・ 北朝鮮が核兵器を保有するに至った経緯の概略
・ Al Goreさんと石破茂さんの発言
・ アメリカのSMR推進に伴う、HALEUのproliferation risks
と、それに対する日本の公金「投資」
ただし、本「やかんをのせたら~~」に比べると、
かなり簡略化した内容になってます。
想定読者の現時点での理解度や知識レベルに合わせている
からですね。
別に、バカにしているわけじゃなくて、
・ 義務教育の子供には義務教育の学校や手段が、
・ 中等教育には中等教育の学校や手段が
・ 高等教育にはそれに適切な学校や手段が、
それぞれ必要だという、現在の社会では当然とされている
前提によるものです。
本「やかんをのせたら~~」は、いうなれば「中等教育」
以上の読者を想定しており、特に基礎的・初心者向けの
内容のページには「基礎的内容」などと明記しております。
しかし、初心者の方には「核問題入門」といった感じの
学習用ウェブサイトが別にあるべきだと、昔から考えて
おります。
ではまた、Episode 4の作成が進んだら、ここでも
お知らせしますね。
聖公会さんの原発問題プロジェクトのための原稿作成を、
1か月に 1episodeのペースで作成するよう依頼を受けて
おります。
今月も、そろそろ その原稿作成に着手します。
そのため、本「やかんをのせたら~~」に私独自のポストを
するのは、しばらく(10日くらいかな??)お休みになります。
独自ポストを再開したら、CANDUを短く紹介するページを
投稿する計画です。
それまでは、プロジェクト用原稿を短く、ちょくちょく
紹介していきますね。
イラン、U濃縮の停止も既存の濃縮Uの引き渡しも拒否
アゼルバイジャンのAzerNewsウェブサイトより
Iran refuses to halt uranium enrichment or hand over stockpiles
アメリカ側がとにかくイランには濃縮Uを持たせたくない
のに対し、イランは「手放さない」と固執しています。
交渉が進まないのも当然といえば当然ですね。
では、イランの隣国アゼルバイジャンのAzerNewsの
記事を、私が日本語化・要約で紹介しますね。
< > 内は、私からの補足説明です。
***************************
Iran refuses to halt uranium enrichment or hand over stockpiles
(イラン、ウラニウム濃縮の断念も既存ウラニウムの
引き渡しも拒否)
Ulviyya Poladovaさん
2026年10月9日
★ イラン原子力機関のヘッドMohammad Eslamiが、
イランはウラニウム濃縮をやめることもなければ、既存の
濃縮ウラニウムを他国に引き渡すこともない、と発言。
★ 記者会見でEslamiは、ウラニウム濃縮はイランの科学
技術開発に欠かせない活動であると語り、それに関しては
イラン政府はアメリカからの <濃縮を放棄せよという>
要求を受け入れるわけにはいかないと強調した。
★ 一方、アメリカのヴァンス副大統領は、イランはその
ウラニウム濃縮に制限を設けるための具体的なステップを
踏むべきだと指摘、そうでなければ交渉は進まないと
述べた。
**************************
まあ、誰もが予想していた通りの現状になっちゃって
ますよね。
そもそも、今回の衝突では
・ 既に核兵器を(おそらく)保有しているイスラエルと、
核兵器の保有弾頭数世界2位のアメリカとが、現時点では
未保有のイランに「核なんか、持つんじゃねえ~~!」
と攻撃を仕掛けている。
・ 時間の順序として、最初にイランに核技術を導入した
のは、アメリカだった(上の黒いゴチャゴチャ
メニューにある、ページ f-2) を参照)
という構造的な無理があります。
中立的な第三国/機関による調停が必要になるはず
ですよね。
いったんはそうして成立したJCPOAから一方的に
脱退したのも、トランプ政権でした ・・・