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新しい固定ページのシリーズ nw-x) (nuclear war) を
設け、nw-1) をアップロードしました。
核戦争がどのような被害を招き得るのか、それを
説明してまいります。

今回は、Beyond Nuclear Bulletin 3月30日号より。
「核の冬」が何も 「80年代の流行」ではなく、
それ以降今も研究が進んでいるのですが、
地球規模の過酷環境異変を招きかねない
というのが、今も科学者たちの見解です。

では、上の黒いメニュー (項目は基本的に
アルファベット順に配列) で
nw-1) を見つけてクリック!

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IAEAの事務局長、ザポリージャ原発へ

アメリカのCBS Newsウェブサイトより
U.N. pushes for Russia-Ukraine deal to protect Zaporizhzhia nuclear plant, warns of “more dangerous phase” – CBS News

ザポリージャ原発の、現時点での最新情勢
です。
目が離せない状況ですから、安心できる状態
になるまで、ザポリージャ原発の情勢は
追いかけていきますね。
とにかく、巨大ダーティ ボムになって
しまわないよう祈ります。

では、いつもどおり
私による日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

ウクライナの原発 あくまで、概略地図ですよ

ウクライナの原発
あくまで、概略地図ですよ

********************************
UN pushes for Russia-Ukraine deal to
protect Zaporizhzhia nuclear plant, warns
of “more dangerous phase”
(国連、ザポリージャ原発を守るためのロシア
・ウクライナ間の合意を強く求め、「さらに
危険な段階」があり得ることを警告)

Pamela Falk記者
2023年3月30日

国連発  —  国連機関で全世界の核を監査
しているIAEAのヘッドが、今週 <3月
終わり> ウクライナで <戦闘地帯の>
前線をまたぎ、ヨーロッパ最大の原発
<であるザポリージャ原発> の被った損害
を検査した。<そのヘッドである> ラファエル
グロッシはこの水曜日 <3月29日> に、
ウクライナ南部にありロシア軍が占拠中の
ザポリージャ原発 (ZNPP) に2回目の訪問
を行った。前線では戦闘が激化しており、
原発施設への脅威となっている。

「ウクライナセ紛争が続く限り、ZNPPは
絶えずリスクに晒されており、グロッシ事務
局長は原子炉6基を擁する同原発の事故
を防止するべく外交的調停努力を進めて
いる。ここで事故が発生すれば、ウクライナ
でもその他諸国でも、人々と環境に重大な
損害を招く」 と、グロッシの現地視察を受け
IAEA は木曜日に発表している。

「ザポリージャ原発と周辺地域は、ことに
よるとさらに危険な段階に入っているようだ。
同原発の保護のため、何らかの <ロシアと
ウクライナの間での> 合意を形成するよう、
さらに努める必要がある」 と、グロッシは
記者団に語った。

いつまでにらみ合ってるつもり??

いつまでにらみ合ってるつもり??

(IAEAからのTweet)
事務局長

@rafaelmgrossi

今日、前線を超えてザポリージャ原発を
視察、その核関連の安全性とセキュリティ
を評価する。同原発を保護する緊急の
必要があることを、同局長は繰り返し
訴えた。
*************************

結果を見せてくれ! 私がかなり昔、あるウェブサイト用に描いたイラストより

結果を見せてくれ!
私がかなり昔、あるウェブサイト用に描いたイラストより

今回は単に、事務局長が現地を視察と
いうことですね。
視察の結果、どんな危険を発見したのか、
具体的な成果の報道を待ちましょう。

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ベラルーシに戦術核 ~~ なんのため??

abc News
Why does Russia want tactical nuclear weapons in Belarus? – ABC News (go.com)

ベラルーシにロシアが自国の戦術核兵器を
移送して配備する計画だとのプーティンに
よる発表が、世界的に騒ぎや憶測を呼んで
いますよね。
それに関する記事を、アメリカのabc News
ウェブサイトより紹介します。

お前も持て ・・・

お前も持て ・・・

*************************
Why does Russia want tactical
nuclear weapons in Belarus?
(ロシアが戦術核をベラルーシに配備した
がるのは、なぜ?)

ロシアのヴラディミール プーティン大統領が
ベラルーシ領土内に戦術核兵器を配備する
つもりだと発表した。

The Associated Press(AP) 発

2023年3月28日

ロシアのヴラディミール プーティン大統領は、
ベラルーシ国内に戦術核兵器を配備する
つもりだと公表したが、これはウクライナでの
戦争をさらに激化させる選択とみられる。

ロシア領土への攻撃を退けるためならロシア
は 「利用できる手段は、なんでも利用する」
用意があるとの警告を同大統領は発したの
だが、それに続いて今回のベラルーシ配備
の発表があった。「利用できる手段」 とは、
ロシアの核兵器のことを指す。

プ~ティンによる発表とその意味するところ
とを見てみよう。

何か隠してるな? 「おめでただ」 と言っておこう。

何か隠してるな?
「おめでただ」 と言っておこう。

ベラルーシ配備という動きを、プーティンは
どう説明したのか?

プーティンによれば、ベラルーシの
アレクサンデル ルカシェンコ大統領は既に
長年ロシア政府に対し、ロシアの核兵器を
ベラルーシ国内に配備することを強く要請して
きている。両国は軍事的に密接なつながりが
あり、2022年2月24日にロシアが隣国
ウクライナに侵略を開始した時にも、
ベラルーシがその侵略部隊の待機場所と
なった。

既にロシアはベラルーシの軍用機の近代化
に協力、核兵器の搭載を可能にしている。
それについてベラルーシの権威主義的
指導者 <ルカシェンコ> は、たびたび
言及してきた。

この土曜日 <3月25日> に放送された
発言でプーティンは、ベラルーシにロシアの
戦術核兵器を配備することにした直接の
要因は、英国政府がウクライナに劣化
ウラニウムを含む徹甲弾を供与することを
決めた決定だと述べた。最初はそうした
弾薬には核物質が含まれていると偽りの
主張をしていたプーティンだったが、それ
以降は語気を和らげた。それでも、劣化
ウラン弾は非戦闘員に新たな危険を
及ぼし、環境を汚染しかねないという主張
を曲げていない。

さらにプーティンの主張では、ベラルーシ
に戦術核を配備するのは、アメリカが既に
何十年もしているのと同じことをするだけだ。
アメリカはベルギーやドイツ、イタリア、
オランダ、トルコに核兵器を配備して
きている。今回のロシアの動きは核兵器の
拡散を禁じる国際条約 <核兵器不拡散
条約> に違反するものではないと彼は
主張している。もっともロシア政府は以前に、
アメリカがNATO同盟諸国の領土内に
核兵器を配備しているのは、この条約
への違反だと主張していたのだが。

そのプーティンは先週中国のシー
ジンピン大統領と会談しており、ある声明を
発表しているのだが、その声明は核兵器の
自国領土外への配備に反対している。これは
あからさまにアメリカに当てつけたものだが、
それとは自己矛盾する。

お前もやってんじゃないか!?

お前もやってんじゃないか!?

戦術核兵器とは?

