ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃 で、ウクライナ人3名が死亡

MSN ニュースのウェブサイトにあるUPIの記事
3 Ukrainians killed in Russian strikes on Zaporizhzhia; nuclear plant warns of blackout (msn.com)
(ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃
で、ウクライナ人3名が死亡
原発への電源供給停止を警戒)

ザポリージャ原発関連の問題に戻ります
ね。
UPIの報道。

私の日本語化
< >内は私からの補足説明
です。

破壊される前に、侵略の終了を・・・

破壊される前に、侵略の終了を・・・

************************************
Paul Godfrey記者
2023年8月10日、UPI ― ウクライナ
南部ザポリージャ地域の建築密集地帯
にロシア軍が集中的な爆撃を加え、
3名が死亡、9名が負傷した。そのうち
には乳児1名も含まれていたと、この
木曜日<8月10日>に<ウクライナの>
軍当局が発表した。

大砲、ミサイル、攻撃用ドローン合わせ
て最低でも82台による攻撃が21の都市
や町に降り注ぎ、43歳の男性1名、
それぞれ19歳と21歳の女性2名を州都
ザポリージャで殺害した。さらに負傷者
の中には、生後11か月の男児も含まれて
いたと、ザポリージャ地域軍部のヘッド
Yuriy Malashkoが発表した。

ザポリージャの南63マイル<約101㎞>
の位置にあるGulyaipolでは、一家4人が
負傷した。住宅や学校、その他公共
インフラストラクチャーへの損害の報告
は50件を上回っていると、Malashkoは
ソーシャル メディア<SNS>で述べて
いる。

今回の攻撃が行われたとき、国営企業の
Energoatomからは大停電の警告が出て
いた。その警告によれば、同社が運営して
おり現時点ではロシア軍に占拠されて
いる ザポリージャ原発が「ホット
シャットダウン」になってしまう寸前で、
そうなれば「核ならびに放射性物質関連
の安全性という点で深刻な脅威」となり
かねない。

そもそも、原発に軍隊の侵入とか砲撃とか・・・

そもそも、原発に軍隊の侵入とか砲撃とか・・・

Energoatomがこの警告を発したのは
ザポリージャ原発とその主外部電源で
ある750 kV の高圧線との接続が、
水曜日に一時的に切断されたのを
受けてのことだった。そうなると、
330 kVのバックアップ用電線に頼らざる
を得ず、このバックアップ用電線との
接続も切断されてしまうと、この原発
での発電は完全に停止してしまい、
この地域はブラックアウトに陥る。

Energoatomによれば、「そうした
シナリオの場合、核・放射性物質の
安全性という点での主な脅威は、
第4号機からのものだ。4号機が
”ホット シャットダウン” 状態になって
しまう恐れがあり、そうなるとウクライナ
の核エネルギー当局が定めた稼働認可の
条件に違反してしまう」

外部電源を完全に喪失した場合、原子炉
の冷却材を送り込むポンプが停止し、
加熱した冷却水が循環する結果となるの
で、急いで冷却せねば危険な結果を招く
と、<同原発の>稼働と修理担当の
エグゼクティブ ディレクター代理Taras
Tkachは述べている。

Energoatomでは、同原発の管理権を直ち
に取り戻したいと要望した。通常の稼働
状態に戻し、核・放射性物質の安全性を
回復するためだ。

「そのためには、国際社会全体による
緊急対応が必要だ」

マジで、祈っています! 東京の某教会、私のかなり昔のスケッチ

マジで、祈っています!
東京の某教会、私のかなり昔のスケッチ

一方のロシアは、モスクワとロシア占拠中
のクリミア半島にある軍港
せヴァストポルの近郊でウクライナが
発射したドローン12機以上を撃墜したと
発表している。

モスクワ市長のSergey Sobyanin によれば
モスクワを標的にした攻撃用ドローン2機
を午前4時ごろにロシア防衛空軍が撃墜、
そのうち1機はセントラル リング ロード
という連邦ハイウェイのそば、もう1機は
ロシア南西部のカルーガ地区での撃墜で
あったと、ロシア国営TASS通信は報じて
いる。

