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d-10) ソモソモなぜ 「核分裂」 させるのか?
をアップロードしました。

「やかんをのせたら~~」 としては珍しく、
「崩壊熱とは?」 といった基本的な事柄
説明しています。
きわめて基本的な問題である、「そもそも
原子炉で核分裂を起こさせるのは、なんの
ためか?」 という疑問を考えていただく
ためですね。
原子炉の正体」 を知るうえで、本質的な
疑問です。

上の黒いメニューでは、基本的に項目を
アルファベット順に配列しています。
ページ d-10) を見つけてクリック!

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核技術にはやはりヤバい機密が ・・・

CNNのウェブサイトより
US warns Russia not to touch American nuclear technology at Ukrainian nuclear plant (msn.com)

やはりというか、ザポリージャ原発などで
アメリカのWestinghouse社の核燃料を使い
始めたことは、すでに昨年報道されて
いましたが
(Westinghouse to supply all of Ukraine’s nuclear fuel – Bellona.org)、
その時以来 「核技術関連の秘密は、大丈夫
なのかあ??」 と心配でした。なにせ、
アメリカの核燃料を使っている原発を、今の
ところロシア軍が占拠してるわけですから。
やっぱり! CNNの報道を見てみましょう。

いつもどおり、私による日本語化
< > 内は、私からの補足説明
です。

…こういう事態にならないとは ・・・

…こういう事態にならないとは ・・・

***********************
US warns Russia not to touch American
nuclear technology at Ukrainian nuclear
plant
(ウクライナの原発にあるアメリカの核
技術には、ロシアは手を出すなとアメリカ
が警告)

Natasha Bertrand記者、
2023年4月19日

ウクライナの某原発ではアメリカの機密性の
高い核技術を利用しており、アメリカ政府は
ロシアに対し、そうした技術には手を出さない
よう警告している。アメリカのエネルギー省が
ロシアの国営核エネルギー公社Rosatom
に対し、先月送付した書簡に基づく。

2023年3月17日付の同書簡をCNNでは
入手したのだが、エネルギー省の
Nonproliferation Policy (核不拡散政策)
担当のAndrea FerkileがRosatomの
社長に対し、エネルホダル市にある
ザポリージャ原発ではアメリカで作成した
核関連の技術的データを利用しているが、
これはアメリカ政府が輸出規制している
データだと述べている。

アメリカの国家安全保障上の利益を損なう
ような使用が可能である物品、ソフトウェア、
技術は、アメリカの輸出規制の対象となる。

このエネルギー省からの書簡の背景として、
ヨーロッパ最大の原発であるザポリージャ
原発を今もロシア軍が占拠している。昨年
2月にロシアはウクライナ侵略を始めたが、
それ以降ロシアはザポリージャ原発がある
地区を占領している。同原発はそれ以来、
同地区でのロシア軍による激しい砲撃の
ため、頻繁にグリッドから切断され、核事故
が発生するのではと、ヨーロッパ中で不安
が高まっている。

他人が勝手にいじると~~

他人が勝手にいじると~~

同原発を実際に稼働させているのは今も
ウクライナ側のスタッフだが、管理主体は
Rosatomになっている。アメリカの
エネルギー省はRosatomに対し、この
書簡で、アメリカの技術をロシアの市民や
団体が操作するのは 「非合法だ」 と
警告している。

CNN では、Rosatomにもコメントを求めた。

この書簡によれば、「アメリカの法の下では、
許可を受けていない人物が <こうした核
技術を扱うのは> 非合法であり、それには
ロシア国民やロシアの団体も含まれる。
Rosatomやその系列企業などもだ。ここで
禁じられている行為は、そうした技術や
技術的データを意図的に入手・保有・制御・
輸出・保管・強奪・検査・再輸出・輸送・譲渡・
複写・操作すること、また他者がそうした
行為をするよう指示あるいは許可することなど
だ。 そうした行為を願うロシアの個人や
団体は、アメリカのエネルギー長官から許可
を受けねばならない」

