Last Updated: 20th July, 2022 09:07 IST
Russian Troops Breach Safety Rules At Zaporizhzhia Nuclear Power Plant, Says Energoatom
(ザポリージャ原発でロシア部隊が安全規則に違反と、エネルゴアトム)
インドのメディア ネットワーク企業Republic World による、ザポリージャ原発関連の報道です。2022年7月20日付。
ウクライナへの侵略でロシア軍がザポリージャ原発を占拠しているが、ウクライナの国営核発電企業エネルゴアトムによれば、そのロシア軍部隊が同原発の安全規則に違反した。
Riya Baibhawi 記者
いつも通り、私の日本語化で。< > 内は私からの補足説明。
*****************
ウクライナへの侵略でロシア軍がザポリージャ原発を占拠しているが、
そのロシア軍部隊が同原発の安全規則に違反した。ウクライナの国営
核発電企業エネルゴアトムによれば、この月曜日 <7月18日> に
プーティンの軍はロシア軍制圧下のエネルホダルにある同原発の従業員
たちから通行書を奪い取った。同部隊の兵士たちは誰も放射線防護服を
着用しておらず、しかも同原発構内を進むうちに幾度も安全規則に違反した。
先週、ザポリージャ地域の親ロシア派軍・市民勢力の代表者である
Yevgeny Balitskyが述べたところでは、同地域のロシアへの併合に関する
住民投票が今年秋初めにも実施されるそうだ。Balitskyは併合のために
あらゆる 「組織的メカニズム」 を整備していると語っていると、
TASS通信は報じている。労働運動や労働組合、活動家たちから、
ザポリージャ地域の命運を早く決めるよう請願を受けていると、
Balitsky は述べている。さらに彼は、同地域の住民たちはロシアへの
併合を望んでいると強調していた。
一方、ロシア軍はウクライナの南部ならびに東部工業地域にある
町や村への攻撃を続けている。火曜日にはクラマトルスクに対して
ミサイルを発射、住民1名が死亡し、住民10名が負傷した。
Pavlo Kyrylenko知事は後に10階建てアパートが攻撃を受けたことを
確認、超音速ミサイルR-37が使用されたと発言した。ウクライナの
国家緊急事態サービスによると、それとは別の攻撃で、プーティンの
軍団はスロヴィアンスクの居住用ビルを部分的に破壊、2名を死亡させた。
オデッサ、巡航ミサイルの標的に
さらにオデッサではロシア軍が夜間にKalibr巡航ミサイルを7発発射、
6人が負傷した。ロシアの国防省は後程、このビレンケという村への
攻撃は正当な軍事目的を達成したもので、「アメリカや西欧諸国が
提供した兵器用の弾薬の保管庫を破壊した」 と主張した。だが
オデッサの地方政府の広報官Serhiy Bratchukはこの主張は無根拠だと
否定、ロシアがこの攻撃を加えたのは威嚇戦術の一環であるとした。
BratchukがウクライナのTVに述べたところによれば、「こうした
非戦闘員に対する攻撃の目的とは、1つしかない。住民や地方政府当局を
威嚇し、絶えず緊張の中に閉じ込めることだ」 ロシア対ウクライナの
戦争は5か月目に突入しようとしており、両国合わせると何十万人もの
死亡者が出ている。
*****************
どうもロシア軍は自分の兵士たちに放射線防御の必要事項なども教えずに、
原発制圧に放り込んじゃっているようですね。まともな訓練を行う余裕も
ないのでしょう。
問題は、こんなまったく無知な兵員が原発を制圧している以上、その
原発ではどんな異常事態が発生しても不思議ではない ・・・ という
ことですね。
「やかんをのせたら~~」 でたびたび説明してきたように、原子炉とは
もともと核兵器製造用のマシーンです。それにいくら 「やかん」 を
のせて発電をしたところで、「安全な機械」 に変身するわけじゃ、
ありません。
異常事態が起きる前に、プーティンが正気を取り戻してウクライナに
平和が戻ることを!