イランのU濃縮、停止中 ~~ イラン外務省が発表
The Times of Israelウェブサイトより
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イスラエルとアメリカによる爆撃の後、現時点でイランの
U濃縮はどうなっているのか?ずっと気になっていたのですが、
ようやくイランの政府そのものが発表をしたようです。
The Times of Israelのウェブサイトより。
私の抜粋・要約・日本語化
< > 内は、私からの補足説明
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イランが、イスラエルとアメリカによる攻撃を受けて以来、
ウラニウム濃縮をできていないと発表
<イランの> Araghchi外相は、イランは必ず濃縮を再開すると
断じている。同時に、それは平和利用のためであると譲らない。
<6月の>12日間戦争に関する見解を報じる会見を、イランが主催。
Jon Gambrellさん
2025年11月16日
イラン、テヘラン発(AP) — イラン外相が日曜日 <16日> に
述べたところでは、イスラエルとアメリカによる攻撃を受け、
イラン国内ではウラニウム濃縮を一切行っていない。
イランを訪れていた Associated Press <AP> の記者からの
質問に答えた発言で、6月のイスラエルとアメリカによる
イランの濃縮施設に対する爆撃以後の同国の核プログラムの
状況に関し、イラン政府からの発表としては最も直接的な
回答をAbbas Araghchi 外相が行ったものだ。
「イランでは、申告していない濃縮活動は行っていない。
すべての核施設は IAEAのセイフガードとモニターを
受けている」とAraghchiは語った。「現時点では、濃縮は全く
行っていない。濃縮施設が攻撃を受けたせいだ」
・・・(中略)・・・
ただし、同外相はさらに「濃縮も含め核技術の平和利用のため、
濃縮を行うというイランの権利は否定しようがない。イランには
その権利があり、その行使を今後も続けていく。アメリカも含め
国際社会はイランのそうする権利を認め、それがイランの不可侵の
権利であること、イランはその権利を決して放棄しないことを、
理解していただきたい」とも述べている。
・・・(以下略)・・・。
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言わずと知れたことなのですが、
「平和利用」でのU濃縮を行う権利を認めてしまう ⇒ どこかの
国がこっそりと「過剰濃縮」をやらかしてしまう
というパターンの現実化はいずれ・どこかで起きてしまうでしょう。
あるいは、秘密裏にテロ組織が濃縮を行ってしまう危険性も。
本気で「平和利用」にしたいのなら、たとえばU濃縮を世界的に
IAEAの独占事業として、ほかには誰もやれないように法的に
徹底してしまうとか。でも、そんなこと、現実に実施できるので
しょうか?できないのなら、核兵器の廃絶とは現実上、核発電の
廃絶を伴うものになります。
そもそも、イランによるU濃縮ばかりが問題にされていますが、
攻撃を仕掛けたアメリカとイスラエルとは、とっくに核兵器を
保有しているわけでして ~~~
一方、イラン側も相変わらず、「60%濃縮Uなんて平和利用の
用途がないものが、なぜイラン国内で見つかったのか??」
という肝心の問題については、説明をしていないですね。

