The Ukrainian Newsウェブサイトより
元の英語記事を読みたい方は、ここをクリック
Atlantic Councilによる卓上シミュレーションの紹介を
1回お休みして、
ザポリージャでの局地的停戦と外部電力供給線の修理に
関する記事を紹介しますね。
戦地での出来事の報道については中立性という問題が
つきまとうのですが、本記事はIAEAからの情報をもとに
しているので、まあ中立的なものと見てよいでしょう。
いつもどおり、
私が抜粋・要約・日本語化して紹介
< > 内は、私からの補足説明
***********************************
Temporary truce announced at Zaporizhzhia NPP for repairs
— IAEA
(修理作業のためザポリージャ原発で一時的停戦を発表
— IAEA)
編集: Herasimova Tetiana
2026年1月18日
一時的に占拠されているザポリージャ原発で、修理作業を
行うための停戦が宣言された。1月18日(日)に、IAEAが
そのX(旧Twitter)アカウントで報じた。
この局地的な停戦に応じ、現在ザポリージャ原発では
<外部電力供給線の> 修理が進行中である。
<IAEAの投稿>
「<外部電力供給に> 欠かせないバックアップ用送電線
であるFerosplavna-1 という330 kVの送電線に必要な修理
作業が進行中である。ウクライナのZNPPと送電グリッド
とを接続する送電線だ。IAEAが仲裁した新たな停戦の中で、
それが可能になったと、IAEAのラファエル グロッシ
事務局長は述べている。ウクライナの技術者のチームが
この修理作業を行っており、地上ではIAEAのチームが進捗を
見守っている」と、IAEAは発表している。
・・・(中略)・・・
通信社であるUkrainian Newsが以前に報じたように、
1月16日にIAEAは、ウクライナならびに侵略国であるロシアと、
送電系統の復旧作業のため新たな局地的停戦で合意したと
発表していた。対象となる地域は、占拠中のザポリージャ
原発の地域である。
・・・(以下略)・・・
*******************************************

再掲 使用済み核燃料の冷却にも、外部からの電力供給が必要。
プールからの温排水がややこしいのですが、これは放射性物質を含むので、熱交換器を使って冷却します:
プールの温排水(放射性)⇒ 熱交換器で冷却 (熱を、湖などからの水に交換器経由でうつす) ⇒ 冷めたプールからの水は、プールに戻す + 湖などからの水は湖などに戻す
とりあえずはまず、修復作業が順調に完了することを祈って
おりますが ・・・
そのあと、また戦闘再開 → 再度、送電系統が破壊される
というパターンにならないかと心配です。
原発が軍事標的にされて占拠などされると、どれだけ面倒な
ことになるか。
その実例ですね。
なお、原発には ”停止中であっても”冷却などのために
外部電力の供給が必要(つまり、原発が発電をするため
には、どこか外部から電力を原発に供給する必要があります。
その供給を行う送電線が損傷を受けて外部からの電力供給が
なくなってしまうと、条件次第では最悪メルトダウンと
なってしまいます。
これについては、上の黒いメニューで
付録 w-15) 原発の冷却って? を参照。