情報が錯綜していても、本物は本物

情報が錯綜していても、本物は本物

この書簡にRosatomが回答したのか否か
は、明らかになっていない。エネルギー省の
National Nuclear Security Administration
(国家核安全保障局)がCNNに述べたところ
によれば、この書簡は本物である。

この書簡のことを最初に報道したのは、
ニュース報道機関であるRBCウクライナ
だった。

「エネルギー省のNational Nuclear Security
Administrationとしては、この書簡が本物で
あることは確認できる」 そう語るのは、同
Administrationの公共問題担当副理事の
Shayela Hassan だ。

Hassanはさらに、「エネルギー長官には、
機密に該当しない民間の核技術の譲渡や
外国の核エネルギー活動への支援であって
も、それらを許可する法的な責任がある。法
規制活動については、エネルギー省は
コメントしない」 と述べている。

Ferkileがエネルギー省の監察官に宛てた
別の書簡もあり、これも CNNが内容を確認
しており、2022年10月24日付のものだ。
その書簡には、ザポリージャ原発で使用する
ためにアメリカがウクライナに輸出した核
技術の概要が記載されており、しかも
エネルギー省には“そうした核技術や技術的
データを何らかのロシア国籍の個人や団体に
譲渡してよいとの許可を現時点で発している
という記録は皆無だ” と繰り返し記されている。

エネルギー省のOffice of Nuclear Energy
(核エネルギー局) では、アメリカが
ザポリージャ原発に支援を行っているという
事実は公然と認めており 、同省のウェブ
サイトでも2021年6月に、ウクライナでの
“エネルギー安全保障を最終的に強化する
ための原子炉の新たなメインテナンス手順
や操作の実施を支援してきた” と記して
いた。
*********************

ヘタな奴らの手に渡ると~~

ヘタな奴らの手に渡ると~~

「原子力」 が完全に 「平和利用」 であるの
なら、発電用核燃料をロシアが分析したとして
も、あくまで私企業間の技術秘密に関する
問題となるハズで、国家政府がここまで
反応する必要はありませんよね??
現実にはアメリカ政府がこうした対応をしなきゃ
ならないってのは、「平和利用」 が実はいかに
アブナイものかの現れ見るべきでしょう。
そもそも 「原子炉」 とは本来何のためのもの
だったのか、「やかんをのせたら~~」 では
繰り返し説明してきました。まだお読みでない
方は、上の黒いメニューにある固定ページ
シリーズの b-x) や d-x) をご覧くださいな。
また、「商用」 原発で発生するトリチウムを
公に核兵器用に使用している実例について
は、ページ シリーズ t-x) を!

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SMRに関する固定ページのシリーズ s-x) に、
新たなページ s-6) をアップロードしました。

小型原子炉のほうが、大型と比べ、
発電量あたりの放射性ごみの発生量が多くなる
のはなぜか? その原理を説明しております。
まあ、きわめて単純な原理なのですけどね。

上の黒いメニュー (項目は基本的に
アルファベット順) で、s-6) をクリック!

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イランの核開発と、市民による反政府抗議

THE CONVERSATIONというウェブサイト
(ニュースと学術発表を内容とする、非営利
ウェブサイト)
With Iran purportedly capable of making a nuclear bomb in a matter of months, what will its leaders do next? (theconversation.com)
より

イランはすでに 「潜在的核兵器保有国」 と
みなされています (日本もそうですよ) が、
では今後どうなるのか??
実に心配ですよね。

まさしくその問題に関する論考です。

ニュースだと 「新しさ」 も大切になりますが、
下記はニュースというよりも論考なので、
発表日から1週間近く経過した本日 (17日)
になって読み、アレコレ考えるのも良い
でしょう。

いつもどおり
私による抜粋・日本語化
< > 内は私からの補足説明
で紹介します。

U濃縮以外でも ~~ 「平和利用」 は実は 核兵器と不可分⇒ 核兵器開発へ、という 典型的な実例か?

U濃縮以外でも ~~ 「平和利用」 は実は
核兵器と不可分⇒ 核兵器開発へ、という
典型的な実例か?

