AFPのウェブサイトより
UN atomic watchdog says found tons of nuclear material at Syria site
現在の政権が核開発を進めていなくても、その前の政権が残した
「核の遺産」が残っている場合がある ・・・ そんな実例ですね。
それにしても、現在のシリア政権は、よく正直にIAEAに申告して
くれました。
IAEA自体のウェブサイトでの公表を探したのですが、2026年
8月19日 JST現在で見つからないので、AFPの記事を私の要約・
日本語化で紹介しますね。
< > 内は、私からの補足説明
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UN atomic watchdog says found tons of nuclear material at Syria site
(IAEA、シリアの施設で何トンもの核物質を発見と発表)
2026年8月19日 JST
国連の核監視機関 <であるIAEA> のヘッドが火曜日 <8月18日> に
述べたところでは、IAEAはシリアで数トンの核物質を発見した。
この7月に現在のシリア政府がIAEAに申告した核施設に存在していた。
<IAEAの> 査察官たちは今回、2か所の核施設を査察した。1つは
デリゾール <というシリアの中央から東部にある町> の施設、もう
1つは「最近になって現在のシリア政権が発見した核物質に関係する
施設」であると、<IAEAと現在のシリア政府による> 合同声明は
述べている。
ダマスカスでの記者会見でIAEAのヘッドであるラファエル グロッシ
は、現在のシリア政権が「勇気ある決断により」発見した <シリア
旧政権の残した> 核施設をIAEAに申告したことを称賛した。この
核施設は <2024年12月に追放された> Bashar-al-Assad 前大統領の
政権が残したものだ。
「問題になっているのは、数トンに及ぶ核物質があって、それを
邪悪な用途にも転用できることだ」と述べたグロッシは、この核物質を
国際的なセイフガード管理 <悪用防止策> の下で管理すると述べた。
グロッシとの合同記者会見でシリアの <現在の> Asaad al-Shaibani
外相は「7月17日、シリア新政府はIAEAに公式の書簡を送った。
そしてまだ申告されていなかった核施設の存在を申告した。これは、
新政府が自発的に決めたことだ。この施設は、以前の政権が残した
ものである」
Shaibaniによれば、技術的な検査の結果としてこの核物質が即危険物と
なることはない。さらにこの物質は「シリア国家の所有のままで、
IAEAのセイフガード システムによって管理される」
・・・(中略)・・・
グロッシによるとIAEAでは長年にわたり、シリアが秘密裏に原子炉を
建設していたのでは、という疑念を抱いていたのだが、今回の発見に
よってそれが証明された。IAEAの人員が「デリゾールの施設に ・・・
配備されているが、そこで発掘や検査の作業を包括的に実施中だ」
昨年IAEAが公表していたところでは、2024年の査察の際に
この現場でウラニウムの粒子を検出していた。
・・・(以下略)・・・
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いったん原子炉だのU濃縮工場だのを作ってしまう(たとえ、
未完でも)と、たとえその政権が消えても、後続の政権に面倒を
かけてしまう ~~ そんな実例ですね。
シリアの現政府がIAEAに自ら申告したのは、ほんとにアッパレ!