戦術核兵器とは、戦場で敵の部隊や兵器を
破壊するためのものだ。<戦略核と>
比べて射程が短く、破壊力も長距離射程の
戦略ミサイルの核弾頭と比べればずっと
小さい。戦略核は、都市全体を壊滅させる
能力を有する。

米ロ間の軍縮合意の対象となっている
戦略核とは異なり、戦術核に対しこうした
制限を設ける条約は今まで存在していない。
さらにロシアは、自国の戦術核の数量
その他具体的な情報を公開していない。

アメリカ政府の推定では、ロシアはおよそ
2,000発の戦術核兵器を保有しており、
それには爆撃機で輸送する核兵器、短距離
ミサイルの弾頭、砲撃用の砲弾を含む。

戦略核は地上発射ならびに潜水艦発射の
大陸間弾道弾に装填する弾頭で、この種の
核ミサイルはいつでも発射が可能だ。これに
対し戦術核はロシア国内に少数ある厳密に
警備された格納庫に保管され、戦闘ユニット
めがけて発射するまでに時間がかかる。

ロシアの強硬派の一部はかなり以前から
ロシア政府に対し、戦術核の一部をその使用
に使う軍用機やミサイルの近くに移動し、
西側への警告とすべきだとの圧力をかけて
きている。

本気でやるのか??

本気でやるのか??

ロシアは、実際に何をするのか?

プーティンによると、ロシアは既にベラルーシ
の軍用機10機をアップグレードするのを支援
している。これは、核兵器を運べるようにする
ためのアップグレードだ。そうした軍用機の
乗員は、アップグレードした軍用機の使用に
関する訓練を、この4月3日に開始する。
プーティンによれば、ロシアはさらに
イスカンデル 短距離ミサイルをベラルーシ
に供与したが、これには通常弾頭でも
核弾頭でも装着できる。

この大統領によれば、ベラルーシの核兵器
格納施設の建設は、この7月1日に完了
する。そこにどれだけの核兵器を格納する
のか、いつ配備するのかについては、
言及がなかった。

プーティンが強調した点として、ベラルーシに
配備するすべての核兵器のコントロールは
引き続きロシアが行う。ちょうど、アメリカが
NATO同盟諸国の領土内に配備している
戦術核のコントロールを保持しているのと
同様だという。

ロシアがベラルーシに核兵器を供与する
なら、1990年代初頭以降では初めての
ロシア核兵器の国外配備となる。
ベラルーシ、ウクライナ、そしてカザフスタン
の3国は、1991年の旧ソヴィエト連邦の
解体の後で膨大な量の核兵器を引き
継いだ。だがその後、核兵器をロシアに
返送することで合意した。

裏に、何があるのか?

裏に、何があるのか?

今回のプーティンによる核移転の
結果、何があると考えられるのか?

プーティンの最新の発言は核兵器使用と
いう脅威をちらつかせるもので、ウクライナ
戦争をロシア政府がエスカレートさせる
つもりであるという合図だ。

ベラルーシはウクライナと1,084kmに及ぶ
国境を接しており、そこに戦術核を配備する
ということは、ロシア軍がその気になれば、
ロシアの軍用機やミサイルが今までよりも
<ウクライナ国内の> 潜在的な目標に
容易かつ迅速に到達できるということになる。
さらに、ヨーロッパの東部・中部にあるNATO
加盟諸国数か国をロシアが標的とできる
能力も拡大される。

今回の核移動の動きは、ロシアが占拠して
いる領土を取り戻すための反撃をウクライナ
が用意しているさなかで行われている。

ロシアの安全保障理事会のヘッド代理を
務めるドゥミトゥリ メドヴェージェフは先週、
ウクライナがクリミア半島を取り戻そうとする
なら、それは 「ロシア国家の存在そのもの」
に対する脅威であり、ロシアの安全保障
ドクトリンに従えば核兵器での対応が確実
となる、と述べた。ウクライナのクリミア半島
を、2014年にロシアは非合法に併合して
いる。

お前もやってるじゃねーか!

お前もやってるじゃねーか!

「西側は日々ウクライナに武器を供与して
いるが、そのたびに核による破局が迫って
きているのだ」 と、メドヴェージェフは語った。

ウクライナの軍事アナリストOleh Zhdanov
によれば、プーティンの目的はウクライナを
支援している西側諸国をけん制し、反撃を
ウクライナが始める前に武器供与をやめ
させることにある。

Zhdanov によると、プーティンは 「核戦争
へのエスカレーションに訴えることで戦場の
状況に働きかけ兵器や装備のウクライナ
への供与を削減させようとしている。
ベラルーシに核兵器を配備しておくことで、
ウクライナだけでなくヨーロッパに圧力を
かけられる。常時存在する脅威であり、
ウクライナとその西側支援諸国両方の
緊張感を高め、神経を疲弊させることが
できるのだ」

雪合戦用新技術?? こんな技術、やめてくれ! そもそも、この世にないほうが良い技術ってのもありますよね。

雪合戦用新技術??
こんな技術、やめてくれ!
そもそも、この世にないほうが良い技術ってのもありますよね。

ウクライナと西側諸国の反応は?

今回のプーティンの動きに対してウクライナ
は、国連安全保障理事会の緊急会合を
求めている。ある国連スポークスマンが、
この問題に関する疑問事項を安全保障
理事会に提出したが、この会合は月曜日
午後まで開催されないと発表した。

「人類の文明の未来を危険に晒すものに
対しては、世界は一致団結して対抗せねば」
と、ウクライナの外相は述べている。

アメリカのホワイトハウス国家安全保障
評議会 (White House National Security
Council)のスポークスマン John Kirbyが
月曜日に語ったところによれば、ベラルーシ
配備に関するプーティンの発表があって
以来、アメリカの高官たちは 「戦術核や
その種のどのような物体の移動も、まったく
確認していない」 そうだ。同スポークスマン
によれば、アメリカの戦略的抑止行動を変更
するよう促すような事態を、アメリカ政府は
何ら認識していない。

12年前の火事 まあ、もういいでしょ~~? 全然、ダイジョーブとちゃうがな!

12年前の火事
まあ、もういいでしょ~~?
全然、ダイジョーブとちゃうがな!

ロシアがしようとしていることは、アメリカが
何十年もしていることと同じだとプーティンは
主張しているが、NATOはそれを否定して
いる。西側同盟諸国は、国際的な取り組みを
全面的に順守しながら構想していると、
NATOは主張している。

「ロシアの核に関するレトリックは、危険で
無責任だ」 と、NATOのスポークスパーソン
Oana Lungescu は述べている。さらに、
NATO同盟はロシアによる核兵器の扱いに
関しては、今のところ何の変化も観察して
いないとしている。

ベラルーシと国境を接しているリトアニアは
今回のプーティンの発言について、「何を
やらかすかわからない独裁国家2つが隣国
やヨーロッパ大陸全体をまたもや脅迫して
いるのだ」 としており、「プーティンと
ルカシェンコが絶望のあまり、ヨーロッパに
緊張と不安定性の波をまた引き起こそうと
している」 との理解を示している。

こうした西側からの批判に対し、ロシアの
外務省は、ヨーロッパからアメリカの核兵器
を撤退せよという度重なるロシアからの
呼びかけを、アメリカ政府もその同盟諸国も
無視してきたではないか、と応戦している。
同外務省は、ロシアには 「ロシアとその
同盟国の安全を確保するために新たな手を
講じる」 権利があると、改めて
主張している。

本記事の寄稿者は、ワシントンの
Aamer Madhani ならびにエストニアは
タリンのYuras Karmanau。
*********************************

あの人たち、どうかしてる ~~ 私の20分クロッキー

あの人たち、どうかしてる ~~
私の20分クロッキー

核なんてものが存在すると、こうした
ブッソーな発言も飛び交うことに。
世界の人心の平安のためにも、
核は廃絶を!