**************************
With Iran purportedly capable of
making
a nuclear bomb in a matter
of months,
what will its leaders do next?
(2-3か月で核兵器を製造する能力をイラン
が手に入れたとみられる中、同国指導層の
次の動きは?)

Amin Naeni
オーストラリアのDeakin大学の市民権と
グローバル化に関する研究所で、博士号
候補

2023年4月11日
Atomic Energy Organization of Iran/AP

もはや、これに構ってられん~~

もはや、これに構ってられん~~

イランと西側諸国の間での、イランの核開発
プログラムに関する交渉は従来から一進一退
を重ねてきているが、またもや両者間の
食い違いのため足踏みしている。

アメリカのアントニー ブリンケン国務長官は
交渉テーブルを再構築する 「機会をつぶした」
としてイランを非難、バイデン政権にとって
この交渉はもはや優先事項ではないという
主張を保持している。

一方のイランは、実際に核兵器を製造
できる地点にじりじりと近づいているようだ。

IAEAの査察官たちによれば、イランは
すでに84%のウラニウム濃縮を実行して
おり、核兵器に必要となる90%濃縮まで
後わずかだ。

アメリカの統合参謀本部議長マーク ミリー
大将 (General Mark Milley)がこの3月
終わりに米国下院に述べたところでは、
イランは 「2週間もかからずに」 核爆弾を
製造するに充分な核分裂性物質を保有して
おり、<核爆弾部分だけでなく完成品として
の> 核兵器自体も数か月で製造できる。

こうした展開の中、<イランと西側が>
合意に至る余地はあるのだろうか?

アメリカの政治専門ケーブル チャネル
C-SPANによるTweetからの引用
Mark Milley議長: 「イランは2週間も
かからずに核爆弾を製造するに充分な
核分裂性物質を製造でき、核兵器自体も
数か月で製造できる」

これじゃ、目の前しか見えない ・・・ 私の点描練習

これじゃ、目の前しか見えない ・・・
私の点描練習

核交渉の視野狭窄

この2年間、アメリカとEUは <2015年
締結の> 核合意を再建しようと躍起だった。
Joint Comprehensive Plan of Action
(JCPOA、包括的共同作業計画) という
この合意だが、2018年にアメリカのドナルド
トランプ大統領 <当時> が廃棄した。

だが西側の再建努力はいまだに結実して
いない。これは、イラン側が 「過剰な要求」
しているためだとされている。そうした要求の
一例として、アメリカが認めるアメリカ国外
のテロ組織のリストから、イスラム革命防衛隊
<というイランの武装政府機関> を除外せよ
というものもある。

そうした困難にも関わらず、JCPOAは今も、
イランの核プログラムに対する唯一の対処
策だ。アメリカは確かにこの交渉を優先課題
から外してはいるのだが、まだこの交渉が
終わってしまったとの正式な発表もして
いない。

そうした視野狭窄に陥ると、2015年以降の
変化やイランにおける全般的な意思決定の
パターンを見落とすことになる。

この核合意を支持する勢力はよく、この合意
によってイランの核開発能力が大きく制限
されたと主張しているのだが、イランの核
プログラムは実際にはわずか2年間で拡張
されている。さらに近年には、革命防衛隊に
関連しているニュース情報源によれば、
イランは 「正当な理由で核爆弾を製造する
科学的手法をあきらめることはない」
とのことだ。

慎重に、ゆっくり ~~

慎重に、ゆっくり ~~

現時点での重大な問題とは、イラン指導層が
次にどう動くかだ。ウィリアム バーンズ
CIA 長官がこの2月に述べたところでは、
イランの最高指導者はまだ核兵器製造の
決定を下してはいないと同長官は認識して
いる。

では、当のイラン指導層はどう考えているの
だろうか?こうした質問に答えるためには、
イランの歴史における意思決定のパターン
が重要な要因となるが、それが広く忘れられて
しまっている。

<ここにもTweetの引用がありますが、省略>

念入りな審議という歴史

1979年のイスラム革命以来今まで <それ
以前のイランは世俗的な王国でしたが、この
年にイスラム革命がおこり、イスラム共和国に
なりました>、イランの指導者たちは重大な
決定を下す際には大変慎重で時間のかかる
アプローチを取ってきている。