ロシア国営の通信社Ria Novostiによれ
ば、モスクワの Vnukovoならびに
Domodedovo国際空港では一次的な飛行
禁止を発していたが、午前5時ごろに
解除された。

ロシア防衛省による声明によれば、
ロシアの航空防衛ユニットが
セヴァストポルを標的にしていた無人
航空機2機を破壊、さらに別の9機を
電波装置で電波妨害、標的に達する前に
国会に墜落したという。

けが人はおらず、何の損害もなかった
とも、ロシア防衛省は付け加えている。
*********************************

嘆く顔 私の、かなり昔の油彩

嘆く顔
私の、かなり昔の油彩

今回の侵略が始まって以来、この
原発は
電源喪失 ⇒ 緊急電源 ⇒ 電源回復
を何度繰り返してきたことか ・・・
私も、数えてられません。

1日も早くウクライナに平和が戻る
ことを祈るとともに、原発の各種
軍事的リスクに世界が気付いて
くれますように!

Posted in Uncategorized | ザポリージャ地区へのロシア軍の攻撃 で、ウクライナ人3名が死亡 はコメントを受け付けていません

イラン、HEU濃縮を減速

ウクライナ戦争と、ニジェールの
クーデター ⇒ U価格への影響
という2つの問題に注目していたので、
しばらくイランのU濃縮問題については
取り上げていませんでした。
その点、やはりイスラエルのメディアは
この問題については敏感ですね
イスラエルの新聞HAARETZによる
報道を紹介しますね。

いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

内緒で進めてたんだけど~~

内緒で進めてたんだけど~~

イスラエルの新聞 HAARETZウェブ
サイトより
Iran Slows Buildup of Near Weapons-grade Enriched Uranium, Wall Street Journal Reports – Middle East News – Haaretz.com

************************************
Iran Slows Buildup of Near Weapon-
grade Enriched Uranium, Wall Street
Journal Reports
(イラン、兵器グレードUの増産を減速
ウォールストリート ジャーナル報道)

先月Haaretzでは、バイデン政権と
イラン間の口頭での合意について
報じた。 この合意によれば、約
200億ドル相当のイランの資産を
凍結解除する代わりに、イランは
60%を超えるウラニウム濃縮を行わ
ない、という内容の合意だ。その
合意が発効しつつある。

ReutersならびにAP報

2023年8月11日

イランは兵器グレードの濃縮ウラニウム
の蓄積ペースをかなり鈍化させるととも
に、既存の高濃縮ウラニウムの希釈も
一部実施した。金曜日<8月11日>に
Wall Street JournaIが、この問題に
通じた人々の発言を引用しつつ報じた。

にらみ合いながらの合意

にらみ合いながらの合意

 

この7月、HaaretzのAmos Harel が
バイデン政権とイラン間の口頭での合意
について報じた。 この合意のかなりの
部分は、既に実施されている。その報告
によると、イランは60%を超える
ウラニウム濃縮を行わないとの約束を
している。つまり、核兵器の製造に
使える濃度である90%には到達しない
と約束をしたことになる。一方の
アメリカ政府は、数か国の銀行にある
約200億ドル相当のイランの資産を
凍結解除することに今まで反対して
きたが、その反対をやめるとしている。

木曜日<10日>、イラン系アメリカ人
5名が刑務所で服役中であったが、
自宅監禁に移されたと、アメリカ政府
高官たちが発表した。これは、韓国で
凍結されていた数10億ドルの資産の
凍結解除との引き換えであった。

海の女神もびっくり~~ 私の、かなり昔のスケッチ

海の女神もびっくり~~
私の、かなり昔のスケッチ

 

この取引では<アメリカによる対
イラン経済> 制裁の結果として凍結
されていた6-70億ドルが関わっていた
ことを、イランも認めている。国連の
使節団によれば、この資金はまず
カタールに送られ、この合意が最後まで
守られれば、そこからイランへと
送られる見込みだ。

この取引が行われたその時、ペルシャ湾
ではアメリカ軍の大掛かりな増強が
行われていた。ホルムズ海峡を通過する
商用船舶をアメリカ軍が護衛さらには
乗船する可能性も出てきた。世界の石油
輸送船舶の20%がこの海峡を通る。
*********************************

