固定ページ e-8 をアップロード

固定ページ e-8 をアップロードしました。
日本の2011―12年ごろ以降の反核運動の
あり方を見ていて、私が気付いた問題点の
1つについて説明しております。

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順に配列しております。
ページ e-8) を見つけて、クリック!

Posted in Uncategorized | 固定ページ e-8 をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ e-8) を作成中

新たな固定ページ e-8) (運動のあり方) 「敵」がどう出るかも考えよう
を作成中です。

「敵」という言葉は、あまり使いたくはないのですが、
現実の人間社会では、核問題のように社会の見解が
分裂している問題では、片方が「~~~」といえば、
対立する側は「いや、XXXXだ」と言い出すものです。
現実の人間社会では、核問題に限らず、こうした
プロパガンダ合戦は避けられませんよね。

そうしたプロパガンダ合戦で、日本社会では核廃絶派が
今まで不用意・無警戒に過ぎた、という反省を記す固定
ページです。

疲れ果ててます~~ 私のデッサン練習より、Croquis Cafe 366をベースに

疲れ果ててます~~
私のデッサン練習より、Croquis Cafe 366をベースに

ただ、私が殺人的暑さのため(実際、身の回りで毎日、
何名もの方々が救急搬送されており、そのうち
何人かは他界されていますからね)
疲労困憊しており、まともに仕事ができない状態です。

回復するまで、しばしお待ちくださいませ!

Posted in Uncategorized | 固定ページ e-8) を作成中 はコメントを受け付けていません

Uは安定した資源ではない

Forbes ウェブサイトより
How Important is Niger’s Uranium For France? (forbes.com)

このところ、U価格変動やU鉱山に関する
話題を取り上げていますが、今回も
ニジェールのクーデターがU価格や供給
に及ぼしえる影響に関する考察です。

世界のエネルギー問題や持続可能性を
専門にする記者の考察なので、お読み
くだされば何か学ぶことがおありだろう
と思います。
少なくても、U価格が決して安値安定
などしておらず、高騰する危険性を
孕んだものであることはお分かり
いただけるでしょう。

やはり、世界情勢などに左右されない
エネルギー源を求めるのなら、国内に
ある太陽光や風、温泉などなどを上手に
利用することを考えるべきですね。

温泉は入浴以外にも~~ 私の20分クロッキー 私の20分クロッキー

温泉は入浴以外にも~~
私の20分クロッキー

************************************
How Important is Niger’s Uranium for
France?
(ニジェールのU、フランスにとって
どれほど重要なのか?)

Elias Ferrer Breda記者
世界のエネルギーや持続可能性の主要
問題が専門

2023年8月16日 EDT(アメリカ
東部の夏時間)

7月23日に<ニジェールの首都>
ニアメ―でクーデターがあったが、それ
以来そのクーデターのフランスに対する
戦略的意味に関しては、多数の解説が
登場している。フランスはUの必要性を
強く抱えており、そのかなりの量を
ニジェールから入手している。しかも、
サヘール諸国 <サハラ砂漠南部諸国>
の1つであるニジェールに、フランスは
軍隊をも駐在させている。ニアメ―での
政治的紛争にフランス政府が強い関心を
寄せていることは、疑いない。

軍部によるクーデターの直後、
ニジェールがフランスへのU輸出を禁止
したとの噂が流れた。これは、間違いで
あったことが判明した。だがこうした
噂が広まってしまう可能性もあったのだ。
その噂が実質的に意味するところとして
ニジェールはフランス向けU鉱石の
産出国としては最大国だったのだが、
その有利な立場を捨て去ることさえあり
えた、ということになる。Uという資源
がフランス政府にとってどれだけ重要
なのか、さらにフランスのエネルギー
ニーズ全般にとってどのような意味を
持つのか、しばらく考えてみよう。

カザフスタンって、どこにあったけ~~?

カザフスタンって、どこにあったけ~~?

 

全世界のU鉱石供給を見ると、World
Nuclear Association (WNA、世界原子力
協会) による2022年のデータでは、
ニジェールのシェアは5%程度だ。
産出量は、2,020トンだった。同国の
インフラストラクチャーの欠陥や
セキュリティの悪さのため、U鉱山
関連のコストが高くなっており、伸び
悩んでいる。世界で特に産出量が多い
諸国としては、カザフスタン (43%)、
カナダ (15%)、ナミビア (11%)、
オーストラリア (8%) がある。だが
フランスにとっては、ニジェールの
Uには戦略上の重要性があり、
ニジェールは世界第7位の産出国
でもある。

フランスの新聞 Le Monde によると、
2022年にヨーロッパの主要諸国はその
U輸入総量の20.2% をニジェール
から供給してもらっていた。7,131トン
のうち、1,440トンだ。つまり
<ヨーロッパ主要国への輸出に限れば>
ニジェールはカザフスタンに次いで
第2位の供給国となる。3位は
ウズベキスタンだ。さらにフランスの
国営企業OranoはニジェールでU鉱山
3か所を所有しているのだが、そのうち
操業中なのは1か所だけだ。さらにEU
全体を見ても、U供給国として
ニジェールは輸入総量の1/5を占める
可能性がある。

国家方針そのものにも問題が・・・ 私の20分クロッキー

国家方針そのものにも問題が・・・
私の20分クロッキー

 

さらに覚えておくべき事実として、
フランスは発電総量の約70%が核発電に
よるものだ。ドイツなどの諸国は核発電
を終了させようと努めているのだが、
フランスではコスト効率に優れ持続
可能なエネルギー源という扱いになって
いる。再生可能エネルギーと合わせて
核発電を拡大していく計画であり、
縮小していくつもりはない。この視点
から見れば、ニジェールのUは
フランスの現在そして今後の成長に
とって、重要な資源なのだ。

世界銀行によれば、2019 年には
ニジェールからのU輸出はすべて
フランスのみを行先にしていた。
ニジェールはかつてフランスの植民国
であり、資源供給国として重要なだけ
ではなく、<フランスによる> 独占
支配の下にある国家として手放せない
のである。つまり、ニジェール領土内に
あるフランスの産業の実情を考える
必要がある。

資源があるがゆえに、内戦が起きたり~~

資源があるがゆえに、内戦が起きたり~~

天然資源には恵まれながらも、経済的
貧困に苦しんでいる諸国は多数ある。
そうした諸国の多くは、その矛盾に
悩んでおり、ニジェールも例外では
ない。国内に産業がなく、鉱業でも
サプライ チェーンの構築や運営でも、
外国資本に依存せねばならないのだ。
それだけの資本が、その国内にはない
のだ。そうした状況が続く限り、
ニアメ―のニジェール政府はU鉱業と
いう分野で外国勢力と密接に協力して
いくしかない。今回の軍部クーデターを
受け、フランス勢力がニジェールを去る
ことになるのだろうか?それとも、
新たな構造がニジェールに生じ、
フランス以外のプレイヤーが関与する
ことになるのだろうか?それにより、
ニジェール国民の演じる役割が拡大
していくのであろうか?
****************************

紛争ダイアモンドなどの言葉は、
皆様もよくご存じだと思います。
私自身はダイアモンドに何の用も
ないので、購入予定は皆無なの
ですが、もし買うことがあれば紛争地
からのダイアモンドじゃなくカナダ産
のものを買おうと思っております。

問題は、U(ウラニウム)もそうした
紛争の絡む天然資源の1つだ、って
ことです。
世界的にみれば最大輸出国は
カザフスタンですが、そのカザフ
スタンのUを中国が買い占めつつある
ことは、上の黒いメニューにある
(項目はアルファベット順) ページ
付録 w-6) などで紹介済みです。
さらに同国では昨年1月、武力に
よるデモ隊鎮圧もありましたよね。
カザフ騒乱、駐日大使が鎮圧を正当化 「内紛説」は明確な回答避ける:朝日新聞デジタル (asahi.com) )

これ以上値上げって・・・ かなり昔の、私の10分クロッキーより 20分クロッキーの予定だったものが、 モデルさんの体調不良で10分になったものです。

これ以上値上げって・・・
かなり昔の、私の10分クロッキーより
20分クロッキーの予定だったものが、
モデルさんの体調不良で10分になったものです。

U価格が今のレベルで何年も留まって
くれる ~~ という保証はないよう
です。
U価格が高騰したら、日本でも結局は、
電力料金がまた引き上げられるので
しょうかねえ??

Posted in Uncategorized | Uは安定した資源ではない はコメントを受け付けていません

Two Indians という映画制作への 支援寄付の呼びかけ

Appeal – Shri Prakash

Two Indians という映画制作への
支援寄付の呼びかけ

Beyond Nuclear Bulletin 2023年
8月17日号より

ウラニウム鉱山関連のドキュメンタリー
映画 “Two Indians” 制作への
サポートを!

このBulletin  8月17日号によると、
インドでウラニウム鉱山問題を取り上げた
映画を制作中だそうで、制作者はそのため
の資金寄付を世界的に募ってらっしゃい
ます。

英語の紹介文をそのまま読める方は、
上のリンクをクリック ⇒ お読みの上、
ご同意いただけるならHow to Contribute
の箇所にある方法で、ご寄付をお送り
くださいな。

この種の創作活動からは、希望の香りが~~ かなり昔の、私の人体デッサン

この種の創作活動からは、希望の香りが~~
かなり昔の、私の人体デッサン

 
「英語での紹介を読めなんて言われても
~~」 とおっしゃる方々は、
下の私による日本語化をお読みくださり、
ご賛同いただけるならご寄付をお送り
ください。

なお、私(ひで)自身は、この映画の
制作には関与していません。
ですから、皆様のご寄付から私がちょろ
まかして~~なんてことは、一切ありえ
ませんので、安心してご寄付をお願い
いたしますね。

では、いつもどおり
私による日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

退屈な会議やってるより、映画傳保行きたいよ~

退屈な会議やってるより、映画傳保行きたいよ~

*******************************
制作の進行状況:

撮影: 75%完了
資金の不足率: 25%
撮影と減収の目標費用: およそ
INR 70万 インド ルピー
8,500米ドル)

映画というものには、社会の問題認識を
広め、共感を引き起こし、変革を始めて
いく力があると私は<Shriさんのこと>
考えています。私は今まで、自分の
プロとしての生涯をかけて、ウラニウム
産業が及ぼす各種の影響を学び、
ドキュメンタリー化してきました。
それを始めたのは1996年、インドの
ジャドゥゴダという町 <インド北東部、
バングラデシュとの国境から少し西に
あります> でのことでした。初期の
私の作品としては、世界各地での
ウラニウム鉱山が及ぼす影響に関する
ドキュメンタリー映画もあり、それらは
賞も受けています。こうした
ドキュメンタリーは、それ以降も長年
制作を続けており、私のチームは鉱山から
の被害をこうむった各コミュニティーの
苦しみを社会に訴えてまいりました。
そうしたコミュニティーは、インドから
<アフリカの>マリ、ヨルダンから
アメリカと世界各地に広がっております。​

こうした揺ぎ無き努力を私たちチームは
続けてきており、そのため2018年には
<アメリカのアリゾナ州の>ウィンドウ
ロックで開催されるウラニウム映画
フェスティバルにて、栄誉あるライフ
タイム賞をいただきました。<ウィンドウ
ロックは先住民の国家ナヴァホの首都に
当たる町で、先住民はウラニウム採掘に
よる被害を多々被ってきました>
この受賞を機に私どものウラニウム
鉱山の問題を告発する映画を作ろうと
する決意はさらに固まったのです。まだ
まだ、告発せねばならないことは多数
あるからです。​

ビーズ細工 ・・ 1つ1つは小さくても、 組織的に集めると作品になります

ビーズ細工 ・・ 1つ1つは小さくても、
組織的に集めると作品になります

 

今回、 “Two Indians”  という映画の
制作のため、皆様からの資金協力を
お願いしております。これは、アメリカ
南西部のウラニウム鉱山やその後遺症の
ために苦しむ方々のストーリーを紹介
する作品です。ウラン鉱山業界で労働者
の申し立てや環境保護、健康、権利に
関して包括的な基準を設けようとして
いるのはアメリカだけなので、本映画
作品ではウラニウム鉱業に伴う諸問題を
探るとともに、その残す後遺症も詳細に
取り上げたいと考えております。

皆様からのご寄付で、何ができるのか

  • チームのメンバー2名の活動を
    可能に:皆様からのご寄付が
    充分にあれば、インドのチーム
    メンバー2名がフルタイムで
    アメリカなどに出張、残る撮影に
    従事し撮影完了後の各種作業も
    完了することができます。
  • 被害を受けたコミュニティの声を
    世界に:“Two Indians” を支援
    することで、ウラニウム鉱業から
    の被害を受けたコミュニティの
    声を世界に響かせることができる
    のです。この映画を土台に、
    そうした各コミュニティが
    ストーリーを共有、ウラニウム
    鉱山のもたらす被害に関する世界
    の関心を高めることができます。
  • 変化の着火点となる:皆様から
    のご支援があれば、この映画は
    社会の認識を改め、共感を巻き
    起こし、行動のきっかけとなる
    ことができます。そこから私たち
    は、より公正で持続可能な未来を
    作っていけるのです。
これもビーズ細工

これもビーズ細工


完成目標時期

私どもチームでは、2023年末までに
この “Two Indians” を完成させるよう
意を固めております。

寄付の送金方法

私どものクラウド ファンディングの
キャンペーンにご協力くだされば、
長年に及ぶ優れた影響を世界に及ぼす
ことになります。 this link ← この
リンクをクリックして、コーヒー1杯
でも構いませんので、ご寄付をお願い
いたします。あるいは、次の銀行口座
に直接お振込みをいただいても、
うれしいです。
名義:Shriprakash
IFSC(インド国内の場合のみ):
ICIC0000175
Swift コード – ICICINBBNRI
口座番号:  017501514728

**********************

決して、やさしい道じゃないですが・・・ かなり昔の私のスケッチ

決して、やさしい道じゃないですが・・・
かなり昔の私のスケッチ

ウラニウム鉱山でも多数の労働者が
被ばくし、さらに周辺の環境破壊が発生
して来たことは、皆さまもよくご存じの
とおりです。
その被害の実情を詳しく紹介する映画と
なると、日本ではあまり ・・・
まあ、日本にはそもそもウラニウム鉱山
が現在のところないので、そうした映画
もないのが当然といえば当然なのですが。
・・・ってことは、国外のウラン鉱山
での各種犠牲の上で、日本国内の原発が
動いている、ということに他なりません。

ご熟慮の上、ご賛同くださる皆様は、
ご寄付をお送りくださいませ。

なお、私(ひで)は、この送金には関与
しておりません。
皆様からShriさんへの、直接のご送金
となります。

Posted in Uncategorized | Two Indians という映画制作への 支援寄付の呼びかけ はコメントを受け付けていません

ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃 で、ウクライナ人3名が死亡

MSN ニュースのウェブサイトにあるUPIの記事
3 Ukrainians killed in Russian strikes on Zaporizhzhia; nuclear plant warns of blackout (msn.com)
(ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃
で、ウクライナ人3名が死亡
原発への電源供給停止を警戒)

ザポリージャ原発関連の問題に戻ります
ね。
UPIの報道。

私の日本語化
< >内は私からの補足説明
です。

破壊される前に、侵略の終了を・・・

破壊される前に、侵略の終了を・・・

************************************
Paul Godfrey記者
2023年8月10日、UPI ― ウクライナ
南部ザポリージャ地域の建築密集地帯
にロシア軍が集中的な爆撃を加え、
3名が死亡、9名が負傷した。そのうち
には乳児1名も含まれていたと、この
木曜日<8月10日>に<ウクライナの>
軍当局が発表した。

大砲、ミサイル、攻撃用ドローン合わせ
て最低でも82台による攻撃が21の都市
や町に降り注ぎ、43歳の男性1名、
それぞれ19歳と21歳の女性2名を州都
ザポリージャで殺害した。さらに負傷者
の中には、生後11か月の男児も含まれて
いたと、ザポリージャ地域軍部のヘッド
Yuriy Malashkoが発表した。

ザポリージャの南63マイル<約101㎞>
の位置にあるGulyaipolでは、一家4人が
負傷した。住宅や学校、その他公共
インフラストラクチャーへの損害の報告
は50件を上回っていると、Malashkoは
ソーシャル メディア<SNS>で述べて
いる。

今回の攻撃が行われたとき、国営企業の
Energoatomからは大停電の警告が出て
いた。その警告によれば、同社が運営して
おり現時点ではロシア軍に占拠されて
いる ザポリージャ原発が「ホット
シャットダウン」になってしまう寸前で、
そうなれば「核ならびに放射性物質関連
の安全性という点で深刻な脅威」となり
かねない。

そもそも、原発に軍隊の侵入とか砲撃とか・・・

そもそも、原発に軍隊の侵入とか砲撃とか・・・

Energoatomがこの警告を発したのは
ザポリージャ原発とその主外部電源で
ある750 kV の高圧線との接続が、
水曜日に一時的に切断されたのを
受けてのことだった。そうなると、
330 kVのバックアップ用電線に頼らざる
を得ず、このバックアップ用電線との
接続も切断されてしまうと、この原発
での発電は完全に停止してしまい、
この地域はブラックアウトに陥る。

Energoatomによれば、「そうした
シナリオの場合、核・放射性物質の
安全性という点での主な脅威は、
第4号機からのものだ。4号機が
”ホット シャットダウン” 状態になって
しまう恐れがあり、そうなるとウクライナ
の核エネルギー当局が定めた稼働認可の
条件に違反してしまう」

外部電源を完全に喪失した場合、原子炉
の冷却材を送り込むポンプが停止し、
加熱した冷却水が循環する結果となるの
で、急いで冷却せねば危険な結果を招く
と、<同原発の>稼働と修理担当の
エグゼクティブ ディレクター代理Taras
Tkachは述べている。

Energoatomでは、同原発の管理権を直ち
に取り戻したいと要望した。通常の稼働
状態に戻し、核・放射性物質の安全性を
回復するためだ。

「そのためには、国際社会全体による
緊急対応が必要だ」

マジで、祈っています! 東京の某教会、私のかなり昔のスケッチ

マジで、祈っています!
東京の某教会、私のかなり昔のスケッチ

一方のロシアは、モスクワとロシア占拠中
のクリミア半島にある軍港
せヴァストポルの近郊でウクライナが
発射したドローン12機以上を撃墜したと
発表している。

モスクワ市長のSergey Sobyanin によれば
モスクワを標的にした攻撃用ドローン2機
を午前4時ごろにロシア防衛空軍が撃墜、
そのうち1機はセントラル リング ロード
という連邦ハイウェイのそば、もう1機は
ロシア南西部のカルーガ地区での撃墜で
あったと、ロシア国営TASS通信は報じて
いる。

ロシア国営の通信社Ria Novostiによれ
ば、モスクワの Vnukovoならびに
Domodedovo国際空港では一次的な飛行
禁止を発していたが、午前5時ごろに
解除された。

ロシア防衛省による声明によれば、
ロシアの航空防衛ユニットが
セヴァストポルを標的にしていた無人
航空機2機を破壊、さらに別の9機を
電波装置で電波妨害、標的に達する前に
国会に墜落したという。

けが人はおらず、何の損害もなかった
とも、ロシア防衛省は付け加えている。
*********************************

嘆く顔 私の、かなり昔の油彩

嘆く顔
私の、かなり昔の油彩

今回の侵略が始まって以来、この
原発は
電源喪失 ⇒ 緊急電源 ⇒ 電源回復
を何度繰り返してきたことか ・・・
私も、数えてられません。

1日も早くウクライナに平和が戻る
ことを祈るとともに、原発の各種
軍事的リスクに世界が気付いて
くれますように!

Posted in Uncategorized | ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃 で、ウクライナ人3名が死亡 はコメントを受け付けていません

イラン、HEU濃縮を減速

ウクライナ戦争と、ニジェールの
クーデター ⇒ U価格への影響
という2つの問題に注目していたので、
しばらくイランのU濃縮問題については
取り上げていませんでした。
その点、やはりイスラエルのメディアは
この問題については敏感ですね
イスラエルの新聞HAARETZによる
報道を紹介しますね。

いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

内緒で進めてたんだけど~~

内緒で進めてたんだけど~~

イスラエルの新聞 HAARETZウェブ
サイトより
Iran Slows Buildup of Near Weapons-grade Enriched Uranium, Wall Street Journal Reports – Middle East News – Haaretz.com

************************************
Iran Slows Buildup of Near Weapon-
grade Enriched Uranium, Wall Street
Journal Reports
(イラン、兵器グレードUの増産を減速
ウォールストリート ジャーナル報道)

先月Haaretzでは、バイデン政権と
イラン間の口頭での合意について
報じた。 この合意によれば、約
200億ドル相当のイランの資産を
凍結解除する代わりに、イランは
60%を超えるウラニウム濃縮を行わ
ない、という内容の合意だ。その
合意が発効しつつある。