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ザポリージャ原発、外部電源だけでなく水そのものも?

News24ウェブサイトより (南アフリカに
本拠を置く英語ニュース ウェブサイト)
Ukraine fears nuclear plant could face dangerous water cooling shortage | News24

ザポリージャ原発に関する新たな報道を
紹介します。
「やかんをのせたら~~」 の読者の皆様
なら、冷却がいつまでできるの??
という心配をずっとしてらっしゃるでしょう。
それに関する、深刻な報道です。

いつもどおり、
私による日本語化
< > 内は、私からの補足説明
です。

巨大ダーティ ボムへのカウントダウン?? そうならないことを!

巨大ダーティ ボムへのカウントダウン??
そうならないことを!

**************************
Reuters発
2023年3月27日

原発の冷却水不足に陥るのではと、
ウクライナが憂慮

ザポリージャ原発がこの夏終わりまでに
原子炉冷却水の不足に陥るのではと、
ウクライナが憂慮している。ロシア軍が、
同原発に水を供給している貯水池から
放水をしたためだ。

原発には、原子炉を冷却するための水が
充分に必要で、その冷却により原子炉の
メルトダウンを防止する。

ウクライナの国営核エネルギー企業
Energoatom
によれば、同貯水池の
水位は通常は16mで、12.8mにまで
低下すれば緊急事態となる。12m
まで下がると、重大な危機だ。

水が大量にないと ・・・

水が大量にないと ・・・

この夏の終わりまでにザポリージャ原発
で冷却水が不足するのでは、というのが
ウクライナの不安だ。その原因は、ロシア
軍が同原発に水を供給している貯水池
から放水をしたためだ。

国営の水力発電企業Ukrhydroenergo の
ディレクターであるIhor SyrotaがReuters
に述べたところによると、ヨーロッパ最大の
同原発に直ちに危険が差し迫っているわけ
ではない。昨年から、ロシア軍部隊が同原発
を占拠している。

だがSyrota は、ドニエプル川にある
Kakhovka貯水池の水位がさらに低下し
たら何が起きるかについては、警告を発して
いる。この川は同原発だけではなくウクライナ
南部の何百万もの市民にも、水を供給して
いる。その対象地域には、ロシアが占拠中の
クリミア半島も含まれる。

水位が低下しているのは、同貯水池と
Kakhovka水力発電所ならびにダムを占拠
しているロシア軍部隊が水門を開いて放水
を行ったためだと、このディレクターは
述べている。

原発は、原子炉を充分に冷却してメルト
ダウンを防止するため、かなりの水を必要と
する。Syrotaによれば、ザポリージャ原発は
すでに停止しているのだが、それでも原子炉
の冷却のために水が必要だ。

わからぬうちにカウントダウン?

わからぬうちにカウントダウン?

あるインタビューでこのディレクターは、
「(冷却水の不足という) 問題が、この夏には
夏の終わりごろには、発生する危険性がある」
と語っている。さらに、同貯水池の水門を
すべて開いてしまえば、数日で水がなく
なってしまうそうだ。

「そんな事態に至らないことを、私は願って
いる。早く取り戻したいと願っている」 と、
Syrota は語る。ウクライナ軍が反撃を
開始、占拠されている地域を取り戻して
ほしい、ということだ。

ウクライナ国営の核エネルギー公社
Energoatomが先月発表したところでは、
この貯水池の水位は平常時には16mだが
13.8mにまで低下していた。これが12.8m
まで下がると緊急事態となり、12mまで
低下するなら重大な危機である。

Syrotaによれば、冬の雪解け水のおかげで
それ以降水位はいくらか回復したそうだ。

「ロシア軍は一定量の水を放水しており、
我々が水位を13.50 – 13.60m から
14.30m にまで回復させた。だが今でも、
(ダムの) 水門は開いている」 とSyrota
は語っている。

ちょっと、これからどうなるのよ?? かなり昔の、私の10分クロッキーより 20分クロッキーの予定だったものが、 モデルさんの体調不良で10分になったものです。

ちょっと、これからどうなるのよ??
かなり昔の、私の10分クロッキーより
20分クロッキーの予定だったものが、
モデルさんの体調不良で10分になったものです。

IAEAチーフの訪問

ウクライナの一部を占拠しているロシア軍
からは、この水位に関するコメントはない。
ロシアのRIA というニュース機関による
報道では、水力発電所にある6基の水力
発電装置のうちの1つをロシア軍部隊が
修理中だという。

2022年2月のロシアによるウクライナ侵略
が始まる以前には、ザポリージャ原発は
ウクライナ全国の総発電量の約20%を
担っていた。だが昨年9月以来、まったく
発電を行っていない。昨年9月、6基ある
原子炉の中で残っていた最後の原子炉
が送電グリッドから切断されたのだ。

国連の各監視機関であるIAEAの
査察官が昨年9月以来今もザポリージャ
原発に常駐しており、IAEA のチーフで
あるラファエル グロッシは今週に同原発
を訪問、現地の状況を評価する。

同原発に砲撃を加えたとして、ウクライナと
ロシアは互いを非難しあっている。この原発
は、戦闘の前線に近い。IAEAは、同原発の
周囲に安全地帯を設け、原発事故発生の
リスクを軽減したいという考えだ。<やはり
ウクライナにある? チョルノービ原発の
大事故があってから、40年近くが経つ。

さらに両国は、昨年Kakhovkaダムを爆破
しようという試みがあったことについても非難
合戦を繰り広げている。爆破が実行されて
いたら、広域を破壊するような洪水が発生
していただろう。
************************


“Run! For your life!!”
私の昔の作品

要するに、ザポリージャ原発の冷却に
ついては、次の2種類の危険が進行中
ってことですね:
1) 砲撃などによる、グリッドからの外部
電源供給の喪失 ⇒ 緊急用ディーゼル
発電機への依存。だが、ディーゼル燃料は
残り僅か。
2) 上述の、水源地が水不足に陥る危険性

原発が戦闘に巻き込まれた場合、その危険
は単に 「爆弾が原子炉を壊したら、
アブナイ」 だけでは、済まないのですね。


なんのために?
“Klesis 2”
私の昔の作品

それはそーと、ロシア軍はいったい
何のために、放水などしているのでしょうね?
ロシア占拠地区で、水の需要が増大でも
したのでしょうか?
それとも、結局は原発を巨大ダーティ ボム
にしたいの?? (上の黒いメニューで d-6)
を参照。メニュー内の項目は、基本的に
アルファベット順です )

正直、このロシア軍の意図が、私 (ひで)
には不明です。
ご存じの方、下記アドレスまでご教示ください
ませ!
yadokari_ermite[at]yahoo.co.jp

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ザポリージャ原発、「危険に直面」 とグロッシ氏

カナダのCBC/Radio-Canadaの記事より
Zaporizhzhia nuclear plant’s situation ‘perilous,’ says UN agency head (msn.com)

ザポリージャ原発の状況については、
とにかく各種報道を紹介してまいりますね!

いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

これだけ水があるんだから~~ と思っていても、蒸発が続けば、いつか必ずなくなりますよね

これだけ水があるんだから~~
と思っていても、蒸発が続けば、いつか必ずなくなりますよね

**************************
ザポリージャ原発は危険に直面と、グロッシ氏

2023年3月23日
国連の核監視機関IAEAの事務局長が、
ロシア軍が占拠しているウクライナ南部の
ザポリージャ原発 (ZNPP) は基本的な
外部電源が1つしか残っておらず、その
現状は引き続き 「危険に直面している」
と述べた。

この水曜日 <3月22日> に発表した
リリースでIAEAは、ヨーロッパ最大の原発
であるザポリージャ原発への 最後に残って
いる330 kilovoltのバックアップ用外部
電源の接続が今も切られており、3月9日に
損傷を受けてから修理が続いていると
述べている。

同原発には原子炉が6基あるがいずれも
停止中だが、炉内にある核燃料の冷却など
安全とセキュリティ確保に欠かせない作業
のため外部電源を必要とする。

IAEAによれば同原発は3月9日に
ウクライナ全土へのミサイル攻撃があった
際に、主外部電源である750-kilovolt
外部電源を切断、外部電源をすべて喪失
している。そのため、緊急用ディーゼル
発電機に頼っていた。喪失から11時間後
に、外部電源との再接続を行った。

どっちにこけても~~

どっちにこけても~~

「IAEA のラファエル マリアーノ グロッシ
事務局長は、同原発の現状は引き続き
危険に瀕したものだと述べている」 と、
このリリースには記載されている。

IAEAによれば、主外部電源線は今後、
メインテナンスのために接続を切る可能性も
ある。だがIAEAによれば、そうした切断が
あった場合、それがいつ・どの程度続くのか
については、通知を受けていないという。

「同原発の核安全性は、今も余談を許さ
ない状況だ」 と、グロッシは声明で発表
している。

「この主外部電源を切断しての修理作業を、
残る330 kV外部電源が利用できない
状態で行われれば、外部電源をすべて
喪失する結果になり、原発はまたもや
ディーゼル発電に頼るしかなくなる。それは
最後の防衛線のようなもので、しかも今まで
にそんな事態が6回発生してきた」 と
グロッシは述べている。

同原発は、2022年3月にロシア軍により
占拠された。
*************************

関連ヴィデオまで、あるの? 私の、かなり昔の人物スケッチより

関連ヴィデオまで、あるの?
私の、かなり昔の人物スケッチより

上記のウェブページには関連したヴィデオも
ありますが、そこでは西側が劣化U弾を
ウクライナに供与していると、プーティンが
避難している問題を取り上げています。
報道元は、インドの報道機関 WION。
英語のニュースを聞いて分かる方は、
ぜひお聞きください。
こうしたことも口実として利用して、
ロシア軍が核兵器を使うかも ・・・ という
不安がぬぐえないからですね。

結局は、核のない世界を実現するしか、
選択はないですよね!

下では、「英語のニュース、それもインド
なまりのものなんて、私は聞いたって
分からない!!」
と仰る方々のために、
私がヴィデオの音声から日本語化して
おきますね:

まあ、見てみましょ かなり昔の、私の20分ボールペン クロッキー

まあ、見てみましょ
かなり昔の、私の20分ボールペン クロッキー

********************
そのヴィデオの音声、日本語化
WION、2023年3月22日 (インド時間)

ウクライナ戦争が激化を続ける中、西側
武器をウクライナに届けることが必要
不可欠になっています。英国は劣化ウラン
弾をウクライナに送ると発表しましたが、
これがロシアからの非難を招いています。
ロシアのヴラディミール プ~ティン
大統領によれば、劣化ウラニウム弾を
<ウクライナに> 送るなら、ロシアも
黙っているわけにはいかない、との
ことです。西側はウクライナに核を
構成要素として含む兵器を供与する
のかと、彼は西側を非難しています。
ロシアのセルゲイ ラグロフ外相は、
この種の弾薬を送るのは、国際法の
違反だと述べました。 <国際法の違反
だなどと、今のロシアがよく言えたもの
だな! と思いますよね>
しかし英国は、Challenger II戦車に
合わせて、敵戦車などの装甲を貫通する
弾薬を送ることには、放射線のリスクは小さい
と主張。<上の黒いメニューで d-5) を参照。
メニュー内の項目は、基本的にアルファ
ベット順>  英国軍は劣化ウラニウム弾薬
をもう何十年も使用しているとも述べて
います。英国によれば、劣化ウラニウム弾
は標準的な装備で、核兵器とは無関係だ
そうです。さらに英国の国防省は、ロシアが
誤った情報を発信していると、非難して
います。

先行きが見えない~~ 私のスケッチ、オンタリオ湖

先行きが見えない~~
私のスケッチ、オンタリオ湖

この問題の背景を少し説明しておきま
しょう。劣化ウラニウムとは軽度に放射性
の固体物質で、科学的には核爆弾や核
燃料の製造プロセスから抽出されます。
しかし劣化ウラニウム弾薬はイラクや
バルカン半島での戦闘 <1990年代に
民族対立などによる戦争がありました>
で使用されており、2022年の国連環境
プログラム報告書によれば、劣化ウラニウム
はウクライナでも環境面での憂慮問題に
なっています。

そうした問題について、国際問題の専門家
Greg Swenson氏にお尋ねしましょう。
Swensonさん、この番組にお越し
いただき、ありがとうございます。

Swenson
お招きいただき、ありがとうございます。

Newscaster
ヴラディミール プ~ティンは、不特定の
報復を匂わせて脅しをかけています。
しかし、彼は中国の首相がすぐ隣で座って
いる状況で、それを語りましたね。
そこには、もっと大きなメッセージでも
あるのでしょうか?

Swenson
ええ、おっしゃる通りだと私は思いますよ。
今回のプーティンによる発言は、核兵器を
使用するぞという脅迫の、補足に過ぎない
でしょう。
仰ったとおり、劣化ウラニウム弾は既に
もう何十年も使用されてきており、核兵器
ではないことは明らかです。ですから私と
しては、英国国防省の主張に同意します。
ロシアは以前から常にロシアの核兵器による
攻撃という脅迫を少なくても暗黙に利用して
おり、それを昨年は言ってみればポケットの
中に隠してきました。
私としては、これをあまり深刻には受け止め
ないようにしています。実際には、戦術
核兵器を使用するところまでエスカレート
させるつもりはないと、私は見ております。
そんなことをすれば、ロシアは自らの
壊滅を招くでしょう。

劣化Uが弾薬に使用される理由

劣化Uが弾薬に使用される理由

それでも、良い問題点を指摘されたと思い
ます。この全体像を私たちはしっかりと見て
憂慮すべきでして、プーティンと
<中国の> シー首相とが会合し、経済的
結びつきの強化を話し合ったわけですから。
シーがやって来て、無制限な友好関係を
唱えたのです。その会合では、厄介な発言
がいくつも飛び出しました。これは、実に
重大な問題です。
さらにアメリカはAbrams戦車の納品に
努めています。ご存じの通り、70トンもの
戦車の納品には1年以上の時間が必要で、
戦略を変更してM1やA1戦車の納品に
切り替えています。そうした戦車なら、
すでに在庫がありますからね。
そんなわけで、戦車の供給が増大する
はずです。似たような発言は、ドイツ
からも出ています。
ですから私が心配しているのは、増大と
いう方針でして、西側は武器供与について
は極めて慎重でしたが、開戦当初に供与
しておけばもっと効果があったはずです。
今になって、供与の量を増大させています。
これはたぶん、中国とロシアの関係強化を
受けての対応でしょう。その方が、劣化
ウラニウム弾の使用よりも憂慮すべき
問題ですね。

Newscaster
Gregさん、どうもありがとうございました。
*************************

祈ってます! 私のスケッチより

祈ってます!
私のスケッチより

こうして戦況が激化する中、ザポリージャ原発
の緊急用ディーゼル燃料は残り少なくなって
います。
・ ロシア政府が早く正気を取り戻して軍を
すべて撤退させるよう、
・ さらには世界から核兵器と核発電が
なくなる日が早く来るよう、
祈っております!