3-5%  <20%   <90%  90% < 再掲

3-5% <20% <90% 90% <
再掲

ウラニウム濃縮の濃度と核兵器との関連
については、上の黒いメニュー(項目は
基本的にアルファベット順)でページ
h-3) を見つけ、「まずは、proliferation
risk全般に関して。」という段落をお読み
くださいな。

高濃度Uの濃縮とは、上記のように
国外資産の凍結を招くほどの重大事態
なのですね
それでも、核兵器を持ちたがる諸国が
一部にあるのが、現代世界の病理の
表れとでもいうべきか ・・・

Posted in Uncategorized | イラン、HEU濃縮を減速 はコメントを受け付けていません

ニジェールのクーデターの背後にロシア?

Robert Lansing Institute
Niger coup: Russia likely behind  – Robert Lansing Institute

Niger coup: Russia likely behind
(ニジェールのクーデター、
背後にロシアの影が)

2023年7月23日

ニジェールでのクーデターを受けての
ウラニウム価格上昇の可能性を
固定ページ cw-1), cw-2)
で取り上げましたが、さらにこの
クーデターの裏にロシアの関与が
噂されてますよね
どういうことか、分かりにくいと
思います。
そこで、アメリカのRobert Lansing
Instituteという研究所による解説を、
部分的に引用紹介しますね。

私による抜粋と日本語化
< >内は、私からの補足説明
です。

闇の中で ・・・

闇の中で ・・・

**********************************
ニジェールのクーデターで民主的に選出
された大統領モハメド バズームが追放
されたが、ここにはロシアの関与がきわめて
高い確率で窺える。

まず、傭兵企業ワグナーが2021年以来、
ニジェールでの影響力の獲得に努めて
いる。この年ワグナーは、モハメド
バズーム大統領に反対する情報操作
キャンペーンを開始している。ワグナー
グループのリーダーであるプリゴジンは
最近の発言で、ワグナーが短期的に計画
していたある大掛かりな作戦がある
ことを、ほのめかしていた。

ワグナー グループはソーシャル
メディア <SNS> で、ニジェールでの
クーデターはバズームがパリを訪問して
いた感に起きたという語情報を流して
いた。さらにワグナーは、その際に
フランスが武装っジハード主義者たちを
利用、ニジェールの兵士17名を殺害
したとの語情報も流した。どちらの投稿も
「ラクタ プロジェクト」という
「トロール ファーム」 <インター
ネット上で政治決定や世論に影響を
及ぼそうとする ”釣り”を行おうと
する組織化された謀略> に関連した
ものだ。2018年以来、プリゴジンは
アメリカからの制裁対象になっている。
バズームはニジェールにワグナーが存在
していることに対し、強烈に反対して
いる。

ワグナー グループはニジェールの周辺
諸国には入り込んでおり、そのため
フランスと英国とは自国の兵士たちを
奏した諸国から撤退させている。
ニジェールでのクーデターを受けて、
ロシアの傭兵たちがニジェールにも
入り込む可能性が高く、この地域内に
「ロシア支配地帯」を構築してしまう
狙いだ。この地帯を攻勢するのは、
マリ、中央アフリカ、スーダン、
ニジェール、ブルキナ ファソとなる。

・・・中略・・・

いったい、ロシアの狙いとは??

いったい、ロシアの狙いとは??

我々<Robert Lansing Institute>の見方
では、まずはニジェールから外国の軍隊
を撤退させることに狙いがあった。
その代わりに、ロシアのワグナー
グループが支配的な立場を握る。これは
既に、マリや中央アフリカ、スーダンで
見られている現象だ。 ここでのロシア
の主な関心とは、フランスの
核エネルギー企業にウラニウム鉱石
などを輸出している鉱山を支配下に
収めることである。アフリカの天然
資源にロシアが関心を持つのは、
アフリカでの新植民地主義という
近年のロシアの姿勢とも整合している。