イランでこうした時間がかかる意思決定の
プロセスを採用している根底には、政権を
長く存続させたいという不安感がある。
この40年間、イランの政権は国内国外
両面での各種脅威に対抗してきているのだ。

例として、イスラム革命の翌年、1980年には
<イラク軍が侵攻して> イランVSイラク
戦争が始まったのだが、その停戦と和平
交渉をイランが受諾するには8年を要した。

ずいぶん先まで ・・・ 私の点描練習

ずいぶん先まで ・・・
私の点描練習

さらに2003年にはイランの核開発
プログラムが世界に知られることになった
のだが、それを受けてのアメリカおよび世界
主要国との核合意に向けた真剣な交渉を
イラン当局が始めるまでには、10年を要して
いる。

また、イランが 「東を重視」 する政策を
初めて提唱したのは2000年代半ば、
まだモハムード アフマディネジャドが大統領
であったころだが、その方針に則った主要
政策をイランが策定し始めたのは2015年
のことであった。その方針の表れとして、
シリア <の内戦> そして今ではウクライナ
での戦争において、イランはロシアと軍事的に
協力している。さらに中国とも、長的な経済・
軍事・安全保障の合意を締結している。

だが、核兵器の製造は間違いなく、1979年
のイスラム革命以降にイラン指導層が下した
重要な決定の中でも、もっとも重大なもの
となろう。

西側は、どう対応できるのか?

今までのところ、こうしたイラン指導層による
意思決定プロセスの遅さが大きな要因となり、
核開発プログラムはまだ核兵器プログラム
にはなっていない。

この、イラン指導層の制約は、西側にとっては
良い機会でもある。現在イラン国内では、
各地で反政府抗議活動が巻き起こって
いるのだ。

一人の女性から ・・・ 私の20分クロッキー2つ 私の20分クロッキー

一人の女性から ・・・
私の20分クロッキー2つ
私の20分クロッキー

こうした抗議活動はすでに何か月も続いて
いるが、それらが始まったきっかけは昨年、
「道徳警察」 に拘留されていた女性が
死亡したことであった。こうした広義の広がり
のため、国内では政権への支持の衰えが
加速、国際世界からも新たな制裁が科せ
られることとなった。

西側諸国がJCPOA再建へのこだわりを
捨て、イラン市民たちによる抗議活動への
支援を外交と経済面でのプレッシャーによって
継続するならば、イラン指導者たちには強力な
合図を送ることになろう。つまり、政権の存続に
対する脅威とは何も軍事的要因だけから
生じるわけでなく、国内からも生じ強力化して
いるのだ、という合図である。

こうした市民による抗議活動のただなか、
イラン政府高官たちや強硬派メディアが
核合意はなくなったわけではない、交渉は
今も継続中であると頻繁に力説してきたと
いう事実は重要だ。そもそもそうした勢力の
大半は以前には、西側とはどのような合意
もすべきではないと主張していたのだ。

この事実から、核交渉が失敗した場合の
リスクに対応する用意がイスラム共和国
にはないことが分かる。すなわち、<核交渉
が失敗 ⇒ 新たな制裁による> さらなる
経済ショックとなった場合には、広く市民たち
からの抗議が一層激しさを増す、という
事態だ。

したがって、イラン政府と市民の間の勢力の
バランス不安定が長く続くほど、近未来に
政権が核兵器に関する断固たる決定を下す
可能性は小さい。

したがってこれは、長期的にはさらに強固で
効果的な合意を締結するうえでの、強力な
機会をもたらしえる。
*********************

核 VS people

核 VS people

確かに、核問題というととかく軍事・外交と
いった面ばかりに目が向くのですが、国内
の経済事情や民主化といった要因も、
当然影響を及ぼしますよね。
「核兵器と核発電の不可分性」 という視点
からは、これは当然の結論です。原発の
誘致や推進といった問題には、その国に
おける民主主義の未熟さや情報歪曲
(たとえば、「MSRならメルトダウンし
にくいよ~」 といった面だけを訴え、
その他の諸側面での問題を言わない、
など) といった問題が絡んでいますもんね

