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日本企業が非合法に輸出した精密測定機器が、なんと
カーンの闇の各ネットワークに渡ってしまっていた、という
「やらかし」の実例紹介です。

上の黒いメニューにある固定ページ f-8) を2020年に記した時点では、
具体的な日本企業の名称を私が忘れてしまっており、何を見ても
見つけられませんでした。
先日、NTI の2007年の報告書をインターネットで見つけ、
やっと思い出した次第です。
別に、そうした日本企業に対して私は何の悪意もないのですが、
発覚当時には広く日本語メディアでも報道された事件であり、
実際に裁判所で有罪判決も出ていますので、そのNTIの
報告書を抜粋・日本語化して紹介するべきだと考えました

その意図は、何も特定企業を叩くことなんかじゃなくて、
核発電 ⇒ 核兵器の拡散 (proliferation) というものがある限り、
どこの国の企業であれ、こうした「闇の貿易」に関わってしまう
可能性がある、という事実を訴えたいのですね。

では、上の黒いメニューの中央よりやや下の方にある g-7) を
クリック!

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JCPOA再建交渉、崩壊か??

広東省のタイシャン原発事故についても、長らく続報を待ち、ようやく続報があったので先日取り上げました。(上の黒いメニューでHome ⇒ 2021年12月6日)

もう1つ続報を待っていたもの、それがウィーンでのJCPOA再建交渉ですよね。
「JCPOAって、なに???」とおっしゃる方々は、上の黒いメニューで固定ページ f-4) の「JCPOA合意、しかし ・・・」という箇所をご覧くださいませ。

で、その核合意を再建しようとする交渉・会談がウィーンで続けられていて、今年(2021年)の5月から夏にかけては、本ウェブサイトでもそれに関する報道を紹介しておりました。

ところが。イランで大統領選挙があり、政権交代があったため、しばし会談が中断していたのですね。それがこのほど再開したので、交渉がまとまってイランの無謀なウラニウム濃縮が止まり、アメリカやロシアも核廃絶に向けて進んでいくことを願っていたのですが~~~
なんとまあ、交渉は決裂しそうです。どこの国であれ、いったんウラニウムの過剰濃縮など始めてしまうと、それを止めるのがいかに困難か。

私たちは、
他人を見るとウィルスに警戒し、
空を見上げては核ミサイルが飛んでこないことを願い、
その空の大気中のCO2などを憂いて、
生きていくしかないのでしょうか??

20-min croquis, seated model / 20分クロッキー、床に座すモデルさん

ずっと待っていたのに~~ああ・・・
私の20分クロッキーより

しかも現在、「原発はCO2を出さない」という短絡した誤認識(上の黒いメニューの下部で、固定ページの付録 w-1)を参照)から、あるいはヒョッとして “原発産業の世論操作” によるものか、SMRを世界に普及させようという動きすらあります。核兵器のproliferationはもう止められないのでしょうか?(上の黒いメニューの下部で、固定ページの s-0)から s-3)を参照)

なんだか泣き言を言っちゃってますが、とにかくまずは、ウィーンで何があったのかを知りましょう。
The New York Timesの今年12月3日付の記事から、私の抜粋と日本語化で紹介しますね。
紹介文中の<>の中は、私による説明です。

元の英語記事は、下記にございます。

https://www.nytimes.com/2021/12/03/world/middleeast/iran-nuclear-negotiations-europeans.html

Dec. 3, 2021

Hollowness in the lovely model -- I might say / すてきなモデルさんの中に、潜む空白 ・・とでもいえばいいのか?

空虚だわ ・・・
私の20分クロッキーより
(私による抜粋・日本語化)

「イラン政権が態度を変えない限り、イランと西側の間の核合意再建交渉は頓挫へ」と、ヨーロッパ諸国の代表

<イランとの核合意の再建を目指した>ウィーン会談で、イランの強硬派新政権が主張している姿勢は2015年の<本来の>合意内容と食い違うものだと、ヨーロッパ諸国の交渉担当代表者たちが語る。

記者 Steven Erlanger

ブリュッセル発 — 2015年の核合意を再建しようと願う西側諸国の交渉官たちがこの金曜日<12月3日>に述べたところによれば、イランの強硬派新政権が既存の合意草案に対する容認できない変更を主張しており、しかもその一方でイラン国内の核開発プログラムは予定通り進めている。