・・・中略・・・

したがって戦略的な天然資源を掌中に
収めること以外にも、ロシア政府は
核エネルギー資源の市場でフランスを
標的にしてきた。フランスの
ウラニウム需要のうち30-45%を
ニジェールが供給しているのだが、
そのニジェール産ウラニウムをフランス
から切り離そうというのだ。当研究所の
見方では、今回の突然のクーデターに
至った発想の裏には、ニジェールの
ウラニウム鉱石を中国も欲しがっている
という事実がある。7月6日、
西アフリカにあるニジェールと中国とは
ある契約について話し合っていたが、
その契約は産業パークや石油
パイプライン、そしてウラニウム鉱山
などをカヴァーするものであった。
かくして、ロシアはこの国での中国の
進出に直面することとなった。ロシアが
ニジェールとその資源を掌握する機会が
失われてしまう危険性があったのだ。
フランスの経済を妨害できるチャンスも。
ワグナーの傭兵たちは、ニジェールの
軍部指導層に働きかけるにあたり、
同国にあるロシア大使館を利用した
公算がほぼ確実とみられる。そして
軍部指導層に、<クーデターに協力
すれば> ウラニウム
鉱山からの分け前を渡すと誘った
模様だ。

・・・以下略

「前科」 があるだけに~~

「前科」 があるだけに~~

***************************************
まず、ウラニウムがいかに戦略的な資源
なのか、一端をお分かりいただけたと
思います。
石油や穀物の「戦略性」については、よく
ニュースや国際時事解説などで見かけ
ますが、ウラニウムもそうした物質の
1つなのですね。
つまり、どこかの大国の思惑次第で、
ウラニウム価格は大きく変動してしまう
危険性があるわけです。

電力に限らず「エネルギー供給の
安定化」を本気で目指すのであれば、
輸入に頼る資源よりも国内で調達
できるものを優先的に考えるべきで
しょう。
日本列島の場合、ウラニウムはありま
せんが、太陽光や風は確実にあります。
温泉や海流などなども。

まだ先がありそうね ・・・ 私の点描練習

まだ先がありそうね ・・・
私の点描練習

ロシアが今回のクーデターに背後から
介入している有様については、さらに
詳細な分析などを見つけたら、また
紹介するかも。
サブサハラ アフリカでは、天然資源
をめぐる各種勢力の介入 ⇒ 混乱・
紛争というパターンは、頻繁です
からね。

Posted in Uncategorized | ニジェールのクーデターの背後にロシア? はコメントを受け付けていません

1か月待たされ、見てみたら何もなし

REUTERSのウェブサイトより
IAEA: No explosives found on Zaporizhzhia reactor roofs after month-long wait | ロイター (reuters.com)

「ようやくIAEAの査察官がザポリージャ
原発原子炉の屋上を査察したけど、
爆発物はなかったよ~~」というニュース
です。
ま、何はともかく、Reutersによる報道
記事そのものを見てみましょう。

いつも通り、
私の日本語化
< >内は私からの補足説明
です。

「意志のあるところ、方法あり」⇒「悪意あるところ、悪の方法あり」

「意志のあるところ、方法あり」⇒「悪意あるところ、悪の方法あり」

**********************************
IAEA発表: 1か月待たされた上に
ザポリージャ原発原子炉の屋上を現地
調査したが、爆発物は見当たらなかった

Francois Murphy 記者
2023年8月4日

ウィーン発、8月4日(Reuters) –
国連の核査察機関IAEAは「ようやく」
ウクライナにあるがロシア軍が占拠中の
ザポリージャ原発のなかの、1か月前
から現地調査を求めていた個所への立ち
入りの許可を<ロシアから>得た。
爆発物はなかったと、金曜日<7月
28日>の発表でIAEAは述べている。

「IAEAの専門家たちは、3号機と4号機
の建物ならびにタービン ホールの屋上を
調査したが、地雷や爆発物を見つけられ
なかった。・・・屋上の調査許可が
<ロシアから>出たのは、昨日午後の
ことだ」と、IAEAは発表している。

IAEAのラファエル グロッシ事務局長は
さらに、「IAEAの専門家たちに、
現場の今まで許されていなかった区域を
調査する許可が出たという知らせを、
歓迎する」とも語った。
************************************

いやになってくる・・・ 私の20分クロッキー

いやになってくる・・・
私の20分クロッキー

社会常識がおありの方々ならもう
とっくにお気づきの通り、ソモソモ
爆発物などが初めからなかったのなら、
なんでまた、IAEAの現場検証をここ
まで待たせたのでしょうかねえ?

