2022年10月1日未明 JST の時点で、日本語
メディアではまだ報道を見つけていないのですが、
スペインの英語ニュース メディア EuroWeekly
Newsのウェブサイトによれば、9月29日に
ザポリージャ原発の2号機で火災が発生した
ようです。
Chris King記者
2022年9月30日
Fire breaks out second reactor Ukraine’s Zaporizhzhia nuclear plant (euroweeklynews.com)
いつもどおり、
私による抜粋・日本語化
< >内は私からの補足説明
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Fire breaks out in second reactor building of
Ukraine’s Zaporizhzhia nuclear plant
(ザポリージャ原発2号機で火災発生)
ウクライナのザポリージャ原発の第2原子炉を
格納する建物で火災発生、地雷の爆発が
原因か?
火災が発生したのは、今夜 9月29日木曜日の
ことだと報じられている。ザポリージャ原発の2号
原子炉を格納している建物での火災だ。ウクライナ
当局によれば、火災の発生原因は地雷で、周辺を
ロシア軍がミサイル攻撃を行っているため絶えず
振動が起き、そのため地雷が爆発したという。
(元の記事では、ここに情報源となったTweet。
本日本語化では、省略します)
同原発すぐ近くの周辺地域に絶えずミサイル
攻撃があるため、ウクライナ南東部にある同原発
では核災害の懸念が絶えない。この原発は現在
ロシア軍の制圧下にあるが、稼働させているのは
ウクライナの職員たちだ。この火災のため何らかの
<核災害発生の> 危険性があるのか否かに
ついては、発表が今のところない。
ラファエル グロッシ事務局長率いるIAEAの
調査団が先日、同原発を視察した。同事務局長は
すでにこの木曜日、ザポリージャ原発周辺で
地雷の爆発が頻発していることについて、
「深い憂慮」 を表している。木曜日早く、IAEAは
今秋ここまでだけでも既に地雷の爆発が5回も
あったと発表している。
(元の記事では、ここに情報源となったTweet。
本日本語化では、省略します)
IAEAの声明によると、今週さらに機器類を運び
入れる準備を進めている。これは、現在の紛争の
ただなかで核の安全性とセキュリティとを高める
ための努力だ。28日水曜日にはスウェーデンから
の輸送物が到着、近日中にはフランスとアメリカ
からの物資も届く予定だと、グロッシ事務局長は
述べている。
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この原発周辺に、まずは非武装地帯が設け
られることを祈っております!
そしてもちろん、ロシア軍が撤退してウクライナに
平和が戻ることを!
さらに今回の侵略を教訓に、世界が核廃絶
(発電も、兵器も) に向かうことを!