ウィーンでの5日間にわたる会談の後、参加していた英国、フランス、ドイツの交渉担当官たちが厳しく語ったところでは、イラン新政権が急速に姿勢を変えない限り、交渉が成功を収める可能性はほとんどない。今回の階段は一旦停止され、参加各国は母国政府との相談に当たっている。来週、会談が再開する可能性もある。

それら3か国の交渉官たちの共同声明によると、「5か月以上間に、イランはこの交渉を中断した。そしてそれ以降、核開発プログラムの方を加速している」 「今週、イランはこれまでの外交の進展を逆戻りさせた。何か月もかけて困難な合意点を練りだしたのに、そのほとんどすべてをイランは無視している。草案への根本的な変更を求めているのだ」 それら交渉官たちによれば、そうした変更を加えるなら、この草案は無駄なものと化してしまう。すでに70から80%完成していたのに、である。

イランが言うには、JCPOAつまり「包括的共同作業計画という正式名称の2015年の合意に復帰したいと、同国も願っているそうだ。だがヨーロッパ諸国代表によると、イランからの提案の一部はこの合意と食い違うだけでなく、同合意の規定を「踏み越える」ものだという。

それら3か国の交渉官たちによると、「イラン側の提出した草案で、そうしたギャップを、現実的な時間の枠組みの中でどのように埋められるのか、それがはっきりしない」 欧州諸国の政府は「外交交渉を進めることに努めているのだが、時間がもうなくなりつつある」

"Argument I -- Louder, Louder"
“Argument I” (口論 I)
私のオイルパステル作品より

<中略>

イランは既にウラニウム60%濃縮を開始しており、この濃度のウラニウムには民生用用途はないと専門家たちは述べている。あと1か月程度もあれば、イランは原爆レベルの核燃料を製造できるのだ。

イランは、核兵器を製造する意図はないと主張している。だが同時に、国連の核査察機関であるIAEAがイラン国内の重要な核施設で2015年の合意で認められている施設に入ることは、拒否している。IAEAが査察できるイランの核施設は限られているが、地下深くにあるフォルドウ核複合施設には最先端の遠心分離機が導入されているものとIAEAは判断している。そこで、2015年の合意では禁じられているウラニウム濃縮を行っているようだ。

<2018年に>トランプ前大統領のアメリカがこの核合意から脱退したのだが、その後しばらくはイランも制約を順守していた。他の加盟諸国が何とか解決策を見つけてくれると期待していたのだ。だがアメリカの脱退から1年が過ぎると、イランの堪忍袋の緒が切れ、2015年合意の制約を破り始めた。現在では同国は濃縮ウラニウム2.3トン以上を保有、これは合意の下で認められている量の約11倍に当たる。今やイランは気化ウラニウムを金属に転換しており、これは原爆製造のための重要なステップである。

"Argument V -- Logophobia"
“Argument V – Logophobia”(口論V ・・ 言語恐怖症)
私のオイルパステル作品より

<中略>

イランの交渉担当官たちによれば、ウィーンで合意を締結したいと望んではいるのだが、先に脱退したアメリカが最初に行動を示すべきだという。イラン側は経済制裁のすべてを解除するよう求めており、しかもそれは核開発プログラムに対応した制裁だけではなく、中東地区での紛争へのイランの関与に関する懲罰的制裁も含む。イランが近隣諸国に攻撃を加えたことに対する制裁も、解除せよというのだ。そうした解除が実現して初めて、イランは核開発プログラムを中止するという。

<中略>
<アメリカの国務長官>ブリンケン氏は、イスラエルのナフタリ ベネット首相からの「イランが脅迫行為に出ている以上、ウィーンでの交渉も打ち切るべきだ」という呼びかけを却下している。

「極めて近い将来、おそらく明日あたりには、イランにこの交渉をまじめに進めるつもりがあるのかないのかを判断できるだろう。正直に言って、ここ数日のイランの動きや言葉遣いを見ていると、あまり楽観的に眺めることはできない」と、ブリンケン氏は語った。
************

別に私は、イランもアメリカも、特定国や特定集団を嫌ってはおりません。
核兵器や放射線は、人種や民族、国家の境界を無視してすべての生命を痛めつけ、
あるいは破壊してしまうからですね。

とにかく、イランとイスラエルが核兵器をお互いに向けて睨み合い、そこにサウディ アラビアも加わる ・・・ なんてことだけは、回避できることを祈っています!