Posted in Uncategorized | ザポリージャ原発、「危険に直面」 とグロッシ氏 はコメントを受け付けていません

環境諸団体が協力、ゾンビ原発の再稼働をとめた

Beyond Nuclear Bulletinの2023年3月23日号より

Growing Coalition Urges Energy Secretary to Again Deny Palisades “Zombie” Reactor Massive Bailout for Operational Restart – Beyond Nuclear
でもお読みになれます。英語の長いレポートを
読める方々は、ぜひ原文をお読みください。

Beyond NuclearのBulletinに
subscribeなさりたい方は、
Beyond Nuclear : Sign Up to Stay in Touch (constantcontact.com)
をご覧ください。

そのBulletinから・・・
ゾンビ原発を最近買い取った企業が、その
稼働を再開したくて、必要資金の公費からの
拠出を申請した ⇒ ところが、大小の環境
団体や個人が連名で、州知事あてに
申請を却下するよう求めた
⇒ 申請は却下へ
という、アメリカ・ミシガン州での出来事です。
日本の反核勢力も見習いたいものですね。

では、いつもどおり
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

金食い虫

金食い虫

***************************
<五大湖の1つ、ミシガン湖に面した場所
にある> パリセイズ原発 (Palisades
Nuclear Generating Station) の老朽化
しすぎた <1971年に稼働開始!>
「ゾンビ原子炉」 に巨額の公金を注ぎ
込んで再稼働させてほしいとの申請が幾度
か、<2022年5月以降今まで、同原発の
所有者であるHoltec Internationalという
企業から、アメリカのエネルギー省長官に
対して> あった。だが多数の団体が連帯
しての公金注入反対があり、結局この公金
注入はまたもや拒否された。

March 22, 2023年3月22日

BEYOND NUCLEAR発信のニュース
緊急発表用リリース

環境諸団体が協力、エネルギー省の
グランホルム長官に働きかけ、パリセイズ
原発の原子炉に巨額の公金を注入
<して再稼働> しようという目論見を再度
却下

老朽化がひどく危険な原子炉の再稼働する
なら、関連法令への違反となり、健康や安全、
環境にも有害、余計な出費でもあると、
環境諸団体が連帯で警告

ミシガン州コヴァ―ト タウンシップ (Covert
Township) ならびにワシントン DC発、
2023年3月22日

もっとクレクレ~~

もっとクレクレ~~

本日、185の団体と191名の個人が連名
でエネルギー長官ジェニファー
グランホルム (Jennifer Granholm) 宛に
書簡を提出した。ミシガン州の南西部、
ミシガン湖岸のヴァン ビューレン郡は
サウス ヘイヴンにあるパリセイズ原発の
原子炉だ。すでに廃炉になったはずのこの
原子炉なのだが、所有企業Holtec
International社は12億ドルもの公金の
注入を申請、この原子炉を再稼働させたい
と申請していた。すでに二度、この申請が
ありいずれも却下されていたのだが、今回
で3回目の申請となる。今回の書簡は、
それを再度却下するよう求めるものだ。

この書簡の連名署名者として、75名の
メンバーからなるWisconsin Network for
Peace and Justice (平和と正義を求める
ウィズコンシン ネットワーク) もあり、その
本部はパリセイズ原発からミシガン湖を
挟んだ対岸にある。この湖は、4つの州に
暮らす何百万人もの市民たちの飲用水源
でもある。他に、ニューメキシコ州の
Multicultural Alliance for a Safe
Environment (安全な環境を求める多文化
連合、MASE) というメンバーが5名の団体
も署名している。<ニューメキシコ州では
先住民の土地でウラニウム採鉱が行われて
いたが、> その過去・現在・未来にわたる
影響などを憂慮したものだ。例として、申請
されているパリセイズ原発の2031年または
それ以降までの稼働延長が認められた場合
には、その分の核燃料も必要となる。
<したがって、ウラニウム鉱山周辺の原住民
に、さらに影響が出る>

燃料がなければ、巨大建築物は何もできない

燃料がなければ、巨大建築物は何もできない

 今回の連名書簡 <Demand letter re Palisades – Demand letter 3 re Palisades.pdf (beyondnuclear.org)> が指摘している問題
点として、パリセイズ原発はアメリカ
エネルギー省(DOE) のCivil Nuclear Credit
(民生用核信託、CNC) というプログラムが
適用される対象にはなりえない。適用を
受けるための基準いくつかを満たしておらず
そうした基準はInfrastructure Investment
and Jobs Act (インフラストラクチャー投資と
職務法、IIJA) に明確に規定されている。
この法は、Bipartisan Infrastructure Law
(民主・共和両党連名のインフラ法) とも
呼ばれている。そうした指摘されている問題
点として、パリセイズ原発は稼働可能な
状態ではなく、市場競争の中になく、その他
多数の要件も満たしていない。

ことによると健康や安全、セキュリティ、
環境関連での最重要問題として、パリセイズ
原発は老朽化による劣化そして安全に欠かせ
ないシステムや構造物、コンポーネントの
メインテナンスを無視してきたことに関連して、
慢性・急性両種の問題が無数に発生して
いる。その1つとして、原子炉の圧力容器は
中性子脆化がひどく、アメリカ国内の原子炉
としては最悪、ことによると世界的にも最悪
である恐れもある。加圧熱衝撃で壁面を貫く
亀裂が発生するリスクがあり、そうなれば
炉心のメルトダウンに至る危険さえある。
しかもそれ以外にもメルトダウン破局に至る
危険性が存在、原子炉の蓋や蒸気発生器
にも問題があり、これらは最低でも17年前
に交換しておくべきだった。パリセイズの
制御棒駆動メカニズムの漏出防止密閉部は
原子炉業界の中でも他に類を見ないほど
ひどく痛んでおり、それが50年以上も
続いている。こうした無数の問題に加え、
Holtec社は重要なメインテナンスを怠って
おり、たとえばターボ発電装置はその膨大な
自重のために折れ曲がっており、蒸気発生
器も問題があるのだが、これらは数ある問題
のうちわずか2例に過ぎない。

テキトーなservicing

テキトーなservicing

「最近、エネルギー省 (DOE) では
「ガイダンス」 を改訂、これは具体的に
Holtecが連邦政府からの公金ファンド
12億ドルを申請できるようにするための
改訂だった。こんな改訂は、<上述の>
IIJAに照らし合わせれば非合法だ」 そう
語るのは、オハイオ州トレドの弁護士Terry
Lodgeだ。今回の連名書簡を指導した団体
であるBeyond Nuclear ならびに Don’t
Waste Michigan (ミシガンをダメにするな)
の法務顧問を務めている。

