一体、こんなシールドを建設するくらいなら、
早く撤退しろよ! と言いたくなりますね。
ただ、とにかく、まずは現実を見ないといけ
ないので、REUTERSの報道記事を紹介
しましょう。
上の黒いメニュー (項目は、基本的にアルファ
ベット順) にあるページ d-6) で紹介している
核発電の軍事的リスクの
2) 敵の軍事基地にされてしまうリスク
が、いかに厄介な軍事的問題、さらには
リスク 3) に至ってしまえば広範な環境汚染を
招く様子が、現在進行で展開されております。
これだけのリスクを冒しての発電って ・・・・
Russia installs shield over Zaporizhzhia nuclear storage site | Reuters
にある
Russia installs shield over Zaporizhzhia
nuclear storage site
という記事です。
いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。
私の作品“Empty Gain” (空虚な勝利)
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2022年12月17日
モスクワ発、12月17日 (ロイター) –
ウクライナ南部にあるザポリージャ原発の
使用済み核廃棄物保管庫にシールドが
建設中だ。砲撃やドローン攻撃から廃棄物を
守るためだと、土曜日 <12月17日> に
ロシアが任命した担当者が述べている。
ウクライナのザポリージャ州担当のロシアが
任命した役人ヴラディミール ロゴフが公開した
ヴィデオ記録によれば、何らかの透明なシート
のように見えるスクリーンを作業員たちが、
約5メーターの高さのコンクリート製シリンダー
数十本の上にあるワイヤーに設置している。
「今のところ、これでドローンからの榴散弾
<散弾が飛び散る砲弾> やIED (即席
爆発装置) からは、<核廃棄物を> 守れる。
だがいずれ、もっとしっかりした防御壁を
構築する」 とロゴフは言う。
このヨーロッパ最大の原発では、すでに
10か月も戦闘が続いており、チョルノービ
のような各災害が発生しかねないとの不安
が高まっている。
ウクライナとロシアの両国政府は、同原発
めがけての砲撃を行っていると、相互を非難
しあっている。現時点では、同原発の6基の
原子炉はすべてグリッドから絶縁されている。
交渉??
Argument IV — Conclusion”
(口論IV ・・ 結論)
クレムリンのスポークスパーソンドゥミトリー
ペスコフが火曜日に電話で述べたところでは、
ロシアは引き続きIAEAとの連絡を取っている
そうだが、IAEAは同原発周辺に非武装地帯
を設けようと交渉に努めている。
ウィーンに本部を置く国際機関に対するロシア
の常任代表であるミハイル ユリヤノフがTASS
通信に土曜日に語ったところでは、「<非武装
地帯設定の> 合意に近づいているとは、
まだ言えない。この交渉プロセスがいつ完了
するかは、私には予測できない」
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2) 敵の軍事基地にされてしまうリスク
がいったん現実化してしまうと、解消に
いかに時間も手間もかかるか。
そんな見たくない現実を、私たちは
見ているわけですね。