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固定ページ s-5) をアップロード

固定ページ s-5) (SMR) Prof. Ramanaに
よる専門家見解
をアップロードしました。

Beyond Nuclear Bulletin Apr. 6, 2023で
紹介されているヴィデオで、SMRの
問題点を専門家が指摘してらっしゃいます。
その専門家とはカナダのブリティッシュ
コロンビア大学教授M. V. Ramana氏です。
同氏は以前にはプリンストン大学のNuclear
Futures LaboratoryやProgram on Science
and Global Securityでも研究に当たられ、
核関連の各種国際団体にも名を連ねて
らっしゃいます。

元のヴィデオが1時間45分程度あるので、
とても私一人では日本語化できません。
そこで、タイムスタンプで 4:10 あたりから
36:30までを、音声から直接、私が日本語化
しております。ただし、細かい単語など
かなり省いております。

英語のレクチャーをそのまま聞いてわかる
方々は、元のヴィデオをご覧ください:
Small Modular Nuclear Reactors: More Problematic Than Large Reactors – YouTube

「それは困る ・・・」 という方々は、
上の黒いメニューで s-5) をクリック!
(メニュー内の項目は、基本的に
アルファベット順です)

* 次回の固定ページアップロードは
s-6) で、「小型原子炉だと、むしろ発電量
あたりの放射性廃棄物発生量が増えてしまう
⇒ proliferation risksが増大してしまう」
という問題を扱います。
SMRのproliferation risksについては
すでに s-3) で取り上げたので、この
問題も述べたつもりでした。が、読み
直してみると、書き落としてましたので。
スイマセン ・・・

なお、Beyond Nuclear Bulletinに
subscribeしたい方は、
Beyond Nuclear : Sign Up to Stay in Touch (constantcontact.com)
をどうぞ!

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Ramana教授のレクチャー、もうちょっとお待ちください

すぐ下で言及したRamana教授の
レクチャーですが、日本語化を終えて
(彼のレクチャーの箇所だけですが)、
いつもどおり 「アホバカ漫画」 を作成中です。

レクチャーも元の英語で30分を優に超え、
かなり長いページになったので、
あほ漫画も多数必要です。

面倒だから、漫画なしで ・・・ にしてみると、
長いテキストが延々と続き、とても
読む気になれません!
やはり、「アホバカ漫画」 も必要です。

目下、そんな漫画をいつもどおり作成中
なので、しばらくお待ちくださいませ。

そんな漫画の1つ ~~
「ヴィデオが長すぎると、途中で寝てしまう~~」

Zzzzzz ---

Zzzzzz —

 

 

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Ramana教授のレクチャー、日本語化を進めております

Beyond Nuclear Bulletinの2023年4月6日号に、
SMRの問題点を専門家が指摘している
ヴィデオが紹介されていました。
講師はカナダのブリティッシュ
コロンビア大学教授M. V. Ramana氏です。
同氏は以前にはプリンストン大学のNuclear
Futures LaboratoryやProgram on Science
and Global Securityでも研究に当たられ、
核関連の各種国際団体にも名を連ねて
らっしゃいます。詳しくは、
M. V. Ramana – Wikipedia
を。

SMRの問題点については、
本 「やかんをのせたら~~」 でも
すでにページ  s-0) – s-4) で取り上げ
ました (上の黒いメニュー、項目は
基本的にアルファベット順で配列)が、
せっかく世界的な専門家がSMRの問題点を
列挙してくださっているので、
ぜひ日本語化しておこうと思います。
元のレクチャーは、英語なので。

このレクチャーの主催者は、Nuclear Information
Serviceという団体です。

質疑応答まで含むと、元のヴィデオは100分
程度あります。
全部を一人で日本語化するのは無理なので、
Ramana教授のレクチャーの箇所のみ、
およそ32分ほどだけを音声から日本語化
しているのですが、それでも一人でやってると
時間がかかり、大変です!

そんなわけで、日本語化を終えて漫画を入れ、
アップロードできるまで、しばしお待ちくださいな!