さらにHoltecは最近、Inflation Reduction
Act (インフレ軽減法) を根拠とする、連邦
の公金からの10億ドルもの資金拠出を
DOEに対し求めた。Holtecはその資金を
この原子炉の再稼働計画につぎ込み、
上述のCNCプログラムでの公金拠出に
よって時間をかけて返済するつもりだ。
Holtecはさらにミシガン州政府からも
10億ドルを超える補助金を求め、しかも
同地域のある送電企業 (その名称は非公開)
と、電力購入契約を締結しようとしているの
だが、それが市場相場料金を上回る
「おいしい」 契約なのだ。それらに加え、
Holtec はDOEに対し、74億ドルもの連邦
核ローン保証の申請もしている。これは、
2005年のEnergy Policy Act  (エネルギー
政策法) に基づく保証で、2007年12月
23日に議会で承認された法だ。小型
モジュール炉 (SMR) の設計認証、建設、
稼働に対して、資金が交付される。
パリセイズ原発の敷地には、2基以上の
SMRを建設する計画がある。<SMRに
ついては、上の黒いメニューでページ s-0)
から s-4) を参照。メニュー内の項目は、
基本的にアルファベット順>

SMRなら安全、とか のたもーてらっしゃるけど・・・

SMRなら安全、とか のたもーてらっしゃるけど・・・

 

「これは電気使用者と納税者の支払った金銭
100億ドル以上をつぎ込んで、ミシガン湖岸
で放射性物質のロシアン ルーレットという
危険で異常なゲームをやらかそうという
ものだ」 そう述べるのは、Beyond Nuclear
の放射性廃棄物の専門家Kevin Kamps
だ。彼はDon’t Waste Michiganの理事の
一人でもあり、自らのホームタウン
Kalamazoo地区を代表している。

Kampsによれば、「もしHoltecの申請が
通るなら、パリセイズ原発では各種リスクの
中でも両極端が併存してしまう。つまり、
既存の老朽原子炉の劣化はさらに進み、
その一方で新設原子炉に特有の開始期間の
リスクも同時に存在してしまう。最悪の場合、
チョルノービ級の破局が発生してしまう恐れ
すらある。あるいは、福島第一で見られた
ような、ドミノ効果による多発メルトダウンも
あり得る」

よくも、こんな愚行が ・・・ 私の20分クロッキー

よくも、こんな愚行が ・・・
私の20分クロッキー

グランホルム エネルギー長官は、以前には
ミシガン州の知事と司法長官も務めていた。
そのグランホルムに対し、2023年1月
23日と前年の9月22日に、同じような連名
の書簡が提出された。(今回と同様、連盟の
書簡がミシガン州知事グレッチェン
フィトマー (Gretchen Whitmer) に対し
2022年6月8日に提出されている。同
知事に対し、「ゾンビ原子炉」 への公金
拠出とパリセイズ原発再稼働は公金の
無駄遣いにして危険な愚行であるので、
考え直しやめていただくよう求めるものだ)
こうしたDOE宛の連名書簡はどちらも、
Holtecによる最初の公金拠出申請に対する
反対も表明していた。この拠出申請は
2022年7月5日に秘かに提出されていた
もので、これはHoltecがパリセイズの
所有権を手に入れてから1週間以上後の
ことであった。<同原発は、2022年6月に
以前の所有企業からHoltecに売却され
ました> しかも、同原発を廃炉にするという
虚偽の主張の下での売買であった。当初は
Holtecもグレッチェン フィトマー知事も、
合同での公金拠出と再稼働計画とを公に
発表していた。2022年9月9日のことだ。
もっとも、フィトマー知事はそれ以前、2022年
4月からこの公金拠出と再稼働を進めていた
のだが。しかしDOEは同年11月18日に、
パリセイズへの公金拠出を却下しており、
それを同日Holtecも公表していた。

ああ・・・もう! 私の昔の作品

ああ・・・もう!
私の昔の作品

だが同年の12月19日になって、Holtec
は再度DOEに対しCNCによる公金拠出
を申請すると発表した。資金調達割り
当ての、第2ラウンドということであった。
DOEでは2023年3月初めにCNCガイド
ラインを改訂しており、これはパリセイズ
への公金拠出の承認をしやすくするために
改訂されたものであった。その改訂内容は、
IIJAの多数ある認可基準に明白に違反
するものであったのだが。

この老朽原子炉に対する、CNCプログラム
による公金拠出は60億ドルにのぼるが、
49億ドルは現時点で未払いだ。DOEは
昨年11月にHoltecからの申請をいったん
却下したのだが、DOEはPacific Gas &
Electric社に対しては11億ドルを拠出して
いる。これは、カリフォルニア州にある
ディアブロ キャニオン <Diablo Canyon、
サンフランシスコから南南東に400kmほどに
あります> 原発の1号機と2号機は現時点
ではそれぞれ2024年と2025年に稼働認可
が失効するのだが、それを延長するための
必要資金の拠出だ。さらに昨年、
カリフォルニア州知事と州議会とは、この
稼働期間延長の関連で、PG&E社に対し
ても13億ドルの州政府からの公金拠出を
認可した。それと同様に、Holtecもパリセイズ
原発の再稼働のための必要資金をミシガン州
に求めているのだ。その金額は、10億ドル
にも達すると噂されている。
**************************

カリフォルニア州 Los Ososの風景 私のかなり昔のスケッチ

カリフォルニア州 Los Ososの風景
私のかなり昔のスケッチ

Kettle 2014 Sept 24
カリフォルニア州 Los Ososの風景
私のかなり昔のスケッチ

核発電には政府とその公金が絡むので、
大変根が深い問題ですよね。
その廃絶を求めるなら、政府とのパイプ役や
法律の専門家なども含めた、かなりの組織
的行動が必要になります。
「日本ではとても ・・・」 と考えてしまい
やすいのですが、多数の団体や個人が
連帯すれば、道は開けるのでは?上述の
アメリカでの実例にしても、個人や小規模
団体も参加してますからね。日本では無理、
なんてことは考えすぎでしょう。
むしろ問題は、各反核団体などの動きや呼び
かけを1か所から調べられるような
「ポータル」 に当たるものすら、現状では
見当たらないという事実でして ・・・

そして、「ゾンビの再稼働」 は、日本でも
政府が提唱していることでして。。

 

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イカレた元大統領

Business Insiderのウェブサイトより
Russia’s former president suggested firing a hypersonic missile at The Hague after Putin’s ICC arrest warrant: ‘Look carefully into the sky’ (msn.com)

本件はすでに日本語メディアでもカヴァーされ
ましたが、下のBusiness Insiderによる記事
のほうが、多くの日本語報道よりも少し詳しい
です。なので、この記事を紹介することに
しました。
それにしても、核兵器に代表される強力な
破壊兵器を持つと、国家というものはどこ
までも横暴で凶悪になり下がりえる ・・・
その実例ですね

では、いつもどおり
私の日本語化
< > 内は私からの補足説明
です。

アイツはイカレてる ・・・ 私の、かなり昔の作品

アイツはイカレてる ・・・
私の、かなり昔の作品

***********************
国際刑事裁判所 (ICC) がプーティンに
逮捕状を発したことを受け、ロシアの前
大統領が <同裁判所のある> デン
ハーグに超音速ミサイルをぶち込むぞと
脅迫: 「空をよく見ていろ」

Mia Jancowicz記者
2023年3月20日JST

* <ロシアの前大統領> ドゥミトゥリ
メドゥヴェージェフ、この月曜日 <3月
20日> にブチ切れた投稿をソーシャル
メディアに投稿、ハーグに超音速ミサイル
攻撃を仕掛けるぞと脅した。

