こういう反応が起きるだろうと、
だれしも予想してましたよね。
遠く離れたどこかの国で政変があると、
国際的な資源価格に影響し、下手すれば
電気料金が上がってしまう ・・・
やはり、エネルギーは可能な限り地産
地消ってことにするのが賢明ですね。
では、いつもどおり
私による日本語化
< >内は、私からの補足説明
です。
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南アフリカのニュース ポータル iAfrica
より。
The Military Coup in Niger has Raised Fears of a Future Uranium Supply Crunch – iAfrica
The Military Coup in Niger has Raised Fears
of a Future Uranium Supply Crunch
2023年9月1日
ニジェールのクーデターを取り巻く不安
から、個人投資家たちがウラニウム関連
のファンドに殺到している。ニジェール
はウラニウムの主要産出国の1つで、
供給に影響があると見られている。
ウラニウムへの世界的な需要は増大する
だろう、との予想もある。エネルギー
業界では核エネルギーに対する関心が
高まっており、これはロシアによる
侵略のもたらしたガス パイプラインへの
影響や、炭素排出量削減のため化石燃料
使用を減らすよう求めるプレッシャーが
理由である。ニジェールでのクーデター
のため、同国からのウラニウム供給が
中断してしまうリスクがある。同国の
ウラニウムは国内で管理しており、
フランスの企業Oranoが担当している。
同社の株式の過半数は、フランス政府
が保有している。IAEAによると、
世界のウラニウム埋蔵量のうち約5%が
ニジェールにある。このウラニウムという
重金属の市場は既にひっ迫しており、
2018年から2022 年にかけて毎年、
需要が供給を上回っていた。株式公開
企業としては世界最大のウラニウム
鉱山企業であるカナダのCamecoの
株価は1株当たり48.63カナダドルと
史上最高値を記録している。2021年
8月比で、122%もの高騰だ。
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このままU価格も上昇を続けた場合、
やはり電気料金の再値上げという結果を
招くのでしょうねえ。
再生エネルギーを利用した、最大限の
地産地消を目指すべき時代になっている
と考えるのですが。
なお、核発電の普及によってCO2排出が
本当に減るのか否かについては、
上の黒いメニューの終わりのほうにある
付録 w-1)、w-3)、w-8)、w-10)、w-11) で
すでに取り上げております。
また、LEU価格が高騰したら??という
問題は、すでに2021年11月にページ
s-0) でとっくに指摘済みです。
上の黒いメニューでは、項目を基本的には
アルファベット順で配列しております。