いよいよイカレてきた大統領??

ロシアのプーティン大統領は、いよいよおかしな指令を出したようです。

なお、私はこのところ(2022年2月以降)、たとえば「国家指導者が
イカレた場合・・・」といったような表現をしますが、これは
既存の精神疾患のカテゴリーに該当するかどうかを問題にして
おりません
また、「イカレた指導者」は、知性の面ではむしろ優れている
(きわめて狡猾であったり、優れた戦略家であったり)場合が
多いことも、言うを待ちません

アドルフ ヒトラー、ヨーゼフ スターリン、毛沢東、ポル ポト ・・・
いずれも、「常人にはできない大事」をやらかした人物たちですから、
常人を超えた狡猾さや戦略性があったはずですよね。
でも、彼らがやったこと、つまり何百万人・何千万人を死に
至らしめたことを考えれば、その大量虐殺行為そのものが
彼らが「イカレて」いたことを証明する、と見るべきでしょう。

彼らにどのような精神疾患の名称を付ければ良いのか?
そんなことは、精神衛生の専門家の皆様にお任せします。

そもそも「知性」なんてものは、他の人や生き物たちなどを
尊重する「愛/慈悲」に支えられて、初めて現実において
建設性を持つものでは、ないでしょうか?
私が「イカレ」の基準としているのは、この「愛/慈悲」であって、
「単なる知性」や「既存の精神医学でのカテゴリー」など
では、ありません!

なお、プーティン氏をよく知る専門家の見解が、
ロシアから「非友好国」指定の日本 米軍基地、原発が狙われる可能性も (msn.com)
に紹介されています。

では、
BBC Newsによる報道を、私がざざっと音声から日本語化しましたので、
お読みくださいませ。

2022年2月28日JST
BBC Newsのヴィデオ
Putin puts nuclear deterrent on ‘special alert’ during Ukraine conflict – BBC News – YouTube
プーティン大統領はロシア軍の司令官たちに対し、同国の戦略核兵器部隊を
special alert(直訳では、特別警戒)の状態にせよと命じた。これは、同軍の
状態としては最高のレベルだ。クレムリンで会見していた同大統領は、
西側諸国がロシアに対して「非友好的な措置」を講じていると述べた
。これには、彼が「非合法な経済制裁」と呼ぶ措置も含まれる。
またウクライナのゼレンスキー大統領の声明も先ほど20分ほど前に入手したが、
それによれば、彼はベラルーシとの国境地域でロシア代表団との交渉に応じる
用意があると述べた。
地上での戦闘を見ると、ロシア軍は引き続き数か所の前線で攻撃を続けており、
ウクライナ第2の都市であるハルキウは、役人たちの話によれば、激しい市街戦が
続いているもののまだウクライナの支配下にあるそうだ。住宅地でもロシア軍の
歩兵部隊の車両が走行しており、ウクライナ軍の歩兵たちと衝突している。
首都のキーフは比較的平静な状態だが、近郊の石油関連施設が昨夜攻撃を受けた
ため、今も煙が立ち上っている。毒性の噴煙が拡散する恐れがあり、
周辺住民には警告が出された。
ゼレンスキー大統領は、非戦闘員の居住地区を爆撃したとして、ロシア軍を非難、
この夜を「野蛮な攻撃の一夜」と呼んでいる。

国連の難民機関によれば、およそ40万人が戦闘を逃れ、ウクライナ国外へと脱出
している。

(現場からのライブ)
ヨーロッパの都市での市街戦。ウクライナの兵士たちが、ロケット推進式の
手りゅう弾を使用しているところだ。
ウクライナ北東部にあるカーキフという都市のシーンである。強烈な防御であるが、
それでもロシア軍の襲来は続く。ウクライナ大統領は再度、国民にこう告げた。
「昨夜、ウクライナはインフラストラクチャーに対する砲弾や爆撃による攻撃を
受けた。」
隣国ベラルーシでの和平交渉を拒否し、殺戮は続いた。

(残骸の画面)
ロシアとの国境に近いこのビルでは、4名の命が失われた。
家庭も、標的にされている。キーフ北部のアパート区域では、火災が続いている。
ロシア軍の攻撃によるものだ。そしてウクライナ全土で、ロシア軍の攻撃は
続いている。
****************

核兵器を本当に使うなら、世界中から孤立し、ロシア自身の領土の一部も
汚染されてしまうことは、言うを待ちません。
「だから、核兵器をお互いに保有する勢力同士が睨み合った状態では、
指導者が合理的な判断をする限り、実際に核兵器が使用されることはない」
というのが、従来の核抑止論の根底にある前提でしたよね。

しかし今や、この前提が現実に崩れつつあるのです。
皆様は、どうお考えでしょうか?

* 2月28日JST 付記

メディアでは旧チェルノブイリ原発周辺の放射線量が異常な程度ではなく、
危険はないという IAEAの発表が報じられています。
これはこれで、ほっとできますね。

ただ、その他の、現在稼働中の原発4か所周辺での戦闘状況などが
むしろ問題だと思うのですが、具体的な報道が聞こえてきませんね。

間違えても原発事故などに至らないことを、祈っております!

About FrancisH

A freelance painter, copywriter, and beading artist
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