では、Hanford Siteとは??

  • As I said below on March 25, I’m abolishing my beaded accessory business
    in several months. Then, I’ll remake this whole website into a new, anti-nuke
    site focused on the “historical inseparability between nuclear weapons and power”.
    The new website is to be written in Japanese since it is targeted at Japanese readers. Until then, I’ll occasionally post some articles about this inseparability
    here.
  • 下の3月25日に述べましたように、あと数か月でこのビーズ アクセサリーのビジネスは廃業します。その際、このウェブサイト全体を新たな反核サイトに作り変えます。そのフォーカスは、
    「核兵器と核発電の歴史的不可分性」にあります。
    その作り変えのときまで、時折ここに、その「不可分性」に関する記事を投稿しますね。
    ご注意: 移行期間中の記事においても、数か月先の新ウェブサイトにおいても、あれこれ
    英語のウェブサイトや書籍からの引用をしますが、その日本語訳は致しません。
    私は翻訳者ではないので、正確な翻訳などできないからです。それと、著作権所有者に無断で翻訳・発表をすると、著作権法上の法律問題も発生してしまいます。できるかぎり、皆様も引用元の原文をお読みくださいね
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    では、Hanford Site とは??

    Hanford Site について下の3月28日の記事で言及しましたが、これはアメリカの西海岸
    ワシントン州の僻地にあった広大な核施設でした。(現在は稼働しておらず、除染が進んでいるそうです)

    賢明なる読者の皆様がもうお察しのとおり、マンハッタン プロジェクトの一環となった施設でした。アメリカ政府のDOE(エネルギー省)によるウェブサイトが
    https://www.hanford.gov/
    にあります。

    そのメニューで About Us –> Hanford History のページをご覧くだされば、この核施設の略史が分かります。
    さらに同じくAbout Us で Projects & Facilities のサブ項目 B Reactor を選ぶと、B Reactor に関する解説があります。
    その冒頭部だけお読みになってもお分かりのとおり、B Reactorは
    ・ マンハッタン計画の一環であったこと、
    ・ プルトニウム製造に使われたこと、
    ・ その作ったプルトニウムを有名なTrinity Test という原爆実験に使い、さらに
    長崎で人々を大量虐殺した原爆にも用いたこと (まあ、やはりというか、
    アメリカ政府のウェブサイトですから、— to end World War II という但し書きが付いて
    いますけどね)
    を、アメリカ政府が今では認めているわけですね。

    さらに Hanford History のページの World War II Era の段落にある通り、
    この施設が具体的に何のためのものなのかは、従業員たちにも一般市民にも知らされていませんでした。いわば、この施設は一種の「秘密都市」だったのですね。

    要するに世界最初の「原子炉」とは、
    ・ マンハッタン プロジェクトという極秘の原爆開発計画の一環として、
    ・ Hanford Site という秘密都市の中で、
    ・ 建造されてPu を製造し、
    ・ そのPuが長崎で多数の方々を焼き殺した
    ということですね。それを、今ではアメリカ政府も認めているわけです。

    では、B Reactor 以外の「初期の」(1943年から、1950年代にかけて)原子炉は、どのようなものだったのでしょうか? それを、次回取り上げましょう。

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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