社会常識的には、
ロシア軍はヤバいものを屋上に配備
していた ⇒ IAEAがやってきた
⇒ まずいので、IAEAの査察官たちを
屋上に入れさせず、ヤバいものをその
間にこっそり撤去した
という見方が当然だと思いますよね。

2009年に北朝鮮のヨンビョンでの実例
もありますよね。
IAEAが査察しようとしても、その
核施設保有国が許可しなかった実例が。
(上の黒いメニューにある c-5) )
こういうところ、現在のIAEAによる
核管理には限界があります。

その後北朝鮮が核兵器を持つに至った
ことは、皆様もよくご存じのとおりです。
ザポリージャでは、これから何が
起こるのか??

Posted in Uncategorized | 1か月待たされ、見てみたら何もなし はコメントを受け付けていません

固定ページ cw-2) をアップロード

固定ページ cw-2) をアップロード
しました。
上の黒いメニューでは、項目を基本的
にはアルファベット順で配列して
おります。
cw-2) を見つけて、クリック!

ニジェールでのクーデターを受けて、
U価格が今後どう変動するのか?その
問題に関するAl Jazeeraの記事を
紹介しております。

「石油や天然ガスの価格が上昇して
いる ⇒今こそ、原発再稼働を!」
という主張が巷でまかり通って
いますが、U価格が高騰したら、
いったい何に頼るべきなのでしょう
かねえ??

Posted in Uncategorized | 固定ページ cw-2) をアップロード はコメントを受け付けていません

固定ページ cw-1) をアップロード

上の黒いメニューが肥大しすぎており、
ほんとに申し訳ないです。
項目は基本的にアルファベット順に
配列しており、
たとえば c-x) (その他の「前科」) と
いうページ シリーズであれば、
今までに「平和利用」が実は核兵器に
つながってしまった実例を紹介して
います ・・・ でも、それが分かりにくく
なっちゃってますね。

で、今回は新たなページ シリーズ
cw-x) を始めました。
cwとは Civil War つまり内戦のこと

その最初のページ cw-1) (輸出入と内戦)
では、現在発生・進行中のニジェールでの
クーデターと、そのウラニウム輸出に
及ぼしている影響を取り上げております

「日光も風も不安定だ、安定した電力
供給には原発が不可欠だ!」といった
主張がまかり通ってますが、実際には
原発はどこまで「安定」している
のでしょうか??

次回、cw-2) では、ニジェールの
クーデターがウラニウム価格に及ぼす
影響について、Al Jazeeraの記事を
紹介する予定です。

Posted in Uncategorized | 固定ページ cw-1) をアップロード はコメントを受け付けていません

v -1) (Beyond) という固定ページをアップロード

Beyond Nuclearへの皆様からのご寄付を募る
固定ページをアップロードしました。
v-1) (Beyond) というページ シリーズで、
今後も必要に応じて追加アップロードをしてまいります。

Posted in Uncategorized | v -1) (Beyond) という固定ページをアップロード はコメントを受け付けていません

ザポリージャ原発付近で激しい戦闘中に複数回の爆発

Hindustan Timesのウェブサイトより
(インドの英語日刊紙です)
Catastrophe Coming? Multiple Blasts Near Zaporizhzhia Nuclear Plant Amid Intense Fighting | Hindustan Times

Catastrophe coming? Multiple blasts near
Zaporizhzhia Nuclear Plant Amid Intense
Fighting
(破局の到来か? ザポリージャ原発
付近で激しい戦闘中に複数回の爆発)

July 28, 2023

ヴィデオのテキスト部分を日本語化
します。
< >内は、私からの補足説明
です。

原子炉そのものを破壊せずとも、外部 電源供給を絶ってしまえば原発はメルト ダウンを起こす危険が。それくらい、 原発とは脆弱なものです。上の黒いメニューで d-5), d-6) を参照

原子炉そのものを破壊せずとも、外部
電源供給を絶ってしまえば原発はメルト
ダウンを起こす危険が。それくらい、
原発とは脆弱なものです。上の黒いメニューで d-5), d-6) を参照

0:00 – 2:17
*******************************
ヨーロッパ最大の原発近くで爆発

国連の核査察機関 <IAEA>、
ザポリージャ原発付近で爆発を確認

破局の到来か?
ザポリージャの戦い、さらに過熱

IAEA、ザポリージャ原発近くで爆発が
あったと発表

爆弾の実情は・・・

爆弾の実情は・・・

同原発に滞在中のIAEA職員が爆発を
検出したのは、7月26・27日のこと

この原発付近で戦闘があれば、破局を
招きかねず、警戒を要する

それ以前、7月23日の査察でIAEAの
専門家たちは
同原発外部と内部の周辺部の間にある
バッファーゾーンで、地雷数個を発見
したと発表していた。

その地雷が敷設されていたのは閉鎖
地帯で、原発のスタッフはそこへの
立ち入りが禁じられている。

Kettle 2023 May 6
ここから先、現場を見られなくなる ・・・

ここから先、現場を見られなくなる ・・・

ここから先、現場を見られなくなる ・・・

ザポリージャ原発がロシア軍に占拠
されたのは、今回の全面的侵略が
始まって間もない時期のことで
あった。

同原発でロシアが何らかの挑発的な
行為を行う準備をしていると、
ウクライナはかなり以前から警告
していた。

だが、ロシア当局も同じような主張を
してきた。

7月25日、4号原子炉を「ホット
シャットダウン」に切り替えたとの
報道があった。
<上の黒いメニューの最初にある
HOME –> スクロールダウンして、
7月18日の投稿を参照。「崩壊熱」の
説明もそこにあります>

同原発には砲撃が以前から加えられて
おり、幾度も送電グリッドから切り
離されてきている

この原発近くで攻撃が行われているため
大規模な核災害が起きるのでは、
との不安が募っている
*****************************

実際には、どんな爆発物が??

実際には、どんな爆発物が??

この報道内容そのものが貧弱で、
詳しいことが何もわかりませんよね。
爆発したのは、地雷なのか他の爆薬
なのか、ミサイル攻撃だったのか??
そもそも地雷をロシアが敷設したのは
何のためなのか?

他の報道を探したのですが、そうした
詳しい記事が現時点(7月30日
6:45pm JST)では見当たりません。
新しい情報を見つけたら、またここで
紹介しますね。

Posted in Uncategorized | ザポリージャ原発付近で激しい戦闘中に複数回の爆発 はコメントを受け付けていません

ザポリージャ原発で地雷など発見

英国のフリー タブロイド紙Metroの
ウェブサイトより
Bombs found at Ukraine’s Russian-held Zaporizhzhia nuclear plant | World News | Metro News

Bombs found on roof of Ukraine’s
Russian-held nuclear power plant
(ロシア軍占拠下にあるウクライナの
原発の屋上に、爆弾を発見)

やっぱりね・・・という感もあります
が、とりあえずは報道内容を読んで
みましょう。そして、
真偽のほどを考えませんと。

いつもどおり、
私による日本語化
< >内は私からの補足説明
です。

やっぱり、隠してたな?

やっぱり、隠してたな?

***********************************
Gergana Krasteva記者
2023年7月25日

国連の核監視機関<IAEA> の査察官
たち、ロシア軍占拠下にある
ザポリージャ核施設で爆薬を発見。

今月既にヴォロディミール
ゼレンスキーはウクライナ諜報機関に
よる調査内容を引用しながら、
ロシア軍が屋上に「爆薬のような物体」
を配置、「攻撃に類似した状態を
作り出している」との警告を発して
いた。

ヨーロッパ最大のザポリージャ原発は、
今回の侵略が始まってすぐにロシア軍
の占拠下に落ち、それ以来両国は、
相手が同原発で偽旗作戦 を立案して
いるとの非難合戦を繰り広げている。

IAEAのチーフであるラファエル
グロッシが確認の上で述べたところに
よれば、「この原発の内部と周辺外部
の間にあるバッファー ゾーンに専門家
たちが地雷を発見した」そうだ。

グロッシはまたこの月曜日<7月24日>
の発表では「原発敷地周辺の外側に、
また敷地内の特定箇所にも、地雷が
敷設されているのを、IAEAは認識
している」と述べていた。

来て見てみれば・・・

来て見てみれば・・・

「IAEAのチームは原発でのこの
具体的な発見について指摘したが、
ロシア軍が占拠している箇所で
行われた軍の決定であると言われた」

「原発にこうした爆薬を仕掛ける
ことはIAEAの安全基準や核
セキュリティのガイドラインに違反
しており、原発のスタッフにとっては
さらに心理的なプレッシャーが
悪化する・・・」

「IAEAのチームは今後も、同原発との
やり取りを続けていく」

IAEAによるTweet

ウクライナのザポリージャ原発に
おいて、7月23日の現地調査で
IAEAの専門家たちは指向性の対人
地雷を発見した。
ラファエル グロッシ事務局長が、
本日発表した。

グロッシの発表は、何個の地雷が
見つかったのか、正確にどこに
あったのかなどは述べていない。
ただ、原発敷地周辺にあったことを
強調していた。

IAEAの専門家たちによれば、発見
されたのは対人地雷で、通常なら
地中あるいは地面近くに敷設される
ものだ。

人が地雷を踏む、あるいは接触するか
近寄ると爆発する設計になっており、
つまり「犠牲者が来ると爆発する」
仕組みになっている。

ただしIAEAの初回の判断としては、
これら地雷が爆発しても「この原発
の核安全性やセキュリティ システム
には影響はない」

この原発をロシア軍が占拠して以来、
グロッシは今までに3度、同原発を
訪問している。だが災害を防止する
ための安全体制を設けるための
合意をロシア政府とウクライナ政府
の間に打ち立てることは、できて
いない。
***********************************

他にも報道はあるよ~~

他にも報道はあるよ~~

これ以外にも、オーストラリアの
ABC
Mines found at Ukraine’s Russian-occupied Zaporizhzhia nuclear plant, UN watchdog says – ABC News
なども、地雷発見を報じています。

いったい、原発周辺に地雷を敷設、
屋上にも爆薬らしきものを配置して、
どうするのでしょうかねえ??
占拠しているのはロシア軍ですから、
ロシア軍がやらかしたとしか言え
ません。いいかげん、イカレタ軍隊は
早く撤退してほしいものです!

残ってた ・・・ 私の20分クロッキー

残ってた ・・・
私の20分クロッキー

それと、原発周辺に地雷を敷設
された場合、その悪質イカレ軍隊が
撤退した後でも、地雷が残っている
かぎりは被害者が出る危険性は残り
ますよね。それは、非戦闘員である
可能性も。
「いや、原発でなくても、どこであれ
地雷を敷設されたら、同じ危険性が」
というご指摘もあるでしょう。
しかし。
原発が敵軍に狙われやすい施設である
限り、地雷敷設されてしまう可能性は
他の多くの施設よりも高くなります。
上の黒いメニュー(項目は基本、
アルファベット順)にある
ページ d-6) やd-8) では、
特にこうした「地雷敷設リスク」に
ついては触れていませんが、現実の
深刻な問題であることに違いは
なさそうです。

Posted in Uncategorized | ザポリージャ原発で地雷など発見 はコメントを受け付けていません

固定ページ nw-3) をアップロード

固定ページ nw-3) をアップロードしました。
アメリカでは公開が始まったOppenheimer
という映画をきっかけに、核廃絶の動きを
さらに世界に広げていこうという論考です。

Karl Grossman教授によるテキストで、
元はCounterPunchというウェブサイトに
掲載されていたもの。
Beyond Nuclear BulletinのJuly 20, 2023号
にも掲載されました。

いつもどおり、私による日本語化で、
私の書いたpreludeとpostludeもあり
ます。
アホバカ漫画は、すべて私のものです。

日本でもこの映画が公開されるのか否かは
未定ですが、公開されようと、されまいと、
Grossman教授の提唱されているような
動きを日本でも広めていくことは可能です
よね。

上の黒いメニューでは、項目を基本的に
アルファベット順に配列しております。
nw-3) を見つけて、クリック!

Posted in Uncategorized | 固定ページ nw-3) をアップロード はコメントを受け付けていません