インドの右派メディア、REPUBLICWORLD.COM
のウェブサイト報道記事より
Zaporizhzhia official lashes out at IAEA over its claims about explosion in nuclear plant | Russia Ukraine Crisis (republicworld.com)
このインドのRepublicというメディア企業
にはあれこれ問題があるようですが、いろいろ
な立場の報道を読んでみるという意味で、
紹介しておきますね。
いつもどおり、
私による日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
核なき未来へ!
私のハンドペイント シャツ作品
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Zaporizhzhia Official Lashes
Out At IAEA Over Its Claims
About Explosion In Nuclear
Plant
(ザポリージャ当局、原発周辺での爆発に
関するIAEAの主張を乱暴に否定)
2023年1月27日
Buhagyasree Sengupta記者
ザポリージャ地区の <ロシア側> 当局は、
ザポリージャ原発周辺での爆発に関する
IAEAの報告を 「挑発行為」 と非難した。
Sputnik <というロシアの通信社> との
対話で、ザポリージャ地区 <のロシア側>
行政府のある役人が、<上述のIAEAに
よる> 報告を虚偽だと主張、挑発行為だと
述べた。このザポリージャ当局役人による
攻撃的な発言は、IAEAがこの木曜日
<1月26日> に発表した声明を受けての
ことだ。<IAEAのグロッシ事務局長は26日、
ザポリージャ原発周辺で激しい爆発が続いて
おり、当地での軍事活動のし烈さを示している、
との声明を発表しました> この声明に
おいてグロッシ事務局長は、ウクライナの
ザポリージャ原発周辺で 「激しい爆発」 が
続いていると断言している。
疲れたモデルさん
私が昔描いた、20分クロッキー
グロッシによるこの断言に応答し、
ザポリージャの <ロシア側> 地域行政
当局のメンバーであるVladimir Rogovが
IAEAに嚙みついた。
「この声明の情報は、現実と対応していない。
ザポリージャ原発周辺では爆発など発生して
おらず、特に激しい爆発など起きていない。
明らかに、この声明はIAEAによる巧妙な
情報操作・印象操作であり、ザポリージャ地区
での状況に関する懸念を作り出そうとする
挑発行為だ」 とRogovは断言した。
Rogovは、IAEAが 「キーフ政府とその指導
層の政治的意図」 を遂行してしまっている、
と批判した。 「キーフ政府とその指導層の
政治的意図」を遂行してしまっているとの
印象を得る。キーフ政府は、戦闘の前線の
うちザポリージャ地区ではロシア軍が侵攻を
成功させているが、それを憂慮している。
そこで彼らは、あらゆる手段を講じて誤情報を
拡散しているのだ」 と述べている。
もう一人のロシア側役人も、ロシアの信頼を
失墜させようとしていると、IAEAを批判
ロシア政府のエネルギー庁であるRosato
<Rosatomの誤りだと思います> の
一部であり国営の原子力機関である
Rosenergoatom の局長付顧問の
Renat Karchaa も、この声明に関して同じ
ような断言をした。「ここでは、専門家たちが
激しい爆発音を聞いたと言っている。だが、
そうした音がどこからしていたのかは、決して
述べていない。つまり、彼らは聴覚も視覚も
委縮しているのだ。そして、あいまいな情報は
何でも反ロシア的に理解されてしまう」 と
Sputnikに述べている。
“Argument III – To the Rescue”
私の、昔の作品
Karchaa は、砲撃が 「どこから」 行われた
のかを意図的に公表していないと、IAEAを
非難した。「同原発の核安全性を確保できず
にいる国家としてロシアを貶めようとする
攻撃練習の一環だ。同時に世界の衆目を
集めて、深刻で重大な事態が進んでいると
思わせたいのだ」 とも語った。
この声明とは?
木曜日 <26日> に <グロッシ> 事務
局長はこの声明において、ウクライナの
発電所にいる専門家たちからの情報によると、
同発電所周辺では爆発が頻繁に発生して
いると述べている。この声明においてIAEA
は、ロシア軍が同原発をウクライナ軍の砲撃
から守り安全を確保する能力を問題に
している。
IAEAはさらに、ここ何週間かは爆発の報告
が、ウィーン本部に対してほぼ毎日あると
述べている。今回の声明でグロッシはさらに、
砲撃を恐れてウクライナ国内の原発では
出力を落としているとウクライナからIAEA
への報告があるとしている。
「すでにIAEA では、チョルノービを含む
ウクライナのすべての原発に恒久チームを
配置している。そうしたチームは技術的な支援
や助言を行っており、さらに発電所のニーズ
の評価や発見事項のウィーン本部への報告
なども行っている。こうしたチームがいること
で、今回の戦争のただなかでウクライナの
原子力の安全とセキュリティの確保を支援
しているIAEAの努力を示す、大きな証左と
なっている」 と、グロッシは今回の声明で
語っている。
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“YouTube Politician”
私の作品
まあ、戦争ってこんなものですよね。
敵対する両社からの情報操作があって、
情報が錯綜してしまう。そして、第三者
機関もその錯綜に巻き込まれてしまう。
ロシアとしては、昨年秋にザポリージャ
州の併合宣言を出した以上、原発への
砲撃などをウクライナ軍のせいにしたがる
のは、容易に推察できますよね。
でも、ウクライナにしてみれば、
自分たちの貴重な電源をわざわざ破壊して
「巨大ダーティ ボム」 にしてしまう理由は、
どこにもありませんよね。自国領土も甚だしく
汚染されてしまうので。
IAEAでは原発現地にチームを配置している
のですが、それが 「爆発があった」 と明言
しているのに、「砲撃がどこから来たのかを
述べていないじゃないか」 とイチャモンを
つけて否定するのは、いかにもロシアの軍
や政府らしいですよね。
ウクライナに1日も早く平和が戻ることを!