時間はもうない ・・・

時間はもうない ・・・  私のボールペン デッサンより

次回のアップロードは、また固定ページです

上の黒いメニューの中央あたり、固定ページ -8) で
「このカーンの「闇のネットワーク」は世界的に広がっており、実際に機器類などの製造や配送に関わった国々は13にのぼっていたそうです。Geleskulさんはその13の諸国を名前で列挙してくれています。ドイツ、スペイン、イタリア、リヒテンスタイン、マレーシア、UAE、パキスタン、韓国、シンガポール、トルコ、スイス、南アフリカ、そして日本。」
と記しました。
この「日本」でだれが関与していたのか、固定ページ f-8) を記した2020年の時点では、私が忘れてしまっていたのですが、昨日(2021年12月7日)NTIの2007年の報告書で
この問題を取り上げたものを見つけました! 忘れていた記憶が、よみがえりました!
その報告書を紹介しますが、例によって準備が必要なので、しばしお待ちくださいな

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タイシャン(台山)原発の燃料棒破損、ひょっとして70本以上??

この「やかんをのせたら~~」では、今年(2021年)の6月21日にタイシャン原発の燃料棒破損事故について、CNNの報道を日本語化して紹介しました。上の黒いメニュー内の左上、Homeをクリック ⇒ 右端の「アーカイブ」で2021年6月をクリックすると、「CNNによれば、・・・・」というタイトルが登場するはずです。それを、クリックなさってくださいませ。

で、それ以来先週まで(今日は、2021年12月6日)、ずっとこの事故の続報を待っておりました。このあたり、報道に携わる方々には、こうした重要な出来事に関しては継続的な報道をお願いしたいものです。(タイシャンで大量の放射性物質が漏れ出た場合、東北東に向かう強い風が吹いていれば、台湾も被害をこうむりますし、那覇あたりだって影響を受ける恐れはありますからね)

Experiment with "resonance" / 「共鳴」の実験
やっと聞こえてきたわ~~
私の20分クロッキーより

で、半年近く待っていた続報、やっと聞こえてきました。でも、その待っていた間に、フランス政府は原発の新設を再開することを決めたりしています。そのフランスの「元AREVA」つまりORANO社(持ち株会社)の関連企業が、このタイシャン原発の建設や運用に携わっているのですが。

それでは、そのタイシャン原発の燃料棒破損に関する近日の報道例から、抜粋・日本語化して紹介しますね。

Vision Timesという中国の週刊新聞のウェブサイトに、元の英語記事があります。
70-Plus Nuclear Fuel Rods at China’s Largest Reactor Taishan Damaged by Possible Design Flaws: Whistleblower – Vision Times

Arina Wangという記者の方による記事で、2021年12月2日付のものです。

(私による抜粋・日本語化、なお今後は引用文中の私からの訳注は<>で示します
中国とフランスが合弁で所有している中国のタイシャン<Heedayより注釈: 香港から西に150㎞程度>にある原発は、この8月に核燃料の漏出事故を起こしたとの報告を受けて停止している。「放射線の脅威」が発生する恐れがある、とのことであった。

中国南部の広東省にあるこの原発の運営に当たっているのは、 中国广核集团(China General Nuclear Power Group)とフランス国営の<電力会社である>Electricite De France (フランス電力、EDF) とである。

Commission de Recherche et d’Information Indépendantes sur la Radioactivité (放射能に関する調査および情報提供の独立委員会、CRIIRAD) <というフランスの放射線関連の環境保護に努める独立系NGO> は、<1986年の> チェルノブイリ大災害を受けて結成された団体だが、そのCRIIRADがフランスの核安全当局に告げたところでは、ある内部告発者がCRIIRADに接触、今回の核燃料漏れの原因として考えられる問題を知らせてくれたそうだ。

さらに中国の核発電当局は<今年の夏に> 約5本の核燃料棒が破損していたことを認めたが、上述の内部告発者がフランスの国営放送局であるRadio France Internationale に告げたところによれば、実際に破損していた核燃料棒は70本を超えていたという。

