フランスの原発、クラゲにとめられる
France 24のウェブサイトにある報道を
ベースに
Jellyfish force French nuclear plant shutdown
Jellyfish force French nuclear
plant shutdown
(フランスの原発、「クラゲ」にとめ
られる)
フランスのリール発、AFPからの情報だ
そうです。
核発電推進プロパガンダでは、気候変動
の緩和のために原発が必要だそうです。
え?ほんまかいな??
このプロパガンダの誤りを指摘する
ページを、既にいくつも「やかんを
のせたら~~」にはアップロードして
おります。
まず、核発電が本当にCO2を
出さないのか?
という問題については、上の黒い
メニューの終わり近くにあるページ
付録 w-1) w-3) w-8) w-18)
をお読みくださいな。
次に、既に激化している気候の中で、
原発が耐えられるのか?
という既に発生している疑問に
ついては、やはり上の黒いメニュー
の終わり近くにあるページ
付録w-10) w-11) w-16) w-17) w-19)
で取り上げております。
で、今回は新たに発生中の後者の実例を。
フランスのグラヴリヌ原発をクラゲが
とめている、という記事を要約・日本語化
して紹介します。
まあ、AFPのこの記事、既に日本語
メディアでも紹介されているのですが、
やはり補足説明が必要だと思います。
そこで、記事の要約・日本語化の下に
私からの補足説明を入れますね。
記事要約中の< >内も、私からの
補足説明です。

ああ、情けない~
私の作品 “— is lifting me up”
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フランス北部にある原発が、月曜日<8月
11日>、一時的にシャットダウンした。
原子炉を冷却する水を吸い上げるポンプを
クラゲの大群がふさいだためだ。
<フランスの>エネルギー企業グループ
であるEDFの発表による。
2025年8月12日 発表
グラヴリヌ原発の原子炉4基が自動的に
停止したのだが、「原発の安全や人員の
安全、環境に影響はない」と、同原発の
稼働担当企業であるEDFはそのウェブ
サイトで述べている。
「今回のシャットダウンの原因は、
大量のクラゲが<冷却水の>ポンプ
システムを詰まらせたという予測不能な
事態だ」とEDFは発表している。
<下記参照>
<グラヴリヌ> には他にも2基の原子炉
があるが <合計で6基>、その2つは
メインテナンスで停止中である。
稼働を再開するための調査が進行中で
ある ——-
—–
この原発の敷地には、次世代型原子炉
2基を新設、2040年までに稼働開始する
計画で、1基あたり1,600MWの予定だ。
<下記参照>
—–
クラゲが原発をとめた実例はフランス
以外にもあり、良く知られた事件と
して、2013年にはスウェーデンで
クラゲのため原発が3日間停止、1999年
には日本で原発の出力が大幅に低下した。
<下記参照>
専門家たちによれば、魚の獲り過ぎや
プラスティックによる汚染、気候変動の
ため、クラゲが異常繁殖しやすい状態が
出来ているという。
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まず、
気候変動は単に「地球規模で暑くなる」と
いった単純なものじゃなくて、
生物の繁殖や生息域などにも影響するもの
です。
そして、そうした生物群への影響が、
実際に原発を停止させた事実が何度も発生
してきたわけですね。(下記参照)
これでは、「気候変動の緩和のために
原発を」というのは単なる戯言で、
現実には
「気候変動のせいで、原発を稼働でき
ない」になってますよね。
次に、上で<下記参照>と記した問題点
について:
☆ <冷却水の>ポンプ システム
グラヴリヌ原発はPWRなので、PWR
の場合の冷却水のルートを概略図で。
☆ 1基あたり1,600MWの予定
具体的な原子炉タイプは、アレコレ調べた
のですが、どうも源治帝では未定の
ようです。
とはいっても、
1基あたり1600MWという以上、SMR
ではありえません
かといって、大型のHTGRなどは、2040
年に稼働開始できるとは~~
すると、EPR過疎の類だと推察するの
ですが、ページ al-4) で、EPRに
ついては説明済みです。
その al-4) で詳細に述べたように、
EPRには現実には
工期のだらだら延長
⇒ 予算を大幅オーバー
⇒ 電気料金に痛く響く
というパターンがつきまとっております。
そもそも核発電は、カネがいたずらに
必要な発電方式ですが、EPRは特に
それが顕著なのですね。
☆ スウェーデンでクラゲのため原発が
3日間停止、1999年には日本で ・・・
どちらも実例なので、短く紹介して
おきますね:
スウェーデン
2013年9-10月、ストックホルムから
南に200㎞程度の海岸にあるオスカー
シャム原発でもクラゲの大群が冷却水の
取水口を塞ぎ、原発が停止しました。
日本
1999年7月、柏崎刈羽原発で同様の
事態が発生、1-3号機で冷却水を
充分に得られないため、出力を
大幅に削減。
それと、今回はクラゲでしたが、
今後たとえば海藻類の異常繁殖とか
他の生物による取水不能もありえると
考えます。