なお、Beyond Nuclear Bulletinに
subscribeしたい方は、
Beyond Nuclear : Sign Up to Stay in Touch (constantcontact.com)
をどうぞ!

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中国の研究所でクマムシの遺伝子を人間に組み入れ、
放射線への体制がある人間を作れる可能性が ・・・
という報道がありましたよね。

真偽のほどは分からないのですが、
本当であった場合、いったい放射線に
耐える 「スーパーソルジャー」 は、なんの
職務に当たるのでしょうか???

考えられるのは、
戦術核で敵の現場部隊をせん滅 ⇒ その後、
「黒い雨」が降りしきる中を、スーパー
ソルジャーたちが占拠
といったところでしょうか??

そんなことにならないよう、祈ります!

この遺伝子改変研究について、
Zero Hedgeというニュース ブログの
記事を紹介しております。

上の黒いメニュー (項目は、基本的に
アルファベット順)で、nw-2) を
クリック!

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またまた、Beyond Nuclear Bulletinより

Beyond Nuclear の Bulletin 4月6日号が来ました。

Subscribeしたい方は、
Beyond Nuclear : Sign Up to Stay in Touch (constantcontact.com)
をどうぞ!

で、その4月6日号には、SMRの
問題点に関するヴィデオへのリンクが
あります。

Bulletinそのものによる紹介は、
“There’s no such thing as safe nuclear
power,” said physicist and professor,
M.V. Ramana, as he ran down a compelling
and comprehensive list of reasons why
still theoretical small modular reactors
cannot address climate change.  —-
などといったものです。

SMRの問題点については、本 「やかんを
のせたら~~」 でも、上の黒いメニューに
ある固定ページ s-0) – s-4) で取り上げて
おります。(メニュー内の項目は、基本的に
アルファベット順)

さらに詳しい問題点の解説を、専門家で
いらっしゃるRamana教授がしてくださって
いるヴィデオです。

英語のレクチャーを聞いて分かる方は
Small Modular Nuclear Reactors: More Problematic Than Large Reactors – YouTube
をご覧ください。本論は、4:00 あたりから
始まります

\” (;; > O<) /  英語のレクチャーなんか、
聞いたって分かるか!!
とおっしゃる方々のために、私が音声から
日本語化して ・・・ と言いたいのですが、
約 1 時間45分もあるヴィデオなので、全部は
無理です
やむなく、主要部のみ抜粋して日本語化し、
いずれSMRに関する固定ページ s-5) として
アップロードする予定です

しばしお待ちくださいな!

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Israel National News ウェブサイト、Iranian Nuclear Crisisというニュース シリーズより

英語記事を読める方々は、元記事をどうぞ!
Report: US discussing freeze-for-freeze approach on Iran | ערוץ 7 (israelnationalnews.com)

やはり、イスラエルはイランの核活動に対する
反応が違いますね。日本語メディアが最近
ほとんどイランの核関連ニュースを報じて
いないのに対し、イスラエルの国営報道では、
このとおりIranian Nuclear Crisisという
シリーズを展開してらっしゃいます

睨まれても、言うべきことを言わないといけない場合があります

睨まれても、言うべきことを言わないといけない場合があります

ついでながら、「核発電と核兵器の不可分性」
という問題系を突っ込んでいくなら、日本語の
情報だけに頼っているとすぐに行き詰りますよ
と、私は以前に申しました。それを読んで
反感を感じた方々もいらっしゃるはず。でも、
御覧のとおり、現実を根拠にした私の発言
だったのですね。
それに、たとえば 「原発事故の放射能が
怖いから、原発に反対しているだけなのに
~」 という方々は、「核発電と核兵器の
不可分性」以外にも各種問題系があるわけ
ですし。

では、そのIsrael National Newsの記事を。
例によって私の日本語化、
< > 内は私からの補足説明
です。
***************************
報道: イランの核活動で、アメリカは核活動
の凍結と制裁緩和の交換を検討

バイデン政権はヨーロッパのパートナー諸国
ならびにイスラエルとともに、イランとの暫定
的な合意提案についての討議を行った。
その提案の一環として、イランがその核
プログラムの一部と凍結するなら、経済制裁
の一部を解除する、という取引も含まれて
いる。