・・・・ 中略 ・・・・

20-min croquis, precision can ruin the space-object interaction --- / 20分クロッキー、正確性が物体と空間の間の相互作用をつぶしてしまう場合も
私の20分クロッキーより ~~ 下地が暗い色という「設計」だと、
モティーフを白などで描くことに必然的になります。

タイシャンの原子炉の設計上の問題

この内部告発者は、核発電業界の経験があるフランス国籍のエンジニアで、タイシャン原発については詳細な知識があると述べている。同エンジニアによれば、今回の燃料棒損傷の原因としては、原子炉容器内の圧力に関する設計上の問題がありえるとのことだ。さらにこの内部告発者によれば、この核燃料棒集合体に損傷が生じたのは「異常な振動」のためであった、という。

中略

CRIIRAD ではフランスの核安全当局と11月27日にEメールで連絡を取り、この内部告発者の通報内容を厳密に検討するよう依頼した。さらにCRIIRADでは、タイシャン原発でどのような事故が発生しても、EDFがフランス国内や<フィンランドのオルキリオトその他の>国外で建設中の原子炉にも影響があり得る、とも伝達している。*************************

最後の箇所、EDFが国内外で建設中ないしは建設しようとしている原発というのは、EPR(ヨーロッパでの名称がEuropean Pressurised Reactor)という種類の原子炉で、基本的には加圧水型軽水炉(PWR)です。その最初に商用稼働したのが、今回の事故で有名になったタイシャン1号(2018年12月に稼働開始)です。
ヨーロッパではフィンランドのオルキリオトとフランスのフラマンヴィルに建設中ですが、予定より大幅に遅れており、経費が見積もりを大きく上回っています。

そこに、今回の「設計上の問題か?」との報道があったので、政府が原発の新設を再開することを決めたフランスでは、騒ぎになっている様子です。たとえば、フランス語のnucleaire taishan chine でネットを探してみてください。フランス語の近日の記事が、アレコレすぐに出てくるはずです。

 「CO2削減だ!」⇒ 「やっぱり原発を!」という短絡をやらかしてしまうと、国全体での、さらには国際的な騒ぎになりかねない、という実例ですね。
それを、日本語のメディアが少ししか取り上げていないのは、いったいなぜ~~?
「でも、原発はCO2出さないんでしょ?」とお考えの方々は、上の黒いメニューの底部、固定ページの付録 w-1) をご覧くださいな

 

 

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GE Hitachi がトロント近郊に建設する予定の BWRX-300 の件

日本語でも報道されているように、GE Hitachi がカナダ最大の都市トロントの
近郊に SMR を新設することになったそうです。
新設予定の原子炉は同社が開発を進めてきた BWX-300 という SMR で、
同社の関連ウェブページなどを見ると、思った通りパッシヴ セーフティー
(人間が介入しなくても、自然に安全性を保てるとされている仕組み)などを
売り物にしています。

ですが、
・ どうも、そのパッシヴ セーフティーの仕組みについて、
BWRX の場合での具体的な説明が見つからない。
・ 上の黒いメニュー内部の下の方にある固定ページ s-2) で Union of Concerned Scientists が公表している SMR の安全性に関する問題指摘を抜粋紹介しましたが、
そこで指摘されている問題点に関する対応策なり反論なりが、インターネットでは
見つけられない。
・ パッシヴ セーフティーはメルトダウンなどの防止に関する安全策ですが、
proliferation risk (核兵器につながってしまう危険性)についての言及は、
やはりネットでは見当たらない。

といった現状です。(2021年12月4日 JST 現在)

明かりをともして、よく見てみると ・・・

明かりをともして、よく見てみると ・・・     私のボールペン スケッチより

GEがYouTubeで公表しているBWRX-300紹介ビデオ
GE Hitachi’s Small Modular Nuclear Reactor The BWRX-300 Can Help Countries Meet Their Climate Goals – YouTube
も見ましたがが、上記の問題点はまったく解消しません。

そのビデオ中で Dahlgren さんとおっしゃるPrincipal Engineer (主任エンジニア)の
方が、
BWRXには、— like a LEGO Kit (LEGOのキットを組み立てるように)—  既存の
実証済みのテクノロジーを採用し、組み合わせている
という主旨の発言をしてらっしゃいます。

確かに、既存のものを組み合わせるなら、原子力規制当局による承認などは早く進む
はずですよね。ただ、逆に言うと、passive safety とはいっても、従来のテクノロジー
より本質的に安全性が向上するわけではないのでは?と、常識的に疑問が
生じますよね。