* これは、<ハーグに本拠を置く> 国際
刑事裁判所がロシアの現大統領
ヴラディミール プーティンに逮捕状を発行
したことを、受けての投稿だ。

* メドゥヴェージェフは同裁判所を侮辱した
のみならず、ウクライナ侵略に関しては悪意
まみれのレトリックを頻繁に吐いている。

ロシアの前大統領 ドゥミトゥリ
メドゥヴェージェフが、<オランダの> デン
ハーグにある国際刑事裁判所 (International
Criminal Court、ICC) にロシアの超音速
ミサイルをぶち込むぞといった脅しをした。
同裁判所がロシアの現大統領ヴラディミール
プーティンに逮捕状を発行したが、その数日
後のことだ。

そーれ、ぶっ飛ばすぞ~~

そーれ、ぶっ飛ばすぞ~~

この月曜日にメドゥヴェージェフがTelegram
<というソーシャル メディアに> 怒りの燃え
盛る長文の投稿をしたのだが、その中に
「北海を泳ぐロシアの軍用艦からハーグに
ある裁判所めがけて超音速ミサイルを発射
するシーンを、容易に想像できるぞ」 と
記していた。

ぷーティンを熱心に支持するメドゥヴェージェフ
は同裁判所を罵倒し、<上述のようなロシア
から同裁判所への攻撃があっても> NATO
は報復してはくれない、それは同裁判所が
「無力な国際機関にすぎず、NATOの一員
ではないからだ」 と主張している。

「だから、戦争が始まることもない。怖くて
できないだろう」 とも、メドゥヴェージェフは
記した。

同裁判所の所在地である <デン ハーグと
いう都市がある> オランダは、NATO加盟
国だ。ICCのスポークスパーソンがInsiderに
述べたところでは、「政治的なものと思われる
発言」 についてはコメントを差し控えると
している。

メドゥヴェージェフはさらに、同裁判所の
裁判官たちに対し 「空をよく見ていろ」 と
“助言” もしている。

なにを、世迷い事を ・・・ 私の、昔描いた作品用の下絵

なにを、世迷い事を ・・・
私の、昔描いた作品用の下絵

先週金曜日 <17日> に同裁判所は、
ウクライナのロシアが占領している地域
での児童に対する 「無法な連行」 に関連
して、プーティンに対し逮捕状を発行
していた。

国連はそうした強制連行を戦争犯罪と
して非難しており、その翌日にこの逮捕
状の発行があった。

メドゥヴェージェフはその投稿でICCを
罵倒、こんな裁判所には実力はなく少数の
{アングロサクソン諸国} に操られているに
過ぎない、としている。

<だが> アメリカは今のところ、ICCの設立
条約である 「国際刑事裁判所に関する
ローマ規定」 の加盟国ではなく、中国、
ロシア、インドも加盟していない。

さらにメドゥヴェージェフは、プーティンに
対する逮捕状発行は国際法の崩壊を表す
もので、「国際関係のシステム全体の陰鬱な
日没」 であると主張している。

アメリカのICCとの関係は今まで問題だらけ
であったのだが、金曜日にジョー バイデン
大統領はこのプーティンに対する逮捕状を
正当なものとした。

いつのまに ・・・? 私の、昔の20分クロッキー

いつのまに ・・・?
私の、昔の20分クロッキー

その昔、メドゥヴェージェフは西側からは
ロシアに自由主義をもたらす先駆者になり
える存在と見られていた。だがその彼が、
今や悪口雑言のスピーカーに成り下がって
しまっている。InsiderのSinead Bakerが
すでに以前の記事で述べている通りだ。
<お読みになりたい方は、 Ex Russian President Medvedev Has Become a Key Warmonger Since Ukraine Invasion (businessinsider.com)
もお読みください>

実際、彼による投稿は往々にして、
プーティン自身によるレトリックよりも
ひどいものだ。

この1月にメドゥヴェージェフは、アメリカ
本土への攻撃が可能な距離にロシア軍
軍用艦を配備せよと提唱していた。それにも、
超音速ミサイルを搭載してのことだ。

さらにメドゥヴェージェフは、ロシアの核兵器
についても繰り返し使用を暗にほのめかして
きている。昨年には、ウクライナでロシアが
核兵器を爆発させても、NATOは対応しない
だろうと述べていた。<お読みになりたい方は
Medvedev: NATO Won’t Step in If Russia Uses Nuclear Weapons in Ukraine (businessinsider.com) もどうぞ>

***************************

「バケ物は、いりません!」 「おまえこそ!」 これじゃ、どちらもイカレてしまいますよね。

「バケ物は、いりません!」
「おまえこそ!」
これじゃ、どちらもイカレてしまいますよね。

権力への固執、強力な兵器、集団的
megalomania (誇大妄想)、国際社会から
の孤立、侵略を始めたものの激しい抵抗に
会い立案通りに進軍できない ・・・ そういった
事情が重なり合った場合に、権力者とは
どこまでイカレ得るものか?
その実例ですね。
国家というもの、あるいは人類という種族
全体も、他との共存を基調として存在したい
ものです。

「誰であれ、お前たちの中で大きな存在となり
たいと願うものは、お前たちに仕えるものと
なるのだ」 (マルコ福音書10:43、私の翻訳)

* なお、私は英語圏での用語法に従い
「ソーシャル メディア」 と呼んでいますが、
日本語で言う 「SNS」 のことですよ。

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固定ページ f-9) をアップロード

固定ページ f-9) をアップロードしました。
The Guardianのウェブサイトにある
Simon Tisdall氏による考察を、いつもどおり
私の日本語化で紹介しております。

世界の各情勢に関する考察で、今の世界は再度
核兵器に脅えるべき状態になってしまっている
こと、しかも冷戦時代よりもさらに混迷を深めた
状態に陥っていると、納得いただける考察だと
思います。

原文を読める方は、ぜひ
Nuclear nightmare: reckless leaders are pushing the world back to the brink | Simon Tisdall | The Guardian
をお読みくださいませ。

「英語の世界情勢分析とか、読むのは
キツイ!!」 とおっしゃる方々は、
上の黒いメニュー (項目は基本的に
アルファベット順) で、f-9) をクリック!

核兵器の恐怖は言わずもがな、そして
ウラニウム濃縮や原子炉といったものは、
本来、その核兵器を作るための道具です。

もはや、「核兵器反対勢力」 と
「核発電 (原発) 反対勢力」 が分離して
いる余裕など、この世界にはありません!

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ザポリージャでまた爆発

Teletrader News が3月22日未明 (たぶん現地時刻)に
報じた記事
Zaporizhzhia out of electricity after explosion – TeleTrader.com
によると、
ザポリージャ地域で21日火曜日にまた爆発があり、一部区域で
停電しているそうです。

この記事は大変短いので、上のリンクをクリックして
ご自分で元記事をお読みくださいませ。

下の別の記事紹介で言及があったように、
ザポリージャ原発の緊急発電装置用のディーゼル燃料は、
あと約15日分しか残っていないと報じられているのですが ・・・
その報道以降、新しい燃料が供給されたとかいう
報道は、入ってきておりません!

ロシアが正気を取り戻して撤退し、ウクライナに
平和が戻ることを引き続き祈っております!