ちょっと待て~~

ちょっと待て~~

2023年4月4日

ここ何週間かバイデン政権はヨーロッパの
パートナー諸国ならびにイスラエルとともに、
イランとの暫定的な合意提案についての
討議を行った。その提案の一環として、
イランがその核プログラムの一部と凍結する
なら、経済制裁の一部を解除する、という
取引も含まれている。イスラエル高官、
西側外交官、アメリカの専門家でこの提案を
知る者たち10名が、今週月曜日に
<4月3日> Axios (アメリカのニュース
ウェブサイト)  のBarak Ravidに述べた
情報である。

バイデン政権によるこの新たなアプローチ
からは、最近のイランの核プログラムを
アメリカがどれだけ憂慮しているかが分かる。
2015年の核合意を再建しようとする外交
努力をあきらめてはいないが、昨年イランが
ロシアへの軍事支援を行ったこと、また
イラン政府が反政府抗議運動を弾圧した
ことを理由に、イランとの外交で同核合意
再建を取り上げなくなっている。

今年1月にはバイデン政権はそうした
新しいアプローチに関する討議を開始、
翌月にはイスラエルならびにE3 の
3か国(フランス、ドイツ、英国) という同盟
諸国に対し、新しいアプローチに関する
ブリーフィングを行ったと、上述の10名は
述べている。

取引しようぜ

取引しようぜ

この討議での提案の一環として、イランが
ある種の核活動を凍結すれば制裁の一部を
解除する、というものもあった。主な内容と
しては、イランがウラニウム濃縮を60%で
止めるというものがあったと、上述の
イスラエル高官、西側外交官、アメリカの
専門家たちは述べた。

イスラエル高官1名と西側の外交官1名
によれば、イラン側もアメリカのそうした
討議を認識しているが、現時点までは
それを拒否している。Axiosがイラン
外務省にコメントを求めたが、同外務省は
返答していない。

この新たなアプローチは、ホワイトハウスの
国家安全保障顧問のJake Sullivan ならび
にCIAのBill Burns 長官が提唱したものに
似ている。2013年にイランと関連諸国は
「共同作業計画」 (Joint Plan of Action、
JPOA) に署名したが、その当時のアメリカ
のオバマ政権にBurnsは在籍していた。
このJPOAの一環として、イランが短期間
核プログラムを凍結する代わりに、他国は
イランへの経済制裁の一部を解除したのだ。

暴力に訴えても、解決しない!

暴力に訴えても、解決しない!

この当初の暫定合意は6か月間のもので、
その後幾度か更新された。最終的な合意は、
2015年7月に締結された。

ホワイトハウスの国家安全保障会議の
スポークスパーソンによれば、バイデン
大統領は 「イランが決して核兵器を手に
することがないよう全力を傾注しており、
そのためには今も外交こそがベストの手段
だと信じている」。

そのスポークスパーソンはさらに、バイデン
政権はあらゆる選択肢や偶発事態にも、
パートナー諸国や同盟諸国と完全に足並み
をそろえて対応できるよう用意を整えている、
とも述べた。だがホワイトハウスは 「外交
討議に関する派生的な流言に関しては、
コメントしない。ただ、そうした流言の大半は
誤りだと警告だけはしておく」。
************************

あっちも見てないと~~ 私の点描実験より

あっちも見てないと~~
私の点描実験より

核問題というと、2023年4月現在の時点
では、どうしてもロシアの戦術核配備に目が
向かいますし、それは当然だと思います。
さらに、北朝鮮ですね。
でも核兵器は、ある日突然ヒョコっと出てくる
わけじゃなく、ウラニウム濃縮や使用済み
核燃料からのプルトニウム抽出などの
プロセスがあって初めて出来るものです
よね。
そうしたプロセスにも目を光らせておか
ないと。
出てきた核兵器だけに騒いでいると、
それが核発電というプロセスから出てくる
ものだという自明な事実を見落としがちです。
プロセスも見張っていないといけない。
ここに、核問題を扱う場合の面倒さの1つが
あります。

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