それとこのビデオを見ていてやはり気になるのは、後半でエストニアやポーランドでの
SMR導入も「ほのめかして」いることです。その主な動機はやはりCO2削減でして、
「核発電(原発)は、稼働中には炭素を排出しません」と、このビデオの8:15あたり
でも明確にうたっています。原文は Nuclear power does not emit carbon during operation
というもので、それはその通りなのですが、during operation つまり「発電中は」って
ことです。ウラニウム濃縮作業で消費する電力や、原発の外部電源などを無視するならば、ってことです。

核発電が本当にCO2を出さないのか、さらに希少資源である水を大量消費しないのか、
という問題については、すでに上の黒いメニューで一番下にある 付録 w-1) で短く
問題指摘しております。

日本の反原発団体の皆様へ、
CO2削減が全世界の課題 ⇒ 日本に限らずSMR導入が世界に広まりつつある、という
世界的潮流が見られるようです。
反核団体が世界的に連帯し、SMRの問題点を指摘するような動きを起こす必要が
あると私は考えているのですが、いかがでしょうか??

 

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固定ページ tw-3)をアップロードしました

固定ページ tw-3)もアップロードしました。
TWRならびに高速増殖炉全般のproliferation riskを考察しております。

例によって、上の黒いメニューの内部、下の方にございます。

これで、固定ページの制作をしばらく休みますね。
ああ、疲れた ~~

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固定ページ w-1) に加筆

固定ページ w-1) に加筆しました。
ウラニウム濃縮工場の消費電力や水消費がどれだけなのか、核発電推進側が
数値を発表していない(「原発は、CO2を出さない」と主張するなら、
根拠として数値を公表するべきですが)と、この固定ページに
私は記したのですが、関連する数値をやっと見つけたので、その科学論文を
紹介しております。
ただし。 遠心分離式ではなく、ガス拡散方式のウラニウム濃縮工場で、しかも1950年代にアメリカで稼働を始めた施設ですが。それでも、何かの参考にはなると思います。

上の黒いメニューの内部、最下部にございます。

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固定ページ tw-2) もアップロード

固定ページ tw-2) もアップロードしました。
TWRの安全性に関する問題を指摘しております。

上の黒いメニューで、下の方にございます。

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JCPOA再建交渉、この29日に再開

このところ固定ページでSMRやTWRといった新型原子炉の問題を説明するのに多忙で、
JCPOA再建交渉について4は取り上げる暇がありませんでした。

しかし、交渉は再開するようです。
Center for Iranian Studies in Ankara(アンカラ イラン研究センター、IRAM)という
トルコのイラン問題研究所があり、それが今年11月26日に発表した論説によると、
JCPOA再建交渉の第7ラウンドがこの11月29日に再開するそうです。

On November 29, the seventh round of the Vienna negotiations on JCPOA will begin.
11月29日に、JCPOAウィーン交渉の第7ラウンドが始まる。

と明記してあります。

私はまだTWR関連の固定ページ作成で忙しいので、
JCPOA交渉にご関心がおありの皆様は
Prospects of the 7th Vienna JCPOA Negotiation – İRAM Center | Center for Iranian Studies in Ankara (iramcenter.org)
をお読みくださいな。

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固定ページ tw-1) をアップロード

いよいよ、固定ページ tw-1) をアップロードしました。
TWRとは「何が新しいのか」、概略を説明します。

安全性に関する問題点は次回の固定ページで、
proliferation riskに関してはその次の固定ページで、
それぞれ取り上げます。

上の黒いメニューで、下の方にございます。探して、クリックなさってくださいませ。

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固定ページ tw-0) をアップロード

今度の固定ページのシリーズ tw-x) では、また新たなタイプの原子炉 TWR を
取り上げます。

「ビル ゲーツ氏の新型原子炉、ワイオミング州に建設の計画」といった
報道が日本語でも流れ、なんやら「従来の原子炉とは、まったく異なる」
なんて触れ込みになっている報道が、多いですよね。

ほんとに、どこまで・何が、新しいの??
どこまで安全なの??
そして、(特にTWRで重要な問題なのですが)proliferation riskは???

そういった内容を、何回かに分けて考察します。

準備に時間がかかるので、しばしお待ちくださいませ!

 

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