「発作的攻撃」はやめましょうよ~~
殺人的な暑さもようやく終わりつつあり、夏バテを
乗り越えて新たなステップに進みたいものですが~~
この8月、あるソーシャル メディア(日本語では
SNS)で呆れる罵倒投稿を見かけました。
核発電関連のもので、40年ほど前からあった
ような「発作的攻撃」をやらかす内容でした。
まず、どんな投稿だったのか?
ある方が、日本語で原発にかかわる問題を指摘する
投稿をしてらっしゃったのです。
それに対し別の投稿者(以下、「発作的投稿者」と
します)から、次のような主旨の応答がありました。
「電気を使って原発に反対する境界知能」
これに対して元の投稿者さんは、彼がある電力供給
事業者を利用していることを答えたのですが、
その事業者は原発からの電力を利用していないのです。
「発作的投稿者」さんからの再応答は、その時点では
見当たりませんでした。
2011-12年ごろ、原発反対運動に対する”発作的な攻撃”
の例として、よく見かけましたよね。「(原発に反対する
なら)お前ら、電気使うなよ!」とか。
で、実際に東京でブラックアウトはあったか??
はて、原発全廃 ⇒ ブラックアウト、という現実のリスクが
あるのなら、「お前ら、電気使うなよ!」も分かるのです
が ・・・
現実には:
2012年以降今までTEPCOに関する限り、「核による電力」
は送電されていないはずですよね。東日本では、そもそも
2024年10月に女川原発が再稼働するまで、原発が稼働して
いないのですから。
「西側」からの電力融通を受けた場合には、そこに
いくらか「核電力」が混じっていた可能性はありますが。
融通を受けた場合には、日本語メディアで小さく報じられ
ますよね。
で、2012年から今までの14年間、東京で一度でも
ブラックアウトとか、あったでしょうか??
一度もなかったと記憶しているのですが。これだけ
危険な熱波を、幾度も体験してきた近年の東京で
あっても。
現実には、30%だった
そもそも東京電力の原発依存率は、2010年以前で
およそ30%でした。
原発全廃を求める人は、自分の電力消費を約30%
削減すれば、全廃をアピールする資格があるはずです。
私自身、核発電に反対するようになったのは1990年の
ことだったのですが、その時私も自分の消費電力を
計算、TVを極力使わない、照明を(当時ですから)
蛍光管に切り替える、などなどして30%削減しました。
そのうえで、原発の全廃を求めると公言し始めたの
ですね。
で、その頃からすでに ・・・
だれかが「原発反対」を唱えると、どこかから「お前ら、
電気使うなよ!」とのヤジが飛んできたものでした。
上で紹介した「電気を使って原発に反対する境界知能」は、
2025年8月のものでしたが、40年近く前から見られた
ヤジを繰り返してますよね。
こんな「発作的反応」が、核推進勢力の一部にいまだに
見られるとは ~~ やれやれ。
原発依存率くらい弁えて、ものを言いましょうよ。
逆に原発反対勢力なのに、自分の消費電力の管理すら
していない人(もし、そんな人がいらっしゃれば)
にも、問題はありますし。
それと、ad hominem (対人攻撃、人格攻撃)はほんとに
やめましょうよ。議論のルールは守らないと、ディベートに
なりません。ディベートと単なる悪口喧嘩とを混同して
らっしゃる人が、少なくないようです。
核発電に賛成しようが反対しようが、「古からの発作的な
反応」やad hominemを繰り返すのは、もう卒業しましょう。
kettle, 2016, Feb 25