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アメリカ・ミネソタ州でトリティウム水漏出、4か月後にやっと公表

abc News websiteより
Cleanup underway after 400,000 gallons of radioactive water leaked from nuclear power plant – ABC News (go.com)

まったくもう~~
アメリカはミネソタ州 (中西部の北端、カナダ
と国境を接しています) の原発から、昨年
11月に汚染水が大量に漏れ出していたの
に、今になってようやく公表された、という
呆れ返るような事件です。

実をいうと、私のmentorがミネソタ州に
いて、私も何度か彼に会いに行ったことが
あります。
ほんと、心配です!
では、アメリカのabc Newsウェブサイト
より。

いつもどおり、
私の日本語化
< > 内は、私からの補足説明
です。

あのう~~実はダダ洩れで・・・

あのう~~実はダダ洩れで・・・

****************************
Cleanup underway after 400,000 gallons
of radioactive water leakage from nuclear
power plant
The leak was confirmed in November
2022 but revealed this week.
(原発で放射性の水400,000ガロン
<約151万4,000リッター> が漏水、
清掃が進行中
漏水は2022年11月に確認済みだった
が、今週になって公表)

Meredith Deliso記者
2023年3月18日 (現地時間)

ミネソタ州の関連省庁が今週になって発表
したところによれば、昨年秋にミネアポリス
近郊の原発で放射性の水およそ400,000
ガロン <約151万4,000リッター> が
漏れ出し、それら省庁ではその清掃を
監視している。

「何で、あなたが知らせてくれなかったんだよ!?」

「何で、あなたが知らせてくれなかったんだよ!?」

<ミネソタ州の中心都市であるミネアポリス
から北西60㎞ほどの位置にある>
モンティセロという地域にある、<電力会社
の> Xcel Energy社の原発でこの漏水が
あったのだが、今秋まで公表されなかった。
この電力会社は本部をミネアポリスに置いて
いるが、その主張によれば 「地域住民にも
環境にも、健康や安全面でのリスクがない」
<ので、公表しなかった> そうだ。

この木曜日 <3月16日> にXcel Energy
–Minnesota, North Dakota and South
Dakota社のChris Clark社長が述べた
ところでは、「弊社ではこの事態に包括的な
手段で対応している。今回の漏水では公衆や
環境には危険はないが、弊社では深刻な
事態ととらえ、事態への安全な対処に努めている」

この漏水を発見したのは定期地下水監視
システムで、2022年11月22日に確認
されたと、Xcel Energy社は発表している。
同社は、同日中に州政府ならびにに事態を
通知したとしている。

ミネソタ州の汚染管理庁、保健省、天然
資源省では同原発での清掃作業を監視して
いる。同原発は、ミネアポリスの北西約64㎞
の地点、ミシシッピ川沿いにある。

ミネソタ州の汚染管理庁が木曜鵜日に発表
した声明によれば、「この漏水はすでに
止まっており、ミシシッピ川に流入しては
おらず、飲用水源の汚染も見られない。
現時点では、同原発周辺の飲用水用井戸が
汚染されるリスクを示す証拠は見られて
いない」

これも出来てしまうのよね~~

これも出来てしまうのよね~~

Xcel Energy社によれば、今回漏れ出した
水には各種濃度のトリティウムが含まれて
いるが、これは原発で発電をする際に発生
する副産物で、低レベルの放射線を発する。
今回の漏水中のトリティウムは、アメリカ
原子力規制委員会の定める安全性閾値よりも
低い。同社によれば、漏水のポンプ回収や
保管、処理を行い再利用してきており、
現時点までに放出されたトリティウムの
約25%を回収済みだという。

同社では25か所以上の井戸の水質監視を
続けているが、その結果からも 「漏水は
すべて原発敷地内に収まっており」、周辺の
飲用水には検出されていない、との判断である

Clark社長によれば、「弊社では引き続き、
影響を受けた恐れのある水すべてを回収して
処理するとともに、周辺の地下水も定期的に
モニターしていく。地域の地下水の専門家
たちとも今後とも協力、州並びに連邦の関係
規制諸機関や地元コミュニティとも密接に
協力して、修復に努めていく」

州の関係省庁もデータを検討しており、それ
には井戸水のサンプリング検査の結果も
含まれる。同時に清掃作業を監視していると
ミネソタ州の汚染管理庁は発表している。

ミネソタ州汚染管理庁で土地と戦略
イニシアティブ担当の副コミッショナーを
務めるKirk Koudelkaが声明で述べている
ところによれば、「我々の最優先課題は住民
と環境の保護だ。可能な限り徹底的に今回
の清掃が行われるよう、飲用水の供給に
何ら、あるいは最小限のリスクしか生じ
ないよう、努めていく」

で、いったい何が起きたの?? 私の、昔の20分クロッキー

で、いったい何が起きたの??
私の、昔の20分クロッキー

今回の漏水が発生したのは、2つの建築物
を結ぶ水道パイプでのことだ。水を原発
敷地内の水処理システムに送り、今年春
に水処理の恒久的なソリューションを実現
するまでの間、原発から水が出ないように
していると、Xcel Energy 社は発表して
いる。同社によれば、検査の結果、他の
漏水は発見されていない。さらに件の
漏水したパイプも検査し、「漏水発生の
原因をさらに把握したい」 としている。

トリティウムに汚染された水が漏れだした
場合、その原発内の格納施設に保管され
るか、「トリティウムのレベルが極めて低い
ため、公衆衛生や安全性には影響がない」
と、アメリカ原子力規制委員会は主張
している。
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Watching you!

Watching you!

本 「やかんをのせたら~~」 でたびたび
述べてきた通り、核発電は核兵器・核軍事と
不可分です。そして軍事といえば、機密が
付きまといますよね。
この構造自体からも、各発電には隠ぺい
体質が呪縛のように 「へばりつき」 ます。
私たち反核勢力は、目を見張らせていると
いう任務を帯びているわけですね。

「やかんをのせたら~~」 を今までお読み
くださっている方々ならお分かりの通り、私は
英語と日本語、若干のフランス語でその
「見張り」 をしておりますが、中国語、
ロシア語、北朝鮮語、イラン語、アラビア語
などなどで見張りをしてくださる方々も必要
です
そうした多様な反核タレント (才能) が
協力し合うネットワークができることを、
願っております

3月19日追記
なんで、4か月間も公表されなかったの?

Xcel Energy and state officials share more information about leak at Monticello nuclear power plant – YouTube
のヴィデオでタイムスタンプ 1:55あたりから
しばらく見ると、アメリカNRCの見解として:

Monticello原発では2009年にも似たような
トリティウム入り水の漏出があったそうです。
アメリカで稼働中の原発は57か所あります
が、今までにトリティウム漏れを起こした原発
は少なくても40か所にのぼる、とのことです。
その中の1件として、汚染水が地下水や
敷地外の飲用水に入り込んだケースはない
そうです。
そんなわけで、今回のMonticelloでの漏水
も公表しなかった、ってことでしょうね。
けど~~飲用水にさえ入り込まなければ
いいってもんじゃないでしょう? 土壌は
間違いなく汚染されたわけでして。

まあ、英語のニュースを聞いてわかる方々
は、上のリンク先のヴィデオをご覧ください
ませ。

まったくもう~~ 私のデッサン練習 (Based on Croquis Cafe 200)

まったくもう~~
私のデッサン練習
(Based on Croquis Cafe 200)

 

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