ReutersならびにAP報

2023年8月11日

イランは兵器グレードの濃縮ウラニウム
の蓄積ペースをかなり鈍化させるととも
に、既存の高濃縮ウラニウムの希釈も
一部実施した。金曜日<8月11日>に
Wall Street JournaIが、この問題に
通じた人々の発言を引用しつつ報じた。

にらみ合いながらの合意

にらみ合いながらの合意

 

この7月、HaaretzのAmos Harel が
バイデン政権とイラン間の口頭での合意
について報じた。 この合意のかなりの
部分は、既に実施されている。その報告
によると、イランは60%を超える
ウラニウム濃縮を行わないとの約束を
している。つまり、核兵器の製造に
使える濃度である90%には到達しない
と約束をしたことになる。一方の
アメリカ政府は、数か国の銀行にある
約200億ドル相当のイランの資産を
凍結解除することに今まで反対して
きたが、その反対をやめるとしている。

木曜日<10日>、イラン系アメリカ人
5名が刑務所で服役中であったが、
自宅監禁に移されたと、アメリカ政府
高官たちが発表した。これは、韓国で
凍結されていた数10億ドルの資産の
凍結解除との引き換えであった。

海の女神もびっくり~~ 私の、かなり昔のスケッチ

海の女神もびっくり~~
私の、かなり昔のスケッチ

 

この取引では<アメリカによる対
イラン経済> 制裁の結果として凍結
されていた6-70億ドルが関わっていた
ことを、イランも認めている。国連の
使節団によれば、この資金はまず
カタールに送られ、この合意が最後まで
守られれば、そこからイランへと
送られる見込みだ。

この取引が行われたその時、ペルシャ湾
ではアメリカ軍の大掛かりな増強が
行われていた。ホルムズ海峡を通過する
商用船舶をアメリカ軍が護衛さらには
乗船する可能性も出てきた。世界の石油
輸送船舶の20%がこの海峡を通る。
*********************************

3-5%  <20%   <90%  90% < 再掲

3-5% <20% <90% 90% <
再掲

ウラニウム濃縮の濃度と核兵器との関連
については、上の黒いメニュー(項目は
基本的にアルファベット順)でページ
h-3) を見つけ、「まずは、proliferation
risk全般に関して。」という段落をお読み
くださいな。

高濃度Uの濃縮とは、上記のように
国外資産の凍結を招くほどの重大事態
なのですね
それでも、核兵器を持ちたがる諸国が
一部にあるのが、現代世界の病理の
表れとでもいうべきか ・・・

Posted in Uncategorized | イラン、HEU濃縮を減速 はコメントを受け付けていません

ニジェールのクーデターの背後にロシア?

Robert Lansing Institute
Niger coup: Russia likely behind  – Robert Lansing Institute

Niger coup: Russia likely behind
(ニジェールのクーデター、
背後にロシアの影が)

2023年7月23日

ニジェールでのクーデターを受けての
ウラニウム価格上昇の可能性を
固定ページ cw-1), cw-2)
で取り上げましたが、さらにこの
クーデターの裏にロシアの関与が
噂されてますよね
どういうことか、分かりにくいと
思います。
そこで、アメリカのRobert Lansing
Instituteという研究所による解説を、
部分的に引用紹介しますね。

私による抜粋と日本語化
< >内は、私からの補足説明
です。

闇の中で ・・・

闇の中で ・・・

**********************************
ニジェールのクーデターで民主的に選出
された大統領モハメド バズームが追放
されたが、ここにはロシアの関与がきわめて
高い確率で窺える。

まず、傭兵企業ワグナーが2021年以来、
ニジェールでの影響力の獲得に努めて
いる。この年ワグナーは、モハメド
バズーム大統領に反対する情報操作
キャンペーンを開始している。ワグナー
グループのリーダーであるプリゴジンは
最近の発言で、ワグナーが短期的に計画
していたある大掛かりな作戦がある
ことを、ほのめかしていた。

ワグナー グループはソーシャル
メディア <SNS> で、ニジェールでの
クーデターはバズームがパリを訪問して
いた感に起きたという語情報を流して
いた。さらにワグナーは、その際に
フランスが武装っジハード主義者たちを
利用、ニジェールの兵士17名を殺害
したとの語情報も流した。どちらの投稿も
「ラクタ プロジェクト」という
「トロール ファーム」 <インター
ネット上で政治決定や世論に影響を
及ぼそうとする ”釣り”を行おうと
する組織化された謀略> に関連した
ものだ。2018年以来、プリゴジンは
アメリカからの制裁対象になっている。
バズームはニジェールにワグナーが存在
していることに対し、強烈に反対して
いる。

ワグナー グループはニジェールの周辺
諸国には入り込んでおり、そのため
フランスと英国とは自国の兵士たちを
奏した諸国から撤退させている。
ニジェールでのクーデターを受けて、
ロシアの傭兵たちがニジェールにも
入り込む可能性が高く、この地域内に
「ロシア支配地帯」を構築してしまう
狙いだ。この地帯を攻勢するのは、
マリ、中央アフリカ、スーダン、
ニジェール、ブルキナ ファソとなる。

・・・中略・・・

いったい、ロシアの狙いとは??

いったい、ロシアの狙いとは??

我々<Robert Lansing Institute>の見方
では、まずはニジェールから外国の軍隊
を撤退させることに狙いがあった。
その代わりに、ロシアのワグナー
グループが支配的な立場を握る。これは
既に、マリや中央アフリカ、スーダンで
見られている現象だ。 ここでのロシア
の主な関心とは、フランスの
核エネルギー企業にウラニウム鉱石
などを輸出している鉱山を支配下に
収めることである。アフリカの天然
資源にロシアが関心を持つのは、
アフリカでの新植民地主義という
近年のロシアの姿勢とも整合している。

・・・中略・・・

したがって戦略的な天然資源を掌中に
収めること以外にも、ロシア政府は
核エネルギー資源の市場でフランスを
標的にしてきた。フランスの
ウラニウム需要のうち30-45%を
ニジェールが供給しているのだが、
そのニジェール産ウラニウムをフランス
から切り離そうというのだ。当研究所の
見方では、今回の突然のクーデターに
至った発想の裏には、ニジェールの
ウラニウム鉱石を中国も欲しがっている
という事実がある。7月6日、
西アフリカにあるニジェールと中国とは
ある契約について話し合っていたが、
その契約は産業パークや石油
パイプライン、そしてウラニウム鉱山
などをカヴァーするものであった。
かくして、ロシアはこの国での中国の
進出に直面することとなった。ロシアが
ニジェールとその資源を掌握する機会が
失われてしまう危険性があったのだ。
フランスの経済を妨害できるチャンスも。
ワグナーの傭兵たちは、ニジェールの
軍部指導層に働きかけるにあたり、
同国にあるロシア大使館を利用した
公算がほぼ確実とみられる。そして
軍部指導層に、<クーデターに協力
すれば> ウラニウム
鉱山からの分け前を渡すと誘った
模様だ。

・・・以下略

「前科」 があるだけに~~

「前科」 があるだけに~~

***************************************
まず、ウラニウムがいかに戦略的な資源
なのか、一端をお分かりいただけたと
思います。
石油や穀物の「戦略性」については、よく
ニュースや国際時事解説などで見かけ
ますが、ウラニウムもそうした物質の
1つなのですね。
つまり、どこかの大国の思惑次第で、
ウラニウム価格は大きく変動してしまう
危険性があるわけです。

電力に限らず「エネルギー供給の
安定化」を本気で目指すのであれば、
輸入に頼る資源よりも国内で調達
できるものを優先的に考えるべきで
しょう。
日本列島の場合、ウラニウムはありま
せんが、太陽光や風は確実にあります。
温泉や海流などなども。

まだ先がありそうね ・・・ 私の点描練習

まだ先がありそうね ・・・
私の点描練習

ロシアが今回のクーデターに背後から
介入している有様については、さらに
詳細な分析などを見つけたら、また
紹介するかも。
サブサハラ アフリカでは、天然資源
をめぐる各種勢力の介入 ⇒ 混乱・
紛争というパターンは、頻繁です
からね。

Posted in Uncategorized | ニジェールのクーデターの背後にロシア? はコメントを受け付けていません

1か月待たされ、見てみたら何もなし

REUTERSのウェブサイトより
IAEA: No explosives found on Zaporizhzhia reactor roofs after month-long wait | ロイター (reuters.com)

「ようやくIAEAの査察官がザポリージャ
原発原子炉の屋上を査察したけど、
爆発物はなかったよ~~」というニュース
です。
ま、何はともかく、Reutersによる報道
記事そのものを見てみましょう。

いつも通り、
私の日本語化
< >内は私からの補足説明
です。

「意志のあるところ、方法あり」⇒「悪意あるところ、悪の方法あり」

「意志のあるところ、方法あり」⇒「悪意あるところ、悪の方法あり」

**********************************
IAEA発表: 1か月待たされた上に
ザポリージャ原発原子炉の屋上を現地
調査したが、爆発物は見当たらなかった

Francois Murphy 記者
2023年8月4日

ウィーン発、8月4日(Reuters) –
国連の核査察機関IAEAは「ようやく」
ウクライナにあるがロシア軍が占拠中の
ザポリージャ原発のなかの、1か月前
から現地調査を求めていた個所への立ち
入りの許可を<ロシアから>得た。
爆発物はなかったと、金曜日<7月
28日>の発表でIAEAは述べている。

「IAEAの専門家たちは、3号機と4号機
の建物ならびにタービン ホールの屋上を
調査したが、地雷や爆発物を見つけられ
なかった。・・・屋上の調査許可が
<ロシアから>出たのは、昨日午後の
ことだ」と、IAEAは発表している。

IAEAのラファエル グロッシ事務局長は
さらに、「IAEAの専門家たちに、
現場の今まで許されていなかった区域を
調査する許可が出たという知らせを、
歓迎する」とも語った。
************************************

いやになってくる・・・ 私の20分クロッキー

いやになってくる・・・
私の20分クロッキー

社会常識がおありの方々ならもう
とっくにお気づきの通り、ソモソモ
爆発物などが初めからなかったのなら、
なんでまた、IAEAの現場検証をここ
まで待たせたのでしょうかねえ?

社会常識的には、
ロシア軍はヤバいものを屋上に配備
していた ⇒ IAEAがやってきた
⇒ まずいので、IAEAの査察官たちを
屋上に入れさせず、ヤバいものをその
間にこっそり撤去した
という見方が当然だと思いますよね。

2009年に北朝鮮のヨンビョンでの実例
もありますよね。
IAEAが査察しようとしても、その
核施設保有国が許可しなかった実例が。
(上の黒いメニューにある c-5) )
こういうところ、現在のIAEAによる
核管理には限界があります。

その後北朝鮮が核兵器を持つに至った
ことは、皆様もよくご存じのとおりです。
ザポリージャでは、これから何が
起こるのか??

Posted in Uncategorized | 1か月待たされ、見てみたら何もなし はコメントを受け付けていません

固定ページ cw-2) をアップロード

固定ページ cw-2) をアップロード
しました。
上の黒いメニューでは、項目を基本的
にはアルファベット順で配列して
おります。
cw-2) を見つけて、クリック!

ニジェールでのクーデターを受けて、
U価格が今後どう変動するのか?その
問題に関するAl Jazeeraの記事を
紹介しております。

「石油や天然ガスの価格が上昇して
いる ⇒今こそ、原発再稼働を!」
という主張が巷でまかり通って
いますが、U価格が高騰したら、
いったい何に頼るべきなのでしょう
かねえ??

Posted in Uncategorized | 固定ページ cw-2) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ cw-1) をアップロード

上の黒いメニューが肥大しすぎており、
ほんとに申し訳ないです。
項目は基本的にアルファベット順に
配列しており、
たとえば c-x) (その他の「前科」) と
いうページ シリーズであれば、
今までに「平和利用」が実は核兵器に
つながってしまった実例を紹介して
います ・・・ でも、それが分かりにくく
なっちゃってますね。

で、今回は新たなページ シリーズ
cw-x) を始めました。
cwとは Civil War つまり内戦のこと

その最初のページ cw-1) (輸出入と内戦)
では、現在発生・進行中のニジェールでの
クーデターと、そのウラニウム輸出に
及ぼしている影響を取り上げております

「日光も風も不安定だ、安定した電力
供給には原発が不可欠だ!」といった
主張がまかり通ってますが、実際には
原発はどこまで「安定」している
のでしょうか??

次回、cw-2) では、ニジェールの
クーデターがウラニウム価格に及ぼす
影響について、Al Jazeeraの記事を
紹介する予定です。

Posted in Uncategorized | 固定ページ cw-1) をアップロード はコメントを受け付けていません