ザポリージャ原発の最新情勢、英国の Daily Mail の記事を紹介

ザポリージャ原発の状況が、心配ですよね。
英国のタブロイド、Daily Mailの8月6日更新の記事がこの問題を
詳しく扱っているので、例によって私が日本語化して紹介を始めます。

このところ、長いテキストの紹介を少しづつ進めようとしていますが、
・ 「核抑止理論の10の欠陥」も途中ですし、
・ 「チョルノービ原発が戦闘なしに陥落した事情、ロイターの調査」も
途中になっています。
もう1つ、「途中まで紹介」を加えることになってしまいますが、
いずれも重要な問題なので、ご了承を。

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Daily Mail の Mail Onlineより

Shelling HITS power line at ‘out-of-control’ nuclear power plant: Ukraine and Russia risk disaster | Daily Mail Online
(「制御不能な」 原発への砲撃が電力線を破壊、ウクライナと
ロシアに災害のリスク)

英国の “中間層読者” 向けタブロイドとして有名なDaily MailのOnlineより、
2022年8月5日初投稿の記事を紹介します。タブロイドなので、
表現が大げさであったりする点は、ご了解ください。
いつもどおり、私の抜粋・日本語化、< > 内は私からの補足説明です。

「制御不能な」<ザポリージャ> 原発で、砲撃が電力線を破壊。
プーティンの部隊が新たなチェルノブイリ級の災害を引き起こしかね
なかった事態の後で、ウクライナとロシアが非難合戦

せっかく都市が機能していても、砲弾がそれをすべて破壊してしまう場合が ・・・ 私の、かなり昔の作品

せっかく都市が機能していても、砲弾がそれをすべて破壊してしまう場合が ・・・
私の、かなり昔の作品

・ 今回の侵略の初期段階で、ロシア軍がザポリージャ原発を制圧
・ ウクライナはある砲弾が金曜日 <8月5日> に同原発を直撃したと
主張。ただし、放射線は検出されていない。
・ 3月の侵攻時にも、同原発に向けた砲撃があった。
・ <英国の> 国防省の主張では、同原発は反撃を遮る盾として
利用されている。
・ 同省によれば、ロシアは同原発を占拠することで、その現場での安全と
セキュリティをリスクに曝している。
・ 国際的専門家たちは同原発での核事故を憂慮し、同原発現地の調査を
求めている。

Matthew Lodge, Walter Finch, Chris Jewers記者からMailOnlineへの報告
最終更新: 2022年8月6日

核なき世界になりますように ・・・

核なき世界になりますように ・・・ 私のTシャツ作品

ロシア軍からの砲撃がザポリージャ原発の高圧線を直撃したと、
ウクライナの国営核発電企業が主張している。

<その国営企業である> エネルゴアトムによれば、この金曜日にヨーロッパ
最大の原発 <であるザポリージャ> をロシア軍の砲撃が直撃したが、
まだ稼働を継続でき、放射性物質の漏出は検出されていない。
同原発周辺地区は、現時点でロシア軍が制圧している。

この発表が出される少し前に、ロシアに占拠されているウクライナの
エネルホダル市のロシア軍が設けた自治体当局は、同原発の電力線が
ウクライナ軍の攻撃で損傷していると述べていた。

国連の核管理チーフ <IAEAの事務局長のこと> は、同原発が 「飛び交う
銃弾のため、まったく管理不能に陥っているが、まだウクライナ側の
スタッフが稼働を続けている」 と警告を発している。

今回の砲撃が行われた時、<英国の> 国防省 (MoD) は、
占領軍 <ロシア軍> が 「原発のセキュリティや安全を踏みにじっている」
と発表、プーティンの軍隊は同原発を盾として利用していると主張していた。
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続きは